ドロップハンドル換装で下ハン積極化

saruvera

ヒルクライム2連戦(榛名山ヒルクライム、Mt.富士ヒルクライム)を終え、舞台は再び平地レースへ。6月末の川崎マリンエンデューロに向けて、何となく見えてきた課題を改善しなくちゃ。最大の課題はポジション。下ハンを積極的に使えるようにしないと、平地レースはキビシイものね。
 
GIOS純正ハンドルは落差の大きいアナトミック形状なので、下ハンを握るのがキツくてたまりません。体幹と心拍を鍛えろという話は置いといて、もっと下ハンを使える形状のハンドルに交換しよう。いろいろ思案した末、エルゴノミック形状の3T ERGONOVA PROを調達しました。
 
3T ERGONOVA PRO、3T ARX II PRO、SUPACAZ SUPER STICKY KUSHアルミ製の3T ERGONOVA PROは4サイズ展開。あまり腕が左右に広がらないC-C400mmを選択しました。クランプ径がφ31.8mmなので、ステムも同径の3T ARX II PROに変更(GIOS純正はφ26.0mm)。ついでに、新しいバーテープも用意しました
 
3T ERGONOVA PROの卵形状な上ハン3T ERGONOVA PROの上ハンは卵形に扁平してるので、手のひらを置くのが楽ちん。ロングライドやヒルクライムで重宝するそうなので、期待に胸が膨らみます。また、上ハンの下部にはケーブルルーティング用の溝が設けられてます。ケーブル類のブラケット内蔵は、もはや当然なのですかね
 
3T ARX II PRO ステム(80mm)肉抜き加工された3Tロゴが印象的な3T ARX II PRO ステム。アルミ製ながら111g(ボルトを除く)と軽量です。付属のクロモリ製ボルトがトルクス形状ってのが気に入らないので(このために余計なトルクスドライバーを持ちたくない)、ヘックス形状のボルトに変更しようっと
 
3T ARX II PROは水平を出せるアングル±17°を選択ステムは水平に出るのが美しい。その自己満足のためだけに、アングル±17°を選択しました。ちなみに、3Tは製品サイズをC-C(中心から中心)で計測してるので、他社製品(外端から外端)と比較するときは要注意。同じステム長80mmでも、3T ARX II PROはGIOS純正より全長が8mmくらい延びます
 
ステムのボルトをチタン製のTI BOLT UPGRADE KITに変更ステム用ヘックスボルトとして調達したのは、3T TI BOLT UPGRADE KIT。つまりはチタンボルトです。贅沢にもほどがある! 計量したら1本2gとすばらしい軽さだけど、その恩恵を感じられる実力はありません。ひたすらに自己満足パーツであります
 
3T ERGONOVA PROと3T ARX II PROを組み付け3T ARX II PROに3T ERGONOVA PROを組み付けると、ステム正面に3Tの文字が浮かび上がります。ただし、ハンドル側の塗装が弱く、慎重に位置調整しないと白塗装が剥げます。この状態で重量396g。従来から24g軽くなりました。べ、別に軽量化が目的じゃないからね!
 
操縦管クランプボルトを緩める新しいハンドル+ステムの仮組みが終わったところで、GIOS FELUCAから純正のハンドル+ステムを取り外し。操縦管クランプボルトを緩め、鼻歌まじりに作業を済ませます。ハンドル+ステムの組み替えも終わり、あとは位置合わせをしてバーテープを巻くだけ。そう思ったところで、問題が発覚しました
 
コラムシムを油性マーカーで黒色に塗装3T ARX II PRO ステムの大きく切り欠いてあるコラム部から、コラムシムの金属地色が思いっきり露出してる! カッコ悪いったらありゃしない。御徒町で黒色のコラムシムを探したものの見当たらず、やむなく近所の金物屋で金属用マーカーを購入。これで塗りつぶすとするか……
 
バーテープはSUPACAZ SUPER STICKY KUSH最近、まだら模様のコルクバーテープを店頭で見かけなくなってきたので、評判のいいSUPACAZ SUPER STICKY KUSHを使ってみることにしました。クッション性の高いEVAフォームをポリウレタンで挟んだ3層構造。柔軟性と伸縮性は高いけど厚みがあるので、何度も調整しながら巻きました
 
ハンドル周りを3Tパーツに一新したGIOS FELUCAこれにて、GIOS FELUCAのハンドル周りカスタムは完了。ハンドルバー(3T ERGONOVA PRO)とステム(3T ERGONOVA PRO)を一新した結果、かなりスパルタンな表情になりました。浮かび上がった3Tロゴが、レーシーな印象を与えますね
 
浅いドロップハンドルになったGIOS FELUCAショートリーチかつショートドロップになったことで、いかにも積極的に下ハンを使えそうなスタイリングになりました。ハンドル換装前のGIOS FELUCAと比べると、上ハンと下ハンの落差が小さくなったことが分かります。これで700C混走の平地レースを戦えるようになったかな
 
シェイクダウンで試した限りでは、目論見通り下ハンを使いやすくなりました。かなり楽に握れるようになったので、積極的に下ハンへ手が出ます。集団走行も単独走行も、かなり自由度が増しそう。来たる川崎マリンエンデューロが楽しみです。いざ、決戦の地・扇島へ!
 
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