利根大堰を後にして、まだまだ続く利根川サイクリングロード初ライド。すれ違うサイクリスト諸氏と、どちらからともなく「こんにちは~」と声を掛け合う度に、この道に親しみを増しつつ上流を目指します。
見知らぬ同好の士と、すれ違い様に交わすコミュニケーション。たった一言の挨拶だというのに、なんとも沁みます。自転車を趣味にして良かったなあ。
利根大堰から約10分。サイクリングロードは利根川に注ぐ福川の端に出た後、この福川水門を渡って再び利根川沿いに戻ります。曇天のためか15時前だというのに暗くなってきたのでライトを点灯。そして熊谷市に突入です
刀水橋(国道407号)の手前でサイコンがピーッと鳴り、自宅からの走行距離が100kmを突破。これに気を良くして脚を回し、15:30前に深谷市へ突入したものの、脚に疲れが溜まってきました。かなり日も落ちてきたので、最上流到達は断念 (T^T)
刀水橋から上流へ11km、上武大橋が見えてきました。この橋の対岸は、わが故郷・群馬県伊勢崎市。最上流に到達できないのは残念だけど、安全を最優先し、今回のロングライドのベースキャンプと想定していた実家へ向かうことにします
上武大橋の脇にある歩道で利根川を渡河。幼少期、この橋の向こうは外国のように遠い世界に思えたものです。昭和9年に完成した歴史ある橋は、横で架け替え工事が進められてました。いろいろと感慨深いものがあります
上武大橋を渡って群馬県に入った後は、海から177.5kmのキロポスト付近で利根川サイクリングロードを離れ、16:50頃に実家へ到着。走行距離は約124.2kmでした。早々と風呂に入って体をほぐし、冷えたビールを飲んでバタンキュ~ (+д+
翌日、近くの温泉で疲れを癒すことに。道中、北方にそびえる赤城山を見て、故郷に帰ってきたことを実感しました
帰途は初の輪行。あらかじめ実家に送っておいたリンプロジェクト製輪行袋は、ストレッチ素材かつ前輪だけ外すタイプなので、手早くパッキングできました。反面、思った以上に大きくて、電車内で3席分ほど場所を取ります。混雑時を外して乗車して良かったあ
帰京する高崎線の車中で、輪行するとサイクリングのフィールドがとても広がることを実感しました。今度は輪行を活用して、利根川サイクリングロードの未走区間(上武大橋から上流、関宿から下流)を走ってみようと思います。
<参考資料>
>> 利根川・江戸川サイクリングロードマップ(PDF)
4 コメント
こんばんは。
ご実家が伊勢崎でしたか!
真冬になる前に私も利根川にトライしたいです。
輪行袋も欲しくなっちゃいます。
東武線で羽生あたりまで輪行して、更に遡上、
渋川方面?秩父方面??楽しそうですねぇ。
お疲れ様です。
124.2kmとは走りごたえあったでしょうね。
私には未知の世界です。^^;
輪行ですが、前輪の外すタイプだと小径車でも結構場所とるんですね。
折り畳み自転車が欲しくなりますね。
すごい!
結構走りましたね。私も母の実家が前橋なので今回のレポートは特に楽しかったです。
いやあ、影響されそうです。
みなさん、コメントありがとうございます。
そして、返事が遅くなってごめんなさい。
>雷丼さん
利根川CRで渋川を目指すのも楽しいですが、
荒川CRで秩父を目指すのも楽しそうですね。
遡上って、妙に血湧き肉踊るんですよねえw
かなり寒くなってきたので、防寒対策を万全にして
ぜひトライしてみてください!
>まりぽさん
ミニベロのフレームは意外に嵩張るもので、
700cより前後長があったりするんですよね。
輪行の際は、他の乗客の迷惑にならないように
最大限に配慮してもなお心苦しいところがあります。
短所が多く不器用なところが愛らしいミニベロですが、
確かにフォールディング車も欲しくなっちゃいますね。
>みつばエクスプレスさん
なんと!「県都前橋 生糸の市」所縁の方でしたか!
http://www.sunfield.ne.jp/~s-hirata/karuta2.htm
前橋市内へは利根川CRのほかに広瀬川─桃ノ木川CRもあり、
いろいろとルートを楽しめそうですよ。
利根川CRは流山から利用しやすい道なので
コースを組む楽しさも幅が広がりますね!