Sakura Tsutsumi, Saitama

春の荒サイを満喫する花見&野点ライド

saruvera

どうにかシェイクダウンを終えた チタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451 は、より速く長く走れる自転車になるための熟成期間へ突入しました。まずは100km超ライドでの課題を洗い出すとしよう。折しも、例年より早く桜前線が到来中。満開の桜を求めて荒川CRを遡上しますかな。
 
今回の目的地を埼玉県吉見町のさくら堤公園に定め、荒川CRを覆う桜トンネルを目指します。せっかくなので、その桜並木を借景してお茶も楽しんじゃおう。ということで、カメラと野点セットを背負って尾久橋通りを北上。扇大橋北詰から荒川左岸CRへ入ります。


 
キッチンとれたての桜とチューリップコロナ禍で自重してたため、扇大橋から上流を走るのは1年ぶりです。荒サイよ、私は帰ってきた! ドーパミンを垂れ流しながらひとっ走りし、8:00頃にキッチンとれたて前へ。花びらが舞う桜並木とチューリップ花壇のツートンカラーの美しさに、我を取り戻すのでありました。
 
開放感あふれる荒川サイクリングロード左岸を遡上開放感あふれる荒川の風景と冷気のおかげで、心も体も妙に軽やか。とはいえ、あまり浮かれてるとペダリングの乱れを警告するかのようにRIDEA非真円チェーンリングがギクシャクと重くなるので、否応なしに LIGHTCYCLE Ti451 との対話も行われます。ペダリング養成ギプスか!
 
彩湖で チタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451 を停車して小休憩適切なペダリングを意識しながら走行を続け、9:00頃に彩湖へ到達。過去、これほど楽に彩湖まで走ってきたことがあったかな? これぞ体格にマッチしたフレームサイズの恩恵ですね。その一方で、クリートの位置を再調整する必要も感じました。拇指球から外れてる違和感が強い。
 
春霞が立つ荒川総合運動公園北の畑の中を進む彩湖から上流は、マスツーリングを楽しむグループもちらほら。この陽気だもの、みんな走らずにはいられないですよね。荒川総合運動公園の北側に広がる殺風景な畑でさえ、春霞とともに生命の息吹が伝わってくるもの。春が毛穴から染み込んでくる気分。
 
上江橋を潜るトンネルが通行可能になり走りやすくなった川越線の踏切の北で、ちょっとした驚き。長らく工事中だった国道16号(上江橋)を潜るトンネルが通行可能になってる! その北側は土手下に舗装されたサイクリングロードが整備され、高い煙突が目印の西貝塚環境センターまで続いてます。開平橋の南側も整理されてるし、やるなあ国土交通省。
 
榎本牧場でジェラートを食べながら休憩おかげでアクセスしやすくなった榎本牧場へ9:50頃に到達。果肉たっぷりな “岸井農園のいちご” と、滑らかな口溶けの “ルビーチョコ” のダブルカップで、お約束のジェラート休憩であります。キーンと染みるコメカミをいたわって食べるうちに50分近くも費やしてしまった……。
 
樋詰橋で荒川を渡って右岸の荒川サイクリングロードへ重い腰を上げて榎本牧場を後にしたsaruveraは、樋詰橋で荒川を渡って右岸のサイクリングロードへ向かいます。走行距離が50kmを超えたあたりで、ようやく LIGHTCYCLE Ti451 は前荷重を思いっきり意識して乗ると走りやすいことが分かってきました。楽に乗ることを許さないミニベロだな。
 
レインボー埼玉から北の荒サイは菜の花が満開レインボー埼玉の南から、菜の花に覆われた右岸サイクリングロードへアプローチ。淡々と走れる状況下のクルージングは、ST-R8050の細身なブラケットとブラケットスイッチ変速が功を奏しますね。ただ、リアのシフトアップ中に5枚目あたりでバラつきが出るので、また調整しないとなあ。
 
満開のさくら堤公園の入口に佇む チタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451そして11:00過ぎ、さくら堤公園の入口へ到達。2年ぶりに荒サイを覆う満開の桜トンネルと遭遇できました。この風景こそ、春の荒川サイクリングの醍醐味。1.5kmほど続く桜トンネルには歩行者も多いので、極低速で走行しながら1年で数週間だけの景色を堪能しますか。
 
さくら堤公園の北端で桜と菜の花を愛でながら野点に興じるそんな桜トンネルを通過した先で LIGHTCYCLE Ti451 を降車し、菜の花が咲き乱れる土手に腰を下ろして野点の準備を開始。桜並木と菜の花を愛でながら、茶湯に興じるのでありました。安茶なれども至福の一服。いやあ、贅沢な時間の過ごし方だ。
 
高尾橋で荒川を渡って左岸の高尾さくら公園へ向かう一服した後は、高尾橋を渡って再び荒川の左岸へ。橋の東側にある丘陵を上って、高尾さくら公園へ向かいます。が、駐車場の混雑ぶりに危険を感じ、立ち寄ることを断念。そのまま桜堤通りを南下して、榎本牧場まで戻ることにしました。
 
猿田彦大神(北本七福神の福禄寿)の1本桜桜堤通りを走ってると、ノスタルジックな片田舎の風景が続きます。40年くらい時間が止まってるような景観は、妙に心が温かくなります。中でも大好物は、猿田彦大神(北本七福神の福禄寿)の1本桜。今年も出会うことができました。
 
榎本牧場から県央ふれあいんぐロードで開平橋まで南下こうして13:00頃に戻ってきた榎本牧場は、結構な混雑ぶり。この時間帯では仕方あるまい。すぐに離脱し、久しぶりに県央ふれあいんぐロードで開平橋まで南下することにしました。相変わらず幅狭なうえに直角カーブが多くて走りにくい。そして、右足首のアキレス腱が痛くなってきた……。
 
彩湖トイレ小屋の前に チタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451 を停車たかが80km程度でアキレス腱が痛くなるってことは、ペダル下死点で脚が伸びきってるのでしょう。少しサドル高を低くしないとダメですね。次第に強くなる向かい風に、ペダルを踏む足首の痛みも増すばかり。半べそになって彩湖まで戻ってきました。ああ、もう14:30過ぎじゃないか。
 
その後も荒川峠に泣かされながら、16:45頃に浅草橋の我家へ帰宅。この日の走行距離は約120.1km、走行ルートは[コチラ]です。後半はボロボロになったけど、はじめて LIGHTCYCLE Ti451 で100km超を走ったことで課題と改善点が見えました。

  • ペダル下死点で脚が伸びきる → サドル高を2〜3mmほど下げる
  • クリートが拇指球から外れる → 位置を1〜2mmほど前進させる
  • リア5枚目への入りがイマイチ → リアディレイラーの再調整
  • ペダルを踏み疲れる感じがする → 正しいペダリングを習得する
  • シンクロシフトのインナーへ落ちる挙動に慣れない → シンクロ機能オフ

こんなところを煮詰めて、次はヒルクライムを試してみます。行き先は、物見山にしようか、大垂水峠にしようか、それとも尾根幹か。いつの間にか体重が増えてたので、己のパワーウェイトレシオも改善しないとなあ。おのれ、コロナ太りめ。

今回のサイクリングをRelive動画で振り返る


 

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