ブルベ用テールライトをランタイムで選んだ

saruvera

五輪を直前に4度目の緊急事態宣言。越境しにくさが強まる社会情勢にあっては、先々のブルベ出走を見据えて淡々と準備を整える他あるまい。ということで、前回のヘッドライト2灯化に続いて今回は、テールライト2灯化とヘルメット用セーフティーライトの話であります。
 
多くのブルベ主催クラブが車両レギュレーションで、テールライトは1灯ないし2灯の点灯と、ヘルメット用セーフティライトの点灯あるいは点滅を義務付けてます。夜通し点灯となると充電式は心もとない。テールライトをランタイム(連続点灯時間)で選ぶなら、電池式になりますね。


 
CATEYE TIGHT KINETIC を BBB コンパック に装着saruveraの常用テールライトは、電池式(単4電池×2本)のCATEYE TIGHT KINETIC。上下に流れる点滅パターンと減速感知時にハイ点灯するキネティックモードの併用で、およそ120時間の連続使用が可能です。これに常時点灯テールライトを組み合わせることでブルベ規定をクリアしよう。
 
CATEYE ORB SL-LD160-Rで、ランタイムが長い+軽量+それなりの光量を備えたテールライトとして選んだのが、電池式 CATEYE ORB SL-LD160-R です。CR2032ボタン電池×2個で約50時間の連続点灯。最大光量は10ルーメンと標準的。実測26gと軽量ながら、防水性能はIPX4なので雨天も耐えられるでしょう。
 
CATEYE ORB 点灯CATEYE ORB SL-LD160-R の照射範囲は広めで、光源を間近で直視すると目が眩みます。小さなボディの割に被視認性が高く、安心して後方を任せられるテールライトですね。2灯のうちの1灯としてリフレクター代わりに使う分には、コイツで問題ないでしょう。
 
CATEYE ORB をチタンミニベロに装着CATEYE ORB を自転車に装着するときは、ラバーバンドを巻き付けてフックで固定。台座に角度が付いてるので、シートポストやシートチューブへ装着時に適正な上下照射角を維持できます。サドルバッグの影にならないよう、シートステー根本直上のシートチューブに装着しましたよ。
 
CATEYE ORB をチタンミニベロに装着シートポスト下部にライトを装着できるのは、ホイール径が小さいミニベロならでは。点滅&ブレーキランプの TIGHT KINETIC と常時点灯の ORB というコンビネーションによって、被視認性を夜通し確保できる体制になりました。ブルベでは予備の電池が必携だけど。
 
CATEYE WEARABLE MINIテールライトと同じく後方からの被視認性を確保するヘルメット用セーフティーライトには、やはり電池式(CR2032ボタン電池×1個)の CATEYE WEARABLE MINI を調達しました。LEDが1灯なので強力な明るさはないものの、ランタイムが点灯で60時間、スロー点滅なら550時間!
 
CATEYE WEARABLE MINI 装着パーツいくつか同梱されてる装着用パーツのうち、KASK MOJITO への装着にはラバーボディクリップと短いラバーバンドを使用します。これら一式に電池を含んだ重量は実測14gという軽さ。首への負担を気にすることなく使えます。肩や首が凝りやすい体質なので、この軽さはありがたい。
 
CATEYE WEARABLE MINI をヘルメット KASK MOJITO に装着KASK MOJITO 後部エアアウトレットの中央支柱にラバーバンドを巻きつけて WEARABLE MINI を固定。ラバーバンドがギリギリ届く状態なので、強いテンションが掛かってガッチリ固定されてます。直径33mmのライトは、ヘルメットのエアアウトレットを塞ぐことなく鎮座。
 
CATEYE WEARABLE MINI 電池を挿入とはいえ CATEYE WEARABLE MINI は、諸手を挙げて褒められる代物ではありません。ボタン電池を挿入するLEDモジュールの工作精度が低いのか、不良品率が低くないようです。saruveraも初期不良品を掴んでしまい、何をやっても点灯しないので返品。改めてワイズロード上野店で購入しました。
 
CATEYE WEARABLE MINI をヘルメット KASK MOJITO に装着CATEYE WEARABLE MINI を買うときは、店員さん立ち会いで通電テストをしたほうがイイですね。再購入品は無事に正常稼働しました。ワイズの店員さん曰く、そこそこ初期不良品のある製品とのこと。そういう意味では、リアル店舗でないと安心して買えない迷品です。
 
ともあれ、これでブルベのレギュレーションを満たす尾灯が整いました。ブルベ出走時はテールライトに新品の電池を使用しつつ、予備の電池を携帯することになります。ランニングコストは悪いけど、不意の電池切れを防ぐためには仕方ない。それよりランタイムを優先する運用です。
 

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