クールに防御だ!熱中症と夏コロナ[ボトル編]

saruvera

今夏は猛暑になるそうで、特に7月中旬から厳しい高温が続くといわれてます。飛沫感染を防ぐために口元を覆ってると体に熱がこもって、ただでさえ暑苦しい&息苦しいのになあ。例年より熱中症リスクが高くなるので、サイクリング時の熱中症対策も万全を期さねば。
 
熱中症対策の基本は「水分や電解質の補給」と「積極的な体の冷却」です。吸収効率がいいので愛飲してるパワープロダクションCCDドリンクの補充がてら、昨年モデルチェンジした CAMELBAK ポディウムチル と シャワータイプ リプレースメントキャップ も購入しちゃいました。


 
CAMELBAK ポディウムチル を刷新ドリンクボトルは吸わずに飲める CAMELBAK に限りますな。疲労したときこそ、軽く押すとドリングが出る機能をありがたく思います。手前から、新型ポディウムチル、新発売のシャワータイプ リプレースメントキャップを装着した旧型ポディウムアイス旧型ポディウムチル。容量は全て620mlです
 
CAMELBAK ポディウムチル 新型と旧型を比較今さら感が強いけど、新旧ポディウムチルの本体形状を比較。旧型は親指の腹の引っかかりを意図したものだったけど、新型は5本の指先の引っかけやすさを狙ったように見えます。実際、逆手での指先のホールド感が増し、視認せずにボトルケージへ抜き差しできるようになりました。ちょっと感動
 
CAMELBAK ボトル用キャップ 形状比較新型のキャップは開閉ロックの操作性が向上したけど、短くなった飲み口には慣れが必要ですね。内側はジェットバルブが3ピース構造になり、分解洗浄できるようになりました。シャワータイプキャップの飲み口はおまけ的な短さで、内側は8つのシャワー孔へ均一に水を回せる貯水構造
 
CAMELBAK ポディウムチル 旧型旧型ポディウムチルを思いっきり握ると、バシュッという音とともに約120ccの水が飛び出します。とはいえ、走行しながら口に含む水量は、その半分くらいで十分。本体が柔らかいので、握る力で水量を調整しやすいことが重宝します。思いっきり握るのは、口をゆすぐときや体にかけるときくらい
 
CAMELBAK ポディウムチル 新型一方、新型ポディウムチルを思いっきり握ったときの水量は約70cc。走行中にチビチビと水分補給するには必要十分ですね。ただ、本体が旧型より固いので、水量のコントロール性は劣ります。旧型がアナログ的だったのに対し、新型はデジタル的という感じ。噴出する水勢は大差なく良好です
 
CAMELBAK 新型キャップ シャワーモード次はシャワータイプ リプレースメントキャップ。シャワーモードで思いっきり握ったときの水量は約50ccでした。動脈が走る首や太ももに水をかけることが目的なので、この節水ぶりはありがたいですね。体温を下げたいと思ったとき、躊躇することなく広範囲を一気に濡らせます
 
CAMELBAK 新型キャップ ドリンクモード反面、ドリンクモードにして思いっきり握ったときの水量は、約110ccと豪快です。ただし飲み口が短いので、飛び散って飲みにくい。あくまでも飲用ドリンクが尽きたときに、臨時で使う補助的な機能と考えるべきでしょう。真水に限定しないと、あちこちベタベタになって後悔しそう
 
CAMELBAK 新旧ポディウムチルと旧型ポディウムアイス最後に保冷力を検証してみます。各ボトルに氷塊30gと水200ccを入れ、気温28℃のベランダでエアコン室外機の上に放置。当初1.7℃だった水温は2時間後、旧型ポディウムチルが3.2℃、新型ポディウムチルが3.1℃、旧型ポディウムアイスが2.0℃になってました。そこまで明確な差は出ず
 
とはいえ、ポディウムチルやポディウムアイスには、中身を入れたまま冷凍できる利点があります。サイクリング前夜に冷凍庫へ入れとけば冷たさ長持ち。新型ポディウムチルはCCDドリンク専用とし、シャワーキャップ+旧型ポディウムアイスは体にかける氷水専用として使い分けます。
 
これで熱中症対策の基本である「水分や電解質の補給」と「積極的な体の冷却」の準備は整いました。あとは、できるだけ呼吸しやすくて体熱発散もできるマスクやネックゲーターの用意ですね。冷感作用のある製品が増えてるので、いくつか検証してみよう。次回[マスク編]に続きます。

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