ワイドライザーバーと10速化で街乗りスペシャルにした BRUNO SKIPPER は、都心をキビキビ走ってくれる愛いヤツなのだけど、ひとつだけ難点がありました。めちゃめちゃチェーン落ちしやすいんですよ。フロントダブルの105からインナーを取っ払っただけだから、チェーンラインが無理矢理すぎたみたい。

これが我家の BRUNO SKIPPER のクランク部。中古の SHIMANO 105 FC-5700 を、もともとフロントシングルの車両に合うようにインナーを撤去して装着してます。が、ちょい乗りする度に落ちたチェーンを直して手が汚れることに、いい加減うんざりしてきました。

頻繁なチェーン落ちを解消するには、チェーンの横揺れと離脱を物理的に防止しないとダメだな。ということで、ナローワイドのチェーンリング WOLF TOOTH 130 BCD Road Chainrings 52T を導入することにしました。8000円の中古クランクに1万6000円のチェーンリングを装着とか、脳内処理が追いつかない。

WOLF TOOTH チェーンリングのギアをよく見ると、薄歯と厚歯が交互になってるのが分かります。これがチェーンの内プレートと外プレートにぴったり噛み合うことで、チェーンが横方向にズレる力が働いても離れないということですな。まさに狼の牙!

それではチェーンリングの換装作業の開始。まずはチェーンリングボルトを星型の対角線の順番で緩めます。ボルト裏側を8.0mmヘックスレンチで固定しつつ、表側の穴に挿した5.0mmヘックスレンチを回し、全ボルトの固定力が緩んだら1本ずつ取り外し。

チェーンリングを外したことでBB周辺に手が届くようになったので、この機会にクリーニングすることしました。といっても Muc-Off Waterless Wash を吹きかけたペーパーウェスで汚れを拭き取るだけ。室内に充満するチープなチェリー臭と引き換えに、車両はピカピカよ。

チェーンリングを固定するときも、星を描くように対角線ごとのボルトを均等に締めていきます。トルクレンチを使って7.0Nmで締めて完了。KCNC チェーンリングボルト は柔らかいアルミ製なので、なめないように締めるのにちょっと緊張します。ふう。

歯数が53Tから52Tに減ったのでチェーンも1コマ詰めておこうと思ってピンを抜いたものの、新しいピンが1本もないや……。くう、後先を考えない行動! 仕方なく、アサゾーまで行ってミッシングリンクを買ってきました。徒歩10分とはいえ、徒労感が大きいなあ。何だ、この散歩。

ミッシングリンクは専用プライヤーでカチッと挟めば固定完了。たったこれだけのために御徒町まで行ってきたのだ! 今後の運用を考えれば悪いことではないのだけど……。作業する手を止めて、釈然としない自分を納得させることで必死ですわい。

これにてナローワイド化は完了。WOLF TOOTH チェーンリングのデザインの影響で、クランク周りに軽量感がでましたね。そして、このチェーンの噛み具合。しっかりチェーン落ちを解消しつつ、4gの軽量化も果たせたのだから、費用対効果はあるってものです(と自分に言い聞かせる)。

こうしてナローワイド化した BRUNO SKIPPER なんだもの、どうせならサイコンをアウトフロントマウントにしたいな。そう思って Bryton Sport Mount II を調達しました。25.4mmハンドルに使えて信頼性があってお手頃価格のマウントを探したら、これ一択だったんですけどね。

Bryton Sport Mount II はGarmin用とWahoo用のアダプターが付属してる点も購入ポイントですね。というのも、サイコン(Bryton Rider S510)を LIGHTCYCLE Ti451 のRec-Mountsに装着するためにGarminマウント化しちゃってるから。サイコンは複数車両で使いまわせないとねえ。

で、ヘッドライトを装着しようと思って Knog Blinder Mini を探したのだけど見当たりません。あれー? ってなことで、LEZYNE FEMTO USB C DRIVE FRONT に新調しました。小さなボディながらLEZYNEらしいエンジニアードデザインに惚れました。最大光量50Lm、最大ランタイム15時間と、性能も過不足なし。

そんな LEZYNE FEMTO USB C DRIVE FRONT を、付属のシリコンバンドでグリップの根本に設置。こうしておけば、走行中も親指でボタン操作できるってものです。それにしても、Maid in USAのパーツが増えたなあ。まあ、MASH SF風を狙ってるからアリなんだけど。

一方、テールライトは棚に転がってた CATEYE ORB を採用。かつてブルベ用に買ったライトが、こんなところで活かされるとは思わなんだ。光量10Lmで点灯50時間/点滅100時間は、さすがCATEYE。小型で SKIPPER のスタイリングを崩さないところもイイですね。

一通り装備が整ったので試走しようとしたらサイコンが無反応。元々のセンサーの通信規格がBluetoothだったのでANT+にしようと思い、iGPSPORT製を導入したところケイデンスがペアリングせず。不良品ぽかったので返品し、Bryton製に交換したら一発でペアリングしました。試行錯誤に明け暮れた2日間を返せ!

この BRUNO SKIPPER でVelo彩(Cafeミニベロ空主催の自転車ピクニック)に参加しようと思ったものの、フラットペダルで彩湖まで行くのは心許ない。そこで、これまた棚に転がってた CRANK BROTHERS CANDY 1 を導入。再利用パーツだらけのミニベロになってきたな。

こうしてチェーン落ちを阻止する BRUNO SKIPPER のアップデートは、チェーンリングのナローワイド化に止まらず、様々な付加パーツの追加を呼び込むことになりました。1つの改修で済まないところが、ミニベロ沼の怖いところですね。それでも、なかなかの佇まいになったと思うのは、ひいき目ですかね。
5月の連休中に舎人公園まで試走したところ、チェーン落ちは皆無。かなり安心して走れるようになりました。ナローワイド化の恩恵はここまで大きいのかと驚きました。後は荷物を積載して荒サイをどこまで走れるか。それは、Velo彩に行ってきた後のレポートで。





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> 戸田さん コメントありがとうございます。ちょっと心配になりますよね。残念な…