長かったですねえ、2020年の梅雨は。8月に入ってカンカン照りの日が続くようになったので、ようやく梅を干せます。梅を天日で干すには、暑く晴れた日が3連続する日が必要です。そこで8月上旬の3連休、待望の土用干しを決行しました(レシピは[下漬け編]を参照してください)。
さあ、梅雨が明けるのを待つうちに、2カ月も下漬けしてた梅とご対面。下漬けしてた密封ビンを開栓し、重石のビニール袋のしばり口を開け、お玉で水をすくい出します。水量が減ってきたら内側の袋を摘出、次いで外側の袋を摘出。袋が破れたり水がこぼれないよう、慎重に丁寧に
![密封ビンから取り出した梅をボウルに入れる](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008002.jpg)
![赤シソは梅酢を絞って取り出す](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008004.jpg)
![干網に梅を広げて干す](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008005.jpg)
![干網に広げた梅漬け](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008006.jpg)
![1日目の夜は梅を梅酢に戻す](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008007.jpg)
![2日目に再び梅酢から出した梅を干す](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008008.jpg)
![梅酢は茶こしで濾してビンに入れて冷蔵保存](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008003.jpg)
![3日間天日干しをして梅干しの完成](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008009.jpg)
![赤シソは水分が残っていたので塊をほぐして乾燥](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008010.jpg)
![水分が乾ききった赤シソ](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008011.jpg)
![1週間ほど熟成した赤梅干し](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/08/ume2008012.jpg)
それでも、桃のような香りが微かに漂う今年の梅干しは、なかなかの快作になったと自惚れたりして。このまま密閉保存容器で半年ほど熟成させて、塩角が取れるのを待ちます。例年、10カ月目くらいから旨味が増してくるんだよなあ。それまでは、梅酢や赤シソを活用して楽しむとしますか。
ご感想をどうぞ