年末から年明けにかけて、ついに チタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451 へ組み付けるパーツ類が揃ってきました。大きかったのは、ULTEGRA Di2 R8050 のグループセットですかね。ワイズロードオンラインで大安売りしてたのを購入。この機会を待ってた甲斐がありました。
ただし、このグループセットにはDi2の要であるジャンクションやエレクトリックケーブルが含まれてなかったので、年明けにアサゾーで調達。せっかくDi2を組むのだから、一緒にスプリンタースイッチも組み込んじゃえ。新年早々、電装部品の山が築かれた我家であります。
逸る気持ちを抑え、ディーラーマニュアルとにらめっこしながら LIGHTCYCLE Ti451 に組み付ける配線図を描き、全体構成と接続関係を具体的にします。そうそう、エレクトリックケーブル EW-SD50 は余裕のある長さにしてます。余分はフレーム内に収容できるけど、長さが足りないと買い直しになるので。
いよいよ結線。ST-R8050 のブラケットカバーをめくってポート基部を起こし、最上段のポートにエレクトリックケーブルを接続します(ケーブル反対側はジャンクションAに接続)。次に最下段のポートにスプリンタースイッチを接続。スプリンタースイッチを1組しか接続できない仕様は何だかなあ。
フロントディレイラー FD-R8050 に接続するエレクトリックケーブルは、端子後半からケーブル先端にかけてプラグカバーの装着が指定されてます。ケーブルを90°曲げるための処理なんだけど、このプラグカバーの装着に手を焼きました。小さくて力を入れにくいんだもの。
一方、リアディレイラー RD-R8050 は素直な子。エレクトリックケーブル専用工具で端子をプチっと挿すだけで接続できます。そう、エレクトリックケーブルは専用工具(ST-R8050に付属)を使わないと確実な接続ができません。専用工具は別売りもしてるけど、プラ棒にしては高いです。
Di2の仕様に感心したり憤ったりしながら各パーツにエレクトリックケーブルを接続した後、ケーブル反対側の端子をジャンクションAあるいはBに接続して結線が完了。さあ動作チェックをするぞと意気込んだものの、微動だにしません。ああ、バッテリーを充電してないものね。
で、バッテリーの充電方法を調べたところ、専用充電器が必要だとおっ!? なるほど、ジャンクションAに設けられた充電ポートが、見たことのない形状をしてます。こいつはiPhoneのライトニングコネクタ以上にアコギな仕様だ。釈然としない心持ちで専用充電器 SM-BCR2 を買ってきましたよ。ケッ!
そんなバッテリー充電の合間に、各パーツのファームウェアを最新版にしちゃおう。最初のアップデートは対象数が多いからパソコン推奨と聞いたのでSHIMANO E-TUBE PROJECT 公式サイトへ行くと、Mac版アプリが存在しないでやんの。何だ、この扱い。
仕方なくiPhone版アプリを使ってアップデートしたところ、対象がワイヤレスユニットだけだったので短時間で済みました。アプリ自体は明快なユーザーインターフェイスで、迷うことなく使えますね。こんなことをしてる間に、バッテリーの充電も完了したようです。
これで、ようやく動作チェックできるぞ。右STIでリアディレイラー、右スプリンタースイッチでシフトアップ、左STIでフロントディレイラー、左スプリンタースイッチでシフトダウン、どれも正常に動作してますね。ステレオタイプのロボットみたいな動作と駆動音は、下の動画をご覧ください。
ULTEGRA Di2 R8050 動作チェック
さて、電動変速が問題なく動作することを確認できたので、いよいよ LIGHTCYCLE Ti451 に組み付けていきます。そもそもDi2内装を前提としたフレーム仕様だから、ここからはスムーズに進むだろうな。そんな甘い見通しを打ち砕く事態の発生は、次回の[Di2組み付け編]をお楽しみに。
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