話は3月末の梅見ライドでの出来事。裏高尾から下山して甲州街道を走行中、フロントタイヤのパンクに見舞われました。パンク自体は想定の範囲内として、問題は “予備チューブのバルブ長がリム高に対して寸足らずでエアを注入できない” 事態に陥ったことです。何やってんのかと。
このときは現場近くの自転車店(Bicycle菊輪)に助けてもらったけど、これは単なるラッキー。そもそも所有してる予備チューブは GIOS FELUCA のホイールを想定したもので、バルブ長は34mmと標準的。とはいえ、リム高のあるホイールに適合しないからと死蔵するのは惜しすぎます。妙案はないものか。

方式 | 適合性 | メリット | デメリット |
中継ぎ式 | バルブコアが外れないバルブには使用できない。 | 空気漏れが少ない。バルブエクステンダーを装着した上からバルブを閉めたり気圧調整したりが可能。 | バルブコアが着脱できるチューブにしか使用できず、バルブコア脱着工具も必要。 |
かぶせ式 | バルブコアが外れないバルブにも使用できる。 | バルブコアが外れる/外れないに関係なく使用でき、装着方法も簡単。 | バルブエクステンダーを装着した上からバルブを閉められないので、空気が漏れやすい。 |
シンクロ式 | バルブコアが外れないバルブにも使用できる。 | バルブコアが外れないバルブでもエクステンダーを装着した上から開閉や気圧調整が可能で、装着も簡単。 | やや高価。商品によっては直径が太くて、リムのバルブ穴に入らない可能性がある。 |










ともあれ、バルブエクステンダーによってバルブ長の短い予備チューブが高リムハイトのホイールでも使えるようになり、新タイヤを装着することで転がり抵抗の軽さも取り戻しました。いよいよ走りやすい気候になってきた今シーズンを、がっつり楽しむぞう。
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