レモン果実酒を仕込むよ

saruvera

スポーツ後の疲労回復にはレモンが効果的。だからホラ、昔からマンガで「センパイ、アタシが作ったレモンのハチミツ漬けを食べてください♥」なんて展開があるわけで。まあ、そんな甘酸っぱい話は四十路オヤジにゃ無縁なので、自分でレモン果実酒を作りますよ。

saruvera式 レモン果実酒のレシピ

レモン(防カビ剤不使用)1.5kg
氷砂糖200g(レモン重量の12%)
ウオッカ(ウヰルキンソン 50°)720ml × 2本
ソーダガラス密封ビン4リットル容量
無水エタノール(器具の殺菌用)適量
コアントロー1oz(約30ml)※2018.11.18追記


 
防カビ剤を使ってないレモンを購入果実酒にはレモン果皮も使うので、材料は国産レモンがベスト。でも、高すぎるんだよなあ(2個298円だった)。しばらく値下がりする気配を伺ってたら、防カビ剤不使用のノンケミカルなニュージーランド産レモンが店頭に並んだので、がっつり買ってきました
 
ぬるま湯とたわしでレモンを洗う防カビ剤不使用とはいえ、果皮はよく洗ったほうが安心ですね。ぬるま湯にレモンを20分ほど浸した後、清潔なタワシで丹念に果皮をこすり洗い。力を入れる必要があり、結構な重労働です。最後にぬるま湯で洗い流して、しっかり水気を切ります
 
レモンを半分に切って皮をむくレモンは横半分に切ってから、果皮を切り落とします。白いワタ(中果皮)はリモノイドという苦味成分をたっぷり含んでるので、果皮と一緒にズバズバと切り落としちゃいます。色と香りを付けるために加える4個分の果皮も、ワタを削ぎ落として薄々に
 
レモンと氷砂糖を交互に重ねる次に、アルコール消毒した保存ビンへ、下処理したレモンと氷砂糖を交互に重ねながら入れてきます。とはいえ、今回のレシピでは氷砂糖を少量しか使わないので、ほぼレモンを入れるだけですな。作業中、さわやかな香りが鼻孔をくすぐり、とても清々しい気分になってきたよ
 
ウヰルキンソン・ウオッカ 50° を2本使用そして、今回の仕込み酒の登場。今回は ウヰルキンソン・ウオッカ 50° を2本使います。果実酒は、氷砂糖がじっくり溶けるときの浸透圧で果実エキスを浸出させるのがセオリーだけど、ドライに仕上げたいので、糖分ではなくアルコール度数の高い酒でエキスを浸出させようという目論見です
 
レモンを入れた保存ビンにウオッカを注ぐということで、レモンを入れた保存ビンへ50°ウオッカを注ぎ入れます。ウヰルキンソン・ウオッカは品質の割に安いので、果実酒を作るのに助かりますね。50°を扱ってる店が少ないので、Amazonでポチりましたが。懐に余裕のある人は、アブソルートでもストリチナヤでも豪快に使ってください
 
レモン果実酒の下ごしらえが完了一晩でこんなに色づきました。高アルコール様々ってとこでしょうか。やさしい黄色に心ひかれて保存ビンのフタを開けると、さわやかな柑橘らしい香りの後に、鼻をつんざくアルコール臭。ぶほおっ! レモンのエキスとアルコールが馴染むまで、しばらく放置するほかあるまい
 
ということで、レモン果実酒の仕込みは完了。1カ月半〜2カ月で飲みごろを迎えるようなので、チーム小輪爺の忘年会には間に合うかな。ちびちびと味見&経過観察しながら、完成の時を待つとしますか。こんな調子なので、どのくらい小分け量が残るのか気がかりではあります。
 
コアントローを1オンス追加2018.11.18追記 仕込みから1カ月経過時点で味見したところ、やや味の輪郭が不足してる印象だったので、コアントロー(オレンジのエッセンスを含んだリキュール)を1オンス(約30ml)追加しました。試飲して同じように感じた場合はお試しください。

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