BRUNO SKIPPER ブルホーン化+10速化[準備編]

saruvera

最近、相方が所有するミニベロ BRUNO SKIPPER の稼働機会がなく、うっすらホコリを被ってきました。なぜ乗らないのか聞くと、クルマに接触してから怖くて乗る気が起きないとのこと。不憫に思いながら BRUNO SKIPPER を洗車するうちに、どうにも良からぬ考えが湧いてきました。
 
乗らないんだったら、好きにイジっても許されるよね。夏休みの工作よろしく BRUNO SKIPPER をカスタムしちゃえ! 性能が向上すれば相方も乗るだろうから無問題だよね。ということで、10速化を兼ねてハンドルのブルホーン化も計画。予算を4万円とし、ちびちびと部品をかき集めた次第であります。


 

BRUNO SKIPPER 要カスタム箇所

BRUNO SKIPPER 2011年型カスタムする前に、現状の BRUNO SKIPPER を撮影。ちょっとオシャレ風味で、5km以内のちょい乗りに向いた406ミニベロです。購入後の変更点は、タイヤ(Panaracer MINITS LITE PT)、ペダル(トゥクリップ装着)、サドル(SELLE ITALIA Sportourer FLX Lady Gel Flow)といったところ
 
BRUNO SKIPPER の ハンドル周りBRUNO SKIPPERの幅広なフラットバーハンドルは、ミニベロにありがちな前輪のふらつきをカバーしやすい反面、上半身の自由度が少なくて長距離走行に不向き。そこで、前傾姿勢を取りやすいブルホーンバーに換装しちゃおうと思います。端的に言えば、ブルホーンにしてみたいだけです
 
BRUNO SKIPPER 標準装備の レボシフトブルホーン化に伴って、標準装備のレボシフトも変更しなければなりません。使い慣れてる相方には申し訳ないけど、カチカチという操作音の割にシフトチェンジがカッチリ決まらないので、以前から変更したかったんですよね。これ幸いと、サムシフターに換装しちゃいますぜ
 
BRUNO SKIPPER スプロケットはALIVIO(SC-HG30)、リアディレイラーはRD-2200せっかくなので走行性能の向上も狙います。やたらワイドレシオで使いにくい8速スプロケットSC-HG30は、10速スプロケットに交換。合わせてリアディレイラーRD-2200も、10速対応のものに変更します。ついに BRUNO SKIPPER を10速化するときが来たッ!
 
BRUNO SKIPPERの53Tシングルクランクずっしり重くて回転も渋いBBは、絶対に交換したかったパーツ。剛性・軽量性・回転性能・コストのバランスで考えれば、やはりホローテックIIでしょう。そうなると、既存のスクエアテーパーBB対応クランクセットも交換対象ですね。ついでに、もっさいチェーンガードもおさらば
 
BRUNO SKIPPER カンチブレーキカンチブレーキは、そのままでイイや。今のところ制動力に不満ないし。調べるとSHIMANOのVブレーキ用シューを使うと制動力が向上するようなので、ひと通りイジり終わったら試してみようかな。とりあえず、サビたボルト類はピカールケアーで磨いとくか
 
サドルはSELLE ITALIA Sportourer FLX Lady Gel Flow に交換済このサドルは相方がお気に召さなくなったようで、もっと痛くならないものに替えてとリクエストされてます。女性用で高評判なサドルといえば、SPECIALIZED POWER W/MIMIC COMP SADDLE か。あれ高いんだよなあ。買ったら予算オーバーしちゃうぞ……

カスタム用に集めたパーツと工具

ブルホーンハンドル、エアロブレーキレバー、サムシフターまずはハンドル周り。ブルホーンバーはNITTO RB-018で、相方の体格を考えてハンドル幅は380mmをチョイス。これに組み合わせるブレーキレバーはPROMAX 159A エアロレバー。シフトのDIA-COMPE ENE サムシフターはノーインデックス式だけど、じきに慣れるでしょう。パワーラチェット付きだし
 
コンポーネントは中古の5700系105をかき集めたドライブトレインは、中古品の5700系105をかき集めました。クランクセットはFC-5700 53-39T、スプロケットはCS-5700 12-25T、フロントディレイラーはFD-5700、BBだけは新品のSM-BBR60です。リアディレイラーは昨夜、RD-5701-SSをヤフオクで落札。これで合計1万円以下!
 
BB交換用の工具今回はじめてBBを交換することになるので、専用工具も調達しました。手前左からコッタレスクランク専用工具TL-FC10、スクエアテーパーBB脱着工具TL-UN74-S、ついでにオクタリンク式クランク外しアダプターTL-FC15も購入。一生のうち数回しか使わないと思うけど
 
もともと8速だったスプロケットを10速化およそのパーツがそろったところで、フリーボディに10速のCS-5700を装着できるかテスト。装着できない場合、フリーボディまたはリアホイールの交換になるので緊張します。最初に1.0mmスペーサー、次に21-23-25T、そして19Tを装着。ところが次の17Tが溝に合わず入りません。うおー、何でだー!?
 
これは不適合ってヤツなのか。やはり、8速スプロケットを装着してたフリーボディに10速スプロケットを組むのは無理なのか。だったら、フリーボディの外側だけ交換すればイイのか。でも商品番号が分からん。答えが見えなくてTwitterで教えを請うたところ、フォロワーの富夢さんから返信。


10速スプロケット CS-5700 を装着いやいや、そこまで迂闊じゃないですよ。苦笑しながら17Tを裏返してフリーボディに差したら、苦もなく装着できました……orz  ああ、オレってやつは本当にサルだな。スプロケットの交換なんて何度も経験してるのに、こんなミスを犯すなんて。ってことで、追加支出なくCS-5700を装着できました
 
スタート早々からこの調子で、無事に BRUNO SKIPPER のカスタムを完遂できるのだろうか。前途多難か、はたまた塞翁が馬なのか。周囲をやきもきさせながら、次回の[ドライブトレイン編]へ続きます。もうしばらく、お付き合いくださいまし。

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