オーダーフレームとしても、チタン製フレームとしても、LIGHTCYCLE Ti451 は手を出しやすい価格設定です。その裏返しというべきか、装飾は簡素でヘッドバッジすらありません。性能に関係ないとはいえ、顔ともいえるパーツがないのは寂しすぎる。ならば自作するしかあるまい。
アルミ板をレーザーカッターで加工するか、自家エッチング処理するか、3Dプリンタで作るか、カッティングシートで作るか……。いずれにせよ、図版データがないと先に進めません。まずは頭に描いた図版をアウトプットするため、数年ぶりに Adobe illustrator をイジるのでありました。
![チタン製ミニベロのヘッドチューブ](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/titmini2010010.jpg)
![ヘッドバッジの図案をデータ化](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010001.jpg)
![決定稿デザインをベクターデータ化](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010002.jpg)
![土台になるシートの図案もベクターデータ化](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010003.jpg)
![ロゴと土台を重ねたイメージ](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010004.jpg)
![ダウンチューブ用ロゴも作成した](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010005.jpg)
![オンデマンド カッティングシート QUACK WORKS](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010006.jpg)
![アクリル製ラインストーンをヘッドバッジ図案に配置](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010007.jpg)
![元々のカッティングシートを剥がす](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010009.jpg)
![カッティングシートを台紙と圧着](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010010.jpg)
![カッティングシートの位置決め](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010011.jpg)
![ダウンチューブのカッティングシート](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010012.jpg)
![土台と意匠のカッティングシートを重ねて圧着](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010013.jpg)
![ヘッドバッジのカッティングシートを位置決め](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010014.jpg)
![自作ヘッドバッジにラインストーンを接着](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2020/10/badge2010016.jpg)
このフレームをガラスコーテングすれば完璧だな。そう思って、評判の 3Dfit へ LIGHTCYCLE Ti451 を持ち込みました。ところが、ガラスコート剤は塗装表面と化学反応して固着するので、地金だと定着せず保護効果が持続しないとのこと。実際に使用してるコート剤で実証してくれました。
チタンフレームはサビにもキズにも強いので、無理にガラスコーテングする必要なし。走行後に優しく水拭きして WAKO’S バリアスコート で拭き上げるのがベストですよ。そんなアドバイスを社長さんにいただきました。その実直な姿勢に信頼感MAX。ええ、帰宅後すぐに拭き上げましたとも。
ということで、フレームのステッカーチューンと表面処理は完了。いよいよ、パーツの組み付けに取り掛かります。まずはDi2のケーブル配線に先立つ箇所の組付を準備しますかね。
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