猛暑たけなわな7月中旬、ツール・ド・うどん(TDU)第2ステージの開催日がやってきました。曇空と予報されてるけど気温は35℃近くまで上がるみたい。今回の舞台は尾根幹、つまりは苦手なヒルクライム。こりゃあ体力温存のため、スタート地点の調布駅まで電車輪行しようかな。
そう思って準備してた開催前日、まりぽさん@Pocket Rocket Proから連絡。曰く「一緒に調布駅まで自走しようよ」とな。そう言われたら断るわけにゃあいきませぬ。6:30に中野サンプラザ前で合流の約束をして、開催日の朝を迎えました。
6:00に浅草橋の自宅を出発し、蔵前橋通りから後楽園遊園地の南側を抜けて大久保通りへ。どうにか6:30に中野サンプラザ前へ到着し、まりぽさんとの合流を果たします。ここまで約11.7km
小休憩後、6:50に中野を出発。青梅街道〜五日市街道〜人見街道〜東八道路を西走し、野崎八幡前交差点から武蔵境通りを南下して7:40に調布駅の南口へ。中野から約16.2km、本番前に疲れ果てた (;´Д`)
ここで初参加の佐式さん@Progressive CX-162が、カーナビ誤爆により遅刻。予定から50分遅れの8:50にスタートと相成りました。この多摩川原橋を渡れば、いよいよ尾根幹(南多摩尾根幹線)です
矢野口の南武線ガードから約1.9km。稲城福祉センター入口交差点の先で、ついに坂道がお目見え。ここから杜の一番街北交差点までの2.1kmは、平均勾配3.8%の登坂路です。まあ、何とかなるでしょ……
が、その考えは甘かった。あっという間にみんなに置いてかれ、500m先の赤信号にsaruveraだけ引っかかる始末。この間、わずか3分。早くも1人旅体制を構築しちまいました
あとは孤独にペダルを回すだけ。ほぼインナーローに入れっぱなしで、ヒイヒイ言いながら坂を上ったり下ったり。後続車にガンガン抜かれながら、中継地のセブン-イレブン多摩南野店を目指します
きっと、この坂の上にセブン-イレブンがあるはず。そんな期待を抱きながら、いくつの坂を越えて行くのだろう。でも「10km/h以下に落とさないぞ」と、低レベルなノルマを課してヘコヘコと進みます
そんな精神状態だから、セブン-イレブン多摩南野店の存在は砂漠のオアシス級。9:50頃、空になったボトル2本に氷水を満たし、ここで合流してくれたKONさん@GIOS FELUCAと初対面を果たします
15分の休憩を経て4人で再出発。佐式さん・まりぽさんに先行してもらい、KONさんと2人旅であります。この小山長池トンネルを抜ければ、あとは国道16号まで下り勾配ばかりなり
米軍基地の脇を南下して国道16号へ。クルマの交通量が多い道なので、自転車通行帯を走ってみます。幅員は3mと広いけど交差点のたびに段差があるので、路面からの突き上げがキツくて走りにくい……
ともあれ、目的地のカレーうどん屋 咲々まであと2km弱。時刻は10:30を過ぎ、かなり気温が上昇してきました。早くエアコンの効いた店に入ってクールダウンしたいなあ。まあ例によって、そうは問屋が卸さない的な展開が待ってましたが、それは次回の[後編]で。

クリーミーなカレー汁と手打ち讃岐うどんを組み合わせたカレーうどん専門店の咲々は、尾根幹トレーニング常連サイクリストの間で人気の店らしいです![ツール・ド・うどん[尾根幹カレーうどん]ルート](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2017/06/udon1706002.jpg)
ベイシアとかカインズとかフライングガーデンとか、「北関東を走ってたんだっけ?」と錯覚しそうなショッピングモールの風景。ここまで走ってきたこぶし通りは、前方に見える
その先の
それでも公園で1時間ほど過ごし、国道296号旧道から成田方面への市道に出て再び東進。着いた先は
そんな裏門坂(?)を登坂すると、眼下に京成本線沿線の風景が広がってました。これはこれでイイ風景。あと、この坂をなめて登坂しようとしたら、クリートキャッチに失敗して立ちゴケしかけ、脚をサイコンにぶつけて落とすというマヌケ技をやらかしました
で、坂を下って踏切を渡り、
ということで、復路こそ小野田くんのアキバ通い推測ルートを忠実に走ってみようと、京成佐倉駅前から国道296号(成田街道)の西進を開始。これが
ところが、八千代市から西は国道296号の道幅が狭くなり、クルマの脇をすり抜けることもできません。おまけにサイコンが半分フリーズして、走行距離以外の計測ができなくなってるし。こんなんじゃ日が暮れちまうよ、小野田ちゃん!
終わりの見えない渋滞を避けるため、
東京に入った一行は、国道14号から分岐する蔵前橋通りで西進。都内に入った途端に道幅と車線が拡大し、我々の走行速度も上昇。15分足らずで荒川に架かる
その後、亀戸天神の船橋屋でおみおやげを買うというトーゴさんと別れ、saruvera単身でアキバへ向かうことに。といっても、この
そして17:10、秋葉原の
意外に大きながっかり感を抱いたミニベロおやじは、1人トボトボと中央通りの歩行者天国へ。かといって、
そんなわけで17:30に帰宅。コラボ飯の代わりに運動後のSAVASでもしとくか。本日の総走行距離は約116.1km。距離的には問題ないけど、渋滞にハマることを考えると放課後に佐倉〜秋葉原を往復するのは所要時間的にキビシイで小野田くん(CRがあればなあ)
6:50頃、
秋葉原駅を後にした2人は、中央通りを横切って
それでは、小野田くん&鳴子くんに倣って千葉方面へ向かうとしますか。
春日通りの行き止まりから
途中でコンビニへ寄ったりしつつ、8:40頃に
続けて、
さて、9:20頃に船橋駅南で大学生を見送った一行は、
でも、ここまで来れば目的地は近いはず。
ウエストは素うどん+トッピングを選ぶ方式だそうで、”This is 博多うどん” な具というゴボウ天と丸天をチョイス(頼みすぎた)。汁は薄口ながら骨太なアゴだしで、じんわり沁みる味わい。ふんわりもちもち食感の麺は、噛むと中心部に細いけど確かなコシがある。これ、うまいなあ!
雑談を交わしながら食休みしたオヤジ3人は、11:00頃に佐倉市へ向けて走行を再開。
こぶし通りは、蛇行する国道296号をショートカットするように
![ツール・ド・うどん[博多うどん]ルート](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2017/03/TDU17stg01route.png)
ということでリザルトを集計。あ、sambeさんが優勝だ。出場回数もさることながら、DNFが続出した
このリザルトを12月中旬、チーム小輪爺の忘年会で発表。優勝者のsambeさんへマイヨジョーヌを贈呈するとともに、その業績を酔っぱらいオヤジ一同で讃えましたとさ
マイヨジョーヌに袖を通したsambeさんは、ここぞとばかりに
その後、サービスしすぎて力尽きたsambeさんを引きずって浅草橋へ。自転車カフェ
開店時間ジャストの11:30に「
川幅うどんを堪能した後、行田へ帰るというペーターさん(すでに100km以上走行)と別れ、埼玉県道57号を南下して北本市へ。昔話に出てきそうな、のどかな風景の中を走ります
その行き先は、くらたまごさん提案の
荒川CRの近くで醤油醸造所という思わぬ名所に立ち寄れたことで、一行はホクホク顔。土産物を携えて、次の中継地・榎本牧場を目指して桶川と上尾の住宅地を走り抜けます
14:00頃に到着した
てなことで川越線の南まで下り、
カフェ横の納屋に停めてあったVIAマスターの所有車らしきシングルスピード。穴あきディープリム(Eightper製か?)もさることながら、パーツの選択やらワイヤリングやら武骨でカッコイイ
気づけば、もう15:00過ぎ。SADAさん、トーゴさん、くらたまごさんを見送り、荒川左岸CRの南下を再開。冬になると増える工事区間を迂回して、道を間違えながら彩湖を目指します
どうにか16:00頃に
その後はのっちさん、sambeさんと別れながら、
浅草橋の自宅に着いたのは18:30。坂巻醤油店で買った甘露醤油クッキーをかじって糖分を補給しながら、1日を振り返るのでありました。総走行距離は約131.1km、