購入3年目にして現役を退くことになったKNOGナックルグローブに替わる冬用グローブとして、GOLDWINサミットウインターグローブを入手しました。いくつもの製品を試着した中で、最も操作性に優れていると感じられたことが購入の決め手です。
いかにも「スポーツするぞ」というシルエット。ハンドルグリップ時を想定した立体裁断のおかげで、フィット感は良好です。内部の素材は光電子フリースで、薄手の割に防風・保温性は高く感じられます。ちなみに甲部はリフレクターになってます
手のひら側の素材は、加工を施した羊革。とても薄くて柔らかく、ダイレクト感が気に入りました。ただし衝撃吸収パッドはありません。また、シフトやブレーキなどのレバー操作に用いる人差指・中指・親指の先端には、滑り止め加工が施されてます
袖口のベルクロは甲側に設けられてます。これなら手を握るときに腱が張っても、ベルクロが剥がれることはないでしょう。このことは夏用オープンフィンガーを2年以上使って経験済み。グローブのベルクロ位置は甲側に限ります
薄くて操作性が高いのに、指先まで寒くない。高価なだけあって、よく考えられた機能的な製品です。理想的なグローブに出会えたように思えるけど、デザインがレーシーなので「颯爽と走らないといけない気がする」と自分を追い込みそう……。
2 コメント
こんにちは。
冬用のグローブはPEARL IZUMIの0℃までの対応をうたった7218 ウィンドブレーク サーモ グローブというのを使ってますが、深夜2~3℃の中で1時間も走ると指先が凍りそうにかじかみます。
スキー用のフリース素材のだと暖かいけど、しばらく走ると汗ばんで中が汗でグチョグチョになって不快でした。
こちらのグローブは写真だとかなり薄手に見えますが、外気温で何度ぐらいまで使えますか?
>まりぽさん
冬の深夜の走行は、指先がかじかんで痛くなりますよね。
GOLDWINサミットウインターグローブは5℃を想定しているので、
厳寒期の深夜に長時間走行には、あまり向いてません。
あくまで操作性を重視した作りになっています。
ただ、内装に採用してる「光電子」という素材は保温性だけでなく
水分が蒸発しやすくドライな状態を保つので蒸れにくいですね。
http://goldwinwebstore.jp/shop/u_page/kodenshi/
同社の製品で最も耐寒性に優るのはウインターグローブです。
http://goldwinwebstore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=GWB-481_BW_M&CD=FW110639&WKCD=FW110639
内側にポリエステル綿を詰め、内装は光電子起毛トリコットなので
おそらく、まりぽさんのニーズに叶う耐寒性だと思いますよ。
お店で試着してみてはいかがでしょうか?