梅干しを作る過程(梅の塩漬け)で生まれる梅酢は、梅エキスが凝縮された天然調味料。まろやかな酸味で、クエン酸やポリフェノールなどの有機酸をたっぷり含んでます。それを捨てるなんてとんでもない! 梅酢の有効活用を模索した末、“らっきょうの梅酢漬け” を作ることにしました。
らっきょう自体は好物なんだけど、甘酢漬けはちょっと苦手。そこで、酒の肴になる梅酢漬け(買うと高い)を仕込もうという魂胆です。梅と同時期に出回るらっきょうを1kgほど買い込み、下ごしらえを開始。らっきょうは切り口からすぐ芽が出るので、買ってきた日に調理すべし。
らっきょう梅酢漬けのレシピ
らっきょう | 1kg |
粗塩 | 80g(らっきょうの正味の10%) |
ソーダガラス密封ビン | 2リットル容量(下漬け用) |
ソーダガラス密封ビン | 1リットル容量(梅酢漬け用) |
梅酢 | 2カップ |
無水エタノール(器具の殺菌用) | 適量 |
![らっきょうを流水で洗う](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806001.jpg)
![らっきょうの先端を切って皮を剥く](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806002.jpg)
![洗ったらっきょうを新聞紙に広げて乾かす](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806004.jpg)
![らっきょうに粗塩をまぶす](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806005.jpg)
![粗塩をまぶしたらっきょうを密封ビンで発酵させる](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806006.jpg)
![らっきょうをが乳酸発酵して水分と泡が出た](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806007.jpg)
![下漬けしたらっきょうを流水で塩抜きする](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806008.jpg)
![塩抜きしたらっきょうを白梅酢で漬ける](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806009.jpg)
![らっきょうを少し赤梅酢でも漬けてみた](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806010.jpg)
![紅白の自家製らっきょう梅酢漬けを肴に晩酌](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2018/07/shallot1806011.jpg)
梅干し作りの副産物である梅酢を有効活用した “らっきょうの梅酢漬け” で、夏バテ予防とサイクリング後の疲労回復(という名目で晩酌)。先人の知恵から生まれた日本食で、高温多湿な夏を乗り切りたいと思います。ということで、らっきょうを肴にビールをもう一杯。
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