Toda, Saitama

吉見さくら堤へ荒サイ桜ライド[前編]

saruvera

今春の東京は、桜の開花ピークと雨天がバッティングしてしまいましたね。おかげで花見ライドへ行く前に桜花が散りはじめちゃいました。それでも散り終わる前に、桜を愛でるサイクリングがしたい! そんな桜ライドを決行する機会が、ようやく4月最初の日曜日に訪れました。
 
やや肌寒い曇天ではあるものの、この日を逃したら次の機会はなし。半袖ジャージの下に冬用ベースレイヤーを着込み、荒川サイクリングロードを桜並木がトンネルのように覆う吉見さくら堤へ向かうことにしました。あの辺りなら東京より桜花が残っているかな。
 

 
扇大橋の北詰から荒川サイクリングロードへ入るこうして8:00頃に浅草橋の我家を出発し、30分ほど走って扇大橋の北詰へ。久しぶりに荒川の左岸CRを遡上することにします。湿り気を帯びた風は思った以上に冷たく、なかなか体が温まりません。ムダにケイデンスを上げて強制的に体を暖気しよう。
 
キッチンとれたて前の桜とチューリップ体が温まりはじめた矢先にキッチンとれたてへ到達。門前の桜並木を見ると、散りはじめのサイン(桜花の中心部の赤色)が目立ってますね。路面は桜の花びらでいっぱい。その一方でチューリップは見頃を迎え、さらにはツツジのつぼみが膨らんでます。もう初夏が近いのですな。
 
戸田競艇場前の戸田桜づつみは満開再び荒川の左岸CRを遡上すること約7.7km。戸田競艇の南面に差し掛かると、戸田桜づつみから舞い散る桜吹雪で路面が覆われてます。ここの桜も散りはじめたかと残念に思いながらも、長い桜並木と桜吹雪に魅了されてポケ〜ッとしちゃいました。
 
戸田桜づつみの桜吹雪を浴びるチタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451最短でも1年後まで見ることのできない貴重な風景であります。せっかくなので、戸田桜づつみの桜並木を背景にした愛車 LIGHTCYCLE Ti451 をカメラに収めておこうっと。今回の桜ライドの目的を果たしてしまった気もするけど、初志貫徹で先へ進むことにしよう。
 
彩湖のニョロニョロとチタンミニベロ LIGHTCYCLE Ti451こうして9:20過ぎに彩湖へ到達。荒サイの名物マイルストーンながら、すっかりご無沙汰であります。実に1年半ぶりの彩湖とあらば、ニョロ活(ニョロニョロした柵の前で愛車を撮影)するしかあるまい。ということで20分ほど小休憩。
 
トレインに加わって楽をしながら荒川CRを遡上彩湖から上流の左岸CRは新道の整備が進んでるため、久しぶりに走ると進路を間違えやすい。それを口実に、イイ感じの速度で走ってるトレインの最後列に無賃乗車。楽をしながら遡上するのでした(結果、開平橋の手前で全員が袋小路に迷い込んだ)。
 
榎本牧場で生キャラメルジェラートを食す正解は “環境センター裏のヘアピンを曲がる” だったかと反省しつつ、10:30頃に榎本牧場へ到達。ミルクジェラートに新登場の生キャラメルソースをかけてもらい、ちびちびと食べながら25分ほど休憩するのでした。あと、破れたスタンプカードを新品に交換してくれた店員さんに感謝。
 
樋詰橋を渡って荒川の右岸サイクリングロードへ向かう榎本牧場を後にすると、すぐ上流に架かる樋詰橋を渡って右岸CRへ。この辺りは “川幅日本一の荒川” を喧伝するかのような大橋が多いけど、実際の川幅はこんなもの。点在する小橋を選んで渡るのが、高所恐怖症ゆえの知恵というものです。
 
荒川CR右岸を走り続ける先に圏央道が見えてきたホンダエアポートから上流の右岸CRは、菜花が黄色い絨毯のように茂ってます。春らしい景色と匂いを楽しみながらも顔面に当たる虫と格闘してると、前方に圏央道が見えてきました。あの橋梁を通過すれば、もうすぐ目的地の吉見さくら堤だ!
 
荒川自転車道と比企自転車道の分岐点を右へ圏央道の橋梁を通過してしばらく進むと、荒川自転車道と比企自転車道の分岐点。右奥のほうに吉見さくら堤がちらっと見えますね。ここで右側の荒川自転車道を進み、突き当たった土手を左折した先の二又で左の道を行けば当地の入口に出られます。
 
ここまでの走行距離は約56km、時刻は11:30を迎えようとしてます。トンネルのように道を覆う桜並木は、まだ満開を保っているのか? 期待と不安が入り混じった心境で、吉見さくら堤へ向かってペダルを回します。その眼前に現れた美しい風景は、次回[後編]で。
 

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吉見さくら堤へ荒サイ桜ライド[前編]