トレインに混じって王子金町市川線を水元公園方面へ北上

ミニベロで200kmブルベを走ってみた[前編]

by saruvera

いつかはブルベを走ってみたい。そう思って装備を整えること数年。Facebook友達のくれよんレンジャーさんに誘われて、とうとう “BRM921東京200 田んぼアート改” にエントリー。キューシートを基にGPSサイコンのルートデータを作成する一方、ワンイチで200kmライドの経験値を積んで開催日を迎えました。
 
スタートでドタバタしないように3:00に起床し、忘れ物がないかチェックした後に軽めの朝食を済ませ、スタート地点の篠崎ポニーランドへ向かって浅草橋を出発。本番で使う脚力を温存するために、軽いギアと高めのケイデンスで京葉道路を東進します。イイ感じに体が温まってきたぞ。

 
篠崎ポニーランドの柵に LIGHTCYCLE Ti451 を預けるこうして篠崎ポニーランドへ一番乗りで到着。LIGHTCYCLE Ti451 を柵に預けてストレッチをしてると、参加者が集まってきました。初対面同士でも、おはようございますと挨拶を交わす雰囲気が良いですね。やがて、くれよんレンジャーさんもフルカーボンミニベロの CARACLE-COZ で会場入り。
 
ブルベスタート前の車検6:45になると車検の開始。ブルベカードを提示して氏名を照合した後、ライトやベルなどの装備品のチェック。車検が済んだら順次スタートして良いとのことで、6:52頃にスタート。労せずして約8分のマージンを得られました。これは大きいぞ。
 
柴又街道を北上する篠崎ポニーランドを後にして、まずは篠崎街道を北上。次いで鹿骨街道を経由して、柴又街道を金町方面へ北上します。序盤は脚力の温存に注力したいところだけど、前走者がストップ&ゴーの加速時に合図なくブレーキを掛けるものだから危なくて仕方ない。追突しないうちに前へ出ることにしました。
 
京成小岩駅前の踏切を渡って金町方面へ件の前走者を抜き去った先で信号が変わったため、後方にいたくれよんレンジャーさんと分断してしまいました。まあ、彼のことだからすぐに追いつくだろうと、京成小岩駅前の踏切を越えて前進。交通量が少ない時間帯なので、負荷が少ない25km/h前後のマイペース走行に専念します。
 
金町浄水場付近の住宅地でコースミスところが、金町浄水場の北側の住宅地でルートミス。正しいルートを走り直すために道を戻り、1kmほどロスをしてしまいました。この間に、くれよんレンジャーさんは先行しただろうな。今度はこちらが追う側になってしまいました。
 
トレインに混じって王子金町市川線を水元公園方面へ北上金町駅の北で王子金町市川線(都道501号)に入ると、信号待ちする集団に追いつきました。この人たちとトレインを形勢すれば、単独走行より楽に車速が上がるぞ。無言ながら一致団結して中川左岸の葛飾吉川松伏線(県道67号)を30km/h前後で北上。
 
通過チェックポイントの東埼玉資源環境組合第一工場ごみ処理施設トレインで車速を上げるあまり全員でルートを外れるミスもありながら、通過チェックポイントの東埼玉資源環境組合第一工場ごみ処理施設に到達。先行してたくれよんレンジャーさんとすれ違います。ああ惜しい。残念ながら、展望台から田んぼアートを見る余裕はありませんな。
 
トレインに加わって元荒川の左岸(県道325号)を北上休む間もなく北越谷駅前へ出て、旧日光街道〜大野島越谷線(県道325号)を北上。信号で止まるときにチェーンが落ちたものの、すぐに復旧して国道16号との交差点で集団に合流。かなりパワフルなトレインで、向かい風をものともせず30km/hで前進。これで脚を使い果たしたかも。
 
東北自動車道を越えて蓮田市方面へ向かうこの集団と信号で分断したため、単独走行で東北自動車道を越えて蓮田市へ突入。オーバーペースで疲労した脚に向かい風が堪えます。大腿筋が痛くてたまらず道端で小休憩。先ほどまでの勢いはどこへやら、DNFが脳裏を過ります。でも、近くに駅はないしなあ……。
 
加須市から鴻巣市へ突入ここでのDNFを仕方なく諦め、できるだけハムストリングスを使うように意識して走行を再開。向かい風のせいで遅々として進まないと嘆きながらも、北根菖蒲線(県道313号)を西走。蓮田市〜久喜市〜加須市を通過して鴻巣市へ突入。PC1のある行田市が近いことに気づき、ペダルを回す気力が出てきました。
 
広がる田園の先に行田タワーが見えてきた痛みが走る脚に冷水を浴びせながら西走を続けるうち、広がる田園風景の前方に行田タワーが見えてきました。あのタワーが建つ古代蓮の里まで行けば、すぐにPC1だ! 赤城山から吹き下ろす強風に抗い、涎を垂れ流しながらペダリング。
 
PC1のセブンイレブン行田下須戸店で休憩と補給を済ませるこうして無様な姿になりながら、どうにかPC1のセブンイレブン行田下須戸店に到達。先行してたくれよんレンジャーさんと合流を果たしました。おにぎりとエナジーゼリーを補給しながらドリンクボトルに給水。脚をマッサージして疲労回復に努めます。
 
昭和橋で利根川を渡って群馬県に突入脚は痛むけど回すことはできそうなので走行を再開。県道364号〜7号を北上し、昭和橋で利根川を渡河。群馬県へ突入すると、田園地帯を東進して東北自動車道の側道へ向かいます。ハムストリングスを使おうと意識しすぎたのか、次第にアキレス腱が痛くなってきて涙が出そう。
 
東北自動車道に沿って館林市を北上館林市に入り東北自動車道に沿って北上を開始すると、後ろにいた700Cロードの人たちが続々とスピードアップ。自分の速度を疑って速度計を見ると27km/hは出てます。何km/hで走ってるんだ、あの人たち。Ti451に装着してる12-28Tスプロケットでは32km/hが限界。彼らを見送ることしかできません。
 
渡良瀬遊水地の北で栃木県へ突入そんな東北自動車道沿いから館林藤岡線(県道57号)に入って東進を続けるうちに栃木県へ突入。そろそろ13:00とあって日差しが強く、めちゃくちゃ暑い。ドリンクボトルも空になったし、次にコンビニを見つけたら迷わず寄ろう。そう思いながら、北関東の乾いた大地を前進。
 
栃木市藤岡町のローソンで休憩やがて突き当たる栃木藤岡線(県道11号)を北上し、藤岡大橋で渡良瀬川を渡った先にファミマを発見。軒先を見れば先行した人たちが休憩してるじゃないの。ここに寄って給水がてらクーリッシュを補給して熱が溜まった体を強制冷却。ああ、生き返る〜。
 
とはいえ、残った走行距離と時間を考えるとゆっくり休んではいられません。PC2まで7.2km!というくれよんレンジャーさんの言葉に追い立てられて走行を再開。PC2のある栃木市岩舟町を目指します。ゴールまでの残距離は約103.7km。この調子で制限時間内に到着できるのか? その顛末は次回[後編]で。
 

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