あるときは被害者として、あるときは加害者として、自転車が関係する事故を報じるニュースが増えてますね。身近な乗物でありながら(あるが故に?)、ルールやモラルは未だ浸透せず。巷には今日も逆走・無灯火の自転車があふれてます。そりゃあ事故が多発しても不思議ないですな。
ルール無視・モラル欠如な交通環境の中で自分を守るには、ヘルメットとグローブに加え、自転車保険の加入が最初の装備だと考えてます。いつ事故の当事者になってもおかしくない状況だもの
はじまる「自転車保険に入らない人は走らせない」時代
交通安全白書によると、2015年の自転車事故の発生件数は9万8,700件(うち死亡事故577件)。被害者になれば賠償を求めて当然だし、加害者であれば賠償請求されますよね。ところが、自転車事故適用保険の加入率は約20%(共同通信社)というから、世の中は事故っても賠償できない人だらけ。
個々に任せても改善しないなら、義務化するしかない。そう考える自治体は年々増加し、現在までに自転車保険の加入を4府県1都市が義務化、10都府県が努力義務化(罰則はないが加入状況を確認される)することを決定してます(下表)。あのサイクリングロードがある自治体も名を連ねてますね。
どれが「自分に最適な自転車保険」なのか見直してみた
ちなみにsaruveraは、日本サイクリング協会の会員特典「JCA自転車保険」に加入してます。ほかに加入してる保険もあるので、とりあえず自転車保険はコレで大丈夫かなと深く考えずに更新してきました。ところが、JCAが資産投資に失敗して経営危機に陥り、自転車保険が特典外になっちゃいました。
もはや風前の灯火なJCAに固執する理由もないので、自転車保険の加入先を見直すことにしました。自動車保険やクレジットカードの自転車特約も増えてるけど、自転車事故に特化してる自転車保険のほうが安心。そこで、主な自転車保険を比較して、自分に適したプランを探してみました。
ほかに加入してる生命保険や損害保険との組み合わせを考えると、できるだけ安い料金で自転車事故の領域を広くカバーし、そこそこ担保してくれる自転車保険がいいかなあ
比較検討の結果、au損保の自転車向け保険Bycleシルバーコースに加入することにしました。やたら目にするPR活動には食傷気味だけど、あいおい損保とKDDIが共同出資する損保専業会社だから、安心できる企業ではあります。ともあれ、保険加入は必須と考えて、最適な自転車保険を選びましょうね。
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