あまり使うことがないんですよねえ、ハンドポンプって。パンク時に交換したチューブへのエアー充填は、もっぱらCO2インフレーターで済ませる面倒くさがり屋なもので。念のためジャージ背面ポケットに LEZYNE POCKET DRIVE を携帯してるけど、これまで実戦での出番なし。
そもそも LEZYNE POCKET DRIVE の実質的な限界は85psi/5.8barで、これ以上は重くてポンピングできません。せめて110psi/7.5barは充填できないと意味がないと思い、昨秋に Panaracer BMP-23AEZ を調達しました。ただ、それっきり半年以上も実戦投入してない理由がありまして……。
![ハンドポンプ Panaracer BMP-23AEZ](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108001.jpg)
![ハンドポンプ Panaracer BMP-23AEZ](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108002.jpg)
![Panaracer BMP-23AEZ ワンタッチ口金](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108003.jpg)
![Panaracer BMP-23AEZ と LEZYNE POCKET DRIVE](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108005.jpg)
![Panaracer BMP-23AEZ と LEZYNE POCKET DRIVE](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108006.jpg)
![空気圧を8barにして高圧ポンピングをテスト](https://saruvera.jp/wp-content/uploads/2021/08/pump2108004.jpg)
LEZYNE POCKET DRIVE と Panaracer BMP-23AEZ で、高圧ポンピングにどのくらい差が出るのかを比較してみました。116psi/8barからの “追いポンピング” の重さが伝わるでしょうか。ハンドポンプの選定基準は携行シーンによって変わるので、トレードオフ事項を決めておくべきですね。
ということで日頃のサイクリングは相変わらず、サドルバッグに常備してる LEZYNE CONTROL DRIVE で凌ぐことになるでしょう。ボンベ込みで84gと軽量だし、エアー充填の手間が少なくて済むし。エアー注入量をダイヤル調整できる点も気に入ってます。
優れた性能ながら微妙なサイズ感のために実戦投入できなかったハンドポンプ Panaracer BMP-23AEZ は、ようやくブルベという活躍の場を得ることになりました。性能を活かすのも利用シーン次第ってことですな。まあ、パンクしないのに越したことはないけどね。
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