PK. Monchhichi

モンチッチ聖地巡礼ポタ

saruvera

サイクリングのルートを引くためにGoogleマップを下見してたら、荒川サイクリングロードの下流部付近に “モンチッチ公園” という謎のスポットを発見しました。懐かしいと思いながらも、なぜ荒川の近くにモンチッチ?という疑問が止まらず調べてみると……。
 
この公園の敷地は近くにあるモンチッチ製造メーカー(セキグチ)の工場跡地で、その縁から近年はモンチッチが葛飾区観光広報キャラになってるそうです。しかも新小岩駅駅周辺は、モンチッチに会える街を訴求。おもしろそうなので、これらモンチッチの聖地を巡るポタリングへ出かけてみますか。

 
江戸川CRに向かって蔵前橋通りを東進まずは浅草橋から蔵前へ出て、蔵前橋通りを東進。江東新橋で旧中川を渡り、その先の平井大橋で荒川を渡り、新小岩駅を素通りしてさらに東へ。実は最初に “ある目的” を果たすため、江戸川サイクリングロードの入口がある市川橋の西詰へ向かうのでした。
 
江戸川CRを遡上して柴又観光案内所へかくして市川橋西詰から江戸川CRを3.2kmほど遡上し、柴又公園の北から一般道に出て柴又駅前へ。最初の目的地は、駅前商店街の一角にある柴又観光案内所であります。軒先に寅さんの姿はあれど、モンチッチと何の関係があるんじゃい。いやいや早計するなかれ。
 
柴又観光案内所でモンチッチのマンホールカードを入手柴又観光案内所でのミッションは、このマンホールカードを入手することにあるのです。案内所の方に声を掛けると、手渡してもらえますよ。実際のモンチッチマンホールは新小岩駅前にあり、同じ葛飾区内とはいえ随分と離れた場所でカードを配布してるなあ(直線距離で約4.7km)。
 
立石の街並みはノスタルジックともあれ、次なる聖地・新小岩駅前へ向かうとしよう。高砂方面へ西走して環七を越え、青戸から道なりに亀有新道へ。そして立石からノスタルジックな街並みが続く奥戸街道を西走し、四つ木の奥戸街道入口交差点を左折。新小岩に向かって平和橋通りを南下します。
 
新小岩駅北口広場のモンチッチ銅像こうして到達した新小岩駅の北口広場は、あちこちにモンチッチの銅像やモニュメントが設置されてました。なるほど、モンチッチに会える街を謳うだけはありますね。その周囲にパチンコ屋が居並ぶ景観は、いかにも新小岩らしいけど。
 
新小岩駅北口広場のモンチッチマンホールそんな新小岩駅北口広場の駅舎寄りに、モンチッチマンホールを発見。マンホールカードと同じ絵柄が描かれてます。ちなみに、新小岩駅周辺には合計10個のモンチッチマンホールが設置されてるそうです。あと、モンチッチのラッピングバスが運行されてましたよ!
 
中川左岸に沿って新荒川葛西堤防線を北上さて、次は新小岩駅前から平井大橋の足元へ進み、中川の左岸に沿って新荒川葛西堤防線を北上。やがて前方に、上平井水門や首都高かつしかハープ橋が見えてきました。その上流に掛かる上平井橋を左手に見ながら進むと、土手下にカラフルな公園が現れます。
 
上平井橋の近くにあるモンチッチ公園の入口この地こそ、かのモンチッチ公園であります。エントランスや中央花壇はもちろん、噴水や遊具までモンチッチだらけ。小規模ながら徹底してます。それでいて商業主義なテーマパークとせず、心安い公園として整備したことに好感。こういうのでイイんだよ。
 
モンチッチ公園のベンチにはモンチッチが座ってるなお、モンチッチ公園は自転車の乗り入れ禁止です。暑さがキツくなってきたので移動しますか。セキグチ本社屋を見ながら中川沿いを進んで平和橋通りに出た後、少し南にある天祖神社前交差点を左折。東新小岩と奥戸を結ぶ裏街道を東進します。
 
カフェバーzeroyaゼロ屋の店構えすると、みのり商店会の北端で “ゼロ屋” というカフェバーに遭遇。自家焙煎珈琲と自家栽培野菜を使った料理が、近隣住民に愛されてる店のようです。ジャークチキンなど中南米テイストな品々が、実に夏らしい旨さ。陸の孤島にこんな良店があるとは。
 
ゼロ屋のスペシャル珈琲ミルクかき氷ここで火照った体を冷やそうと、スペシャル珈琲ミルクかき氷を注文。ふんわり削った氷に、自家焙煎珈琲で作ったシロップの深い風味が効いてます。トッピングの珈琲ホイップは軽く、エスプレッソ粉末のホロ苦さも心地いい。コーヒー好きには堪らない氷菓ですぞ。
 
木根川橋で荒川を渡って墨田区へさて、クールダウン後は西井堀緑道を北上し、奥戸三丁目から再び奥戸街道を西走。そして、四つ木から木根川橋で荒川を渡って八広中央通り〜四ツ目通りで押上へ出た後、浅草通りを西走して浅草寺門前のメトロ横丁へ向かいます。
 
浅草のトイステラオ2号店メトロ横丁の一角にあるトイステラオ2号店が、今回のラスト巡礼地。最新作からレア物まで、あらゆるモンチッチを扱う世界的に有名なモンチッチ専門店であります。ご主人夫妻と聖地巡礼のあらましを会話した後、小さなモンチッチちゃんを購入してポタリングを締めくくるのでした。
 
モンチッチちゃんと浅草雷門葛飾区はセキグチをはじめ、セルロイド工業に端を発する玩具メーカーが多い地域。その地を巡ったポタリングの終焉地は、問屋出自の玩具メーカーが集まる浅草界隈でありました。ちょっと因縁めいた聖地巡礼を象徴しようと思い、雷門を背景にモンチッチちゃんを撮影。
 
ということで、蔵前を起点にしたモンチッチ聖地巡礼ポタリングの走行距離は約38.2km。走行ルートは[コチラ]からダウンロードできます。短距離ながら意外な発見が多く、楽しいライドになりました。夏の午前中、サクッと走ってみてはいかがでしょうか。

今回のポタリングをRelive動画で振り返る


 

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