雪回廊を目指す志賀草津高原ヒルクライムは、終盤に突入。平均勾配7.8%の九十九折りを越え、草津白根山の山頂付近・湯釜の外縁部が見えてきました。標高2000m地点に近づくにつれ、残雪も増加。憧れの景色の中を愛車GIOS FELUCAで走るため、ヘタレた脚を回します。
湯釜への入口だった草津白根レストハウスを右手に見ながら前進。この辺りは噴火警戒レベルの引き上げに伴って駐停車禁止区間になったため、このレストハウスも閉鎖されてました
万座道路との分岐点まで続く1km弱の下り勾配を通過し、草津白根山の西面へ。登坂を再開すると、道路脇に雪壁が見えてきました。いよいよ雪回廊の出現か!? と気持ちが逸ります
雪回廊への執念でペダルを回して山田峠を通過、中央分水嶺石碑の前へ。標高2050mを突破して遮蔽物が減ったせいか、寒風が吹き付けるため、ここで再びウインドブレークジャケットを着用
そんな中央分水嶺石碑から450mほど進んだ標高2080m地点で、ついに雪回廊と遭遇! 高さ4m超の雪壁に囲まれた道が続く風景。ここまで約16.2kmの道のりを登坂してきた甲斐があった!
このために背負ってきた45-150mmレンズで、雪壁に佇むGIOS FELUCAを撮影。スノーホワイトとジオスブルーのコントラストが、ほれぼれする美しさだよう(排ガス汚れは気にしない)
雪回廊の撮影に15分ほど費やした後、短い九十九折りを越えて進んでいくと、道路が混雑してきました。クルマで賑わう右手の駐車場を見てみると……
駐車場の脇に、日本国道最高地点の石碑が建ってました。いつの間にか標高2172mに達してたのですね。石碑の前で順番待ちして、他のサイクリストと記念写真を撮りっこ
ここまで来れば、ゴールの渋峠まで残りわずかなはず。記念撮影に15分を費やしたので休息も十分。横手山を臨みながら、緩やかな勾配をラストスパートしますか
そして10:20、群馬と長野の県境に建つ渋峠ホテルへ到着! 同タイミングでゴールしたサイクリスト諸氏と雑談を交わし、記念写真を撮りっこ。GIOS FELUCAを担いで達成感もひとしおであります
渋峠ホテル内の売店カウンターへ行くと、日本国道最高地点到達証明書を販売してました。1枚100円だし、記念に買ってこうっと。6種類あるうちから、この絵柄を選びましたよ
県境に建つ渋峠ホテルは、内部も群馬(喫茶店)と長野(食堂)に分かれました。空腹になってたので、長野側で「高原うどん」を注文。ツール・ド・うどん番外編[最高地点うどん]ですな
おみやげに自家製パンを買って渋峠ホテルを出ると、向かい側に高い雪壁が残ってました。近くの気温計を見たら9℃だものなあ。さて、防寒チェックをしたら草津温泉までダウンヒルしますか
登坂中のサイクリストとハンドサインを交わしながら、志賀草津高原ルート(国道292号)を草津温泉まで一気にダウンヒル。約40分で天狗山第3駐車場へ戻ってきました。うーむ、爽快!
好天に恵まれたおかげで、我身は汗塩まみれ。天狗山第3駐車場から大滝乃湯まで無料シャトルバスが出てるので、ひとっ風呂浴びてくるかな。この日の総走行距離は約36.4km、獲得標高は986mでした。走行ルートはコチラです。そうそう、下山動画で録ったので次回お伝えしますね。
2 コメント
みなさんこの時期 石碑の前でパシャリしてツイートしてましたね
どうもこちらでは
はじめましてですね
いつかは行ってみたいですね!当然ミニベロで(^^ゞ
>まりおさん
コメントありがとございます! 雪回廊が残る5月初旬までが志賀草津高原ルートのおいしい時期だし、日本一高い国道は到達感を味わえますしね。ミニベロで行くと達成感が強いので、いいヒルクライムになりました。関西からだと遠いけど、ぜひ!