長かったですねえ、2020年の梅雨は。8月に入ってカンカン照りの日が続くようになったので、ようやく梅を干せます。梅を天日で干すには、暑く晴れた日が3連続する日が必要です。そこで8月上旬の3連休、待望の土用干しを決行しました(レシピは[下漬け編]を参照してください)。
さあ、梅雨が明けるのを待つうちに、2カ月も下漬けしてた梅とご対面。下漬けしてた密封ビンを開栓し、重石のビニール袋のしばり口を開け、お玉で水をすくい出します。水量が減ってきたら内側の袋を摘出、次いで外側の袋を摘出。袋が破れたり水がこぼれないよう、慎重に丁寧に











それでも、桃のような香りが微かに漂う今年の梅干しは、なかなかの快作になったと自惚れたりして。このまま密閉保存容器で半年ほど熟成させて、塩角が取れるのを待ちます。例年、10カ月目くらいから旨味が増してくるんだよなあ。それまでは、梅酢や赤シソを活用して楽しむとしますか。
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