Komatsugawa, Tokyo

江戸川CRで行く松戸レモンライド[後編]

saruvera

松戸で栽培されるレモンを目当てにした江戸川サイクリングロード遡上は、鵜殿シトラスファームで採れたての松戸レモンを購入したことでひとまずの目的を達成。併設カフェでホットレモネードを味わった後、次の目的地 “道の駅いちかわ” へ向かうのでありました(前編を参照)
 
まずは鵜殿シトラスファームからきょうちくとう通りを南下し、西馬橋相川町の交差点からいちょう通りを西走します。そのまま突き当りまで進んだ後、ちょっとだけ北上してまこも池緑地の脇から江戸川CRへ復帰。ここから江戸川の左岸を南下して、市川市の里見公園を目指します。
 

 
まこも池緑地の脇から江戸川サイクリングロードに復帰まこも池緑地の脇からスロープを登坂し、土手の上に設けられたサイクリングロードへ。午前中に苦しめられた北風は止み、むしろ南風が吹いてます。とほほ、今日の風向きはひたすらアゲインストだよ。はるか前方のタワマンあたりが市川駅付近だろうと目見当を付け、せっせとペダルを回します。
 
葛飾橋・葛飾大橋の下を潜って、さらに江戸川CRを南下15分ほど走ると葛飾橋葛飾大橋が見えてきました。いつもは葛飾橋を渡って右岸へ出るのだけど、今日は橋を潜って直進。ゴルフ場やらキャンプ場と化した緑地やらを傍目に南下を続け、左岸CRが一般道と合流する里見公園の北端へ到達しました。
 
国府台・中国分のアップダウンを東進して国道298号へ向かうよし、道の駅いちかわは近いぞ。そんな手応えを、里見公園南面の激坂が瞬殺。公園から東側は、国府台という下総台地の高台なのでした。その東側の中国分も高台で、両地の間にはご丁寧に谷地がある始末。つまりはアップダウンの繰り返しを強いられ、脚が子鹿のように震えております。
 
国道298号の脇にある道の駅いちかわへ到着涙目になりながら下総台地を横断し、国道298号の脇にある道の駅いちかわへ到着。時刻は14:00になるところ。プルプルと窮状を訴える両脚をマッサージした後、空腹を満たすべく施設内へ。地場野菜や千葉県特産品を物色し、次いでランチタイム中の “いちCafe” に入店であります。
 
道の駅いちかわ内のカフェでローストビーフランチを補給いちCafeで注文したローストビーフランチは、女子力が高めなビジュアル。たっぷりのサラダとローストビーフ、小ぶりなパンとバゲット、スープ、ドリンクという内容で990円はお得感あり。とはいえ、こちとら炭水化物を摂取してナンボなので、食後に売店でオニギリを補給しちゃいました。
 
市川橋で江戸川を渡って東京へ突入こうして1時間ほど過ごし、15:00に道の駅いちかわを出発。購入した地場野菜を背負って、市川北IC南交差点から県道264号を南下します。そして突き当たった千葉街道(国道14号)を西走し、市川橋で江戸川を渡って東京都へ突入。市川橋の西詰から江戸川の右岸CRへ入ります。
 
江戸川CRを南下して篠崎ポニーランドへ茜色に染まった空の下、江戸川CRを南下して篠崎ポニーランドへ。まだ15:30だというのに薄暗く、往来する野球小僧の察知に神経を使います。頼むから点灯してくれ。気疲れを覚えながら江戸川CRを脱し、京葉道路を西走して都心方面へ向かいます。
 
京葉道路を西走して新小松川大橋で荒川を渡河そして新小松川大橋で荒川を渡河。この橋は自転車通行帯が幅広かつ車道寄りなので、高所恐怖症でも安心して渡れます。毎度のことながら、恐怖心を抱かずに渡れる橋の事前調査には余念がありません。怖くて車両を押し歩くことになると、少なくとも10分はロスしちゃうもの。
 
夕暮れの中、浅草橋から江戸通りで日本橋へ向かうこうして浅草橋交差点に辿り着くと、目前に迫った我家とは真逆の日本橋方面へ江戸通りを南下。その理由は、背中に忍ばせた松戸レモンにあります。かつて文学青年だったワタクシにとって、レモンといえば梶井基次郎の「檸檬」であり、それは丸善を抜きに終われない旅路なのです。
 
松戸レモンを背中に忍ばせて丸善日本橋店へ到着ということで室町3丁目で中央通りへ入り、16:30に丸善の日本橋店(かつての本店)へ到着。とはいえ、この店にサイクルジャージ姿で入る度胸はありませぬ。今日のところは勘弁してやらあ! ザコっぽい捨てセリフを吐いて、我家へ引き上げるのでした。
 
丸善の平積みになった書籍の上に檸檬を置いてみるその翌日、一般的な服装で丸善を再訪。ポケットには松戸レモン。売物の洋画集を損ねるわけにはいかないので、平積みされた西洋美術史の見本の上に恐る恐る檸檬を据えつけました。“それをそのままにしておいて私は、なに喰くわぬ顔をして外へ出る” ことはなく、すぐに回収しましたが。
 
MARUZEN Cafeで檸檬ケーキを食す梶井基次郎ごっこに興じた後は、MARUZEN Cafeで同作にちなんだ檸檬ケーキを堪能。レモン果皮に設えられた2種類のレモンムースを口にすると、爽やかな香りが鼻孔をくすぐり、ホロ苦さと上品な甘さが渾然一体となったビタースイートな味わいが広がります。
 
梶井基次郎の檸檬を改めて読む帰りがけに丸善で新潮文庫版「檸檬」を購入。もともと岩波文庫版も所有してるけど、ジャケ買いみたいなものです。このカバー装丁に惹かれました。表題作の「檸檬」は、わずか9ページに 厨二病を患ったチー牛 デカダンスとアナーキーが詰まった短編文学の傑作です。未読の方は、ぜひ。
 
こんな後日談も付いた松戸レモンライドの走行距離は約74.6km、走行ルートは[コチラ]です。なになに、どうせ檸檬爆弾を仕掛けるなら京都の丸善まで走れって? それもまた、いつの日かチャレンジしてみたいクエストではありますね。でも、いまは日本橋店でご容赦を。

今回のサイクリングをRelive動画で振り返る


 

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