Fukiage, Saitama

春の荒サイ花見ライド[後編]

saruvera

吉見桜堤公園の桜トンネルに興奮し、勢いに身を任せて次の目的地へ向かいます。ドリンクボトルに入ったレッドブルのポカリ割りをチビリと飲んで、向かい風が出てきた荒川右岸の自転車道を遡上。御成橋の袂で県道27号を越えて、なおも進んでいくと……。
 
荒川の川幅日本一ポイント御成橋のすぐ上流、河口から62km地点に「川幅日本一」の標識が立ってました。そこまで川が幅広いように見えないけどなあ。と思ったら、川幅とは右岸と左岸の堤防間の距離なんだそうです。うーん、釈然としないなあ
 
桜咲く元荒川を遡上ともあれ、その上流に架かる糠田橋で荒川左岸へ渡り、そのまま県道76号を北上。道端のコンビニで昼食を済ませ、高崎線を越えた先の団子屋の手前から脇道を走り、元荒川の端へ出ました。このまま元荒川に沿って上流へ向かいます
 
元荒川を覆う桜トンネル少し進むと、元荒川の両岸に桜並木が出現。今度は川面を覆い尽くす桜トンネルです。この日は「吹上さくらまつり」が催され、川沿いの道は花見客と酔客だらけ。桜橋の脇の駐輪場にGIOS FELUCAを停め、徒歩で散策するとしよう
 
戦国コスプレなおじさん元荒川の端を、甲冑に身を包んだオジサンが闊歩してました。今日はお祭りだもんね。これは真田氏の武者をイメージしたコスプレだそうで、行田市・忍城の甲冑パフォーマンスにもボランティア参加してるのだとか
 
桜舞う元荒川を進む手漕ぎ船桜橋の袂から手漕ぎの遊覧船が出てました。これは乗ってみたいと聞いてみたら、小学生以下とその保護者が対象とのこと。係のオジサンに「どこから来なすった」と話しかけられ、しばし雑談を交わします。自転車旅は、こういう出会いが多くて楽しいですね
 
荒川左岸を下って東京へ元荒川で40分ほど散策し、15:40頃に東京へ向かって南下を開始。県道76号で糠田橋の手前まで戻り、そこから荒川左岸の自転車道を下ります。ここも菜の花がきれい。去年6月のセンチュリーライドのときと印象が異なる風景に、ちょっと感動
 
夕日に染まる城ヶ谷堤(桜堤通り)の桜そのまま荒川左岸に広がる畑の中を走り続け、北本自然観察公園の北で桜堤通りへ合流。そこで遭遇した城ヶ谷堤の桜トンネルは、夕日に照らされて美しく色付いてました。これまでとは趣きの異なる桜トンネルを通過し、榎本牧場へ向かいます
 
彩湖で日没を迎える16:50頃に榎本牧場へ到着し、お客が引き上げていく中で15分ほど休憩。その後、1時間かけて彩湖へ辿り着きました。トイレ前で休んでる間に日が沈んでしまい、みるみる辺りは真っ暗に。前後のライトを点灯し、慎重な走行を心がけて我が家へ向かいます
 
ところが、GIOS FELUCAに装着してるLEDヘッドライトは、都市部限定のポジション灯レベル(50ルーメン)。真っ暗な荒サイでは何の役に立ちません。特に、彩湖すぐ下流の未舗装区間は、石や穴にタイヤを取られやすいのでキンチョーしました。
 
こんな暗闇の中を走るのは心臓に悪い。心中で「もっと光を~」と叫びながら街灯のある一般道へ。クルマにあおられながら戸田競艇の前をせっせと走り、戸田橋から国道17号を南下して帰ってきました。都内に入った途端に、街の灯りが増えたのでホッとしましたよお。この日の走行距離は約140.4km、走行ルートはコチラです。
 
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