春の訪れとともに、ツール・ド・うどん(TDU)2017シーズンも開幕。今年も美味なる “うどん” をテーマに、あちこちサイクリングすることを目論んでます。ということで4月初旬、ツール・ド・うどん stg.1[博多うどん]を決行。舞台は千葉県の北総エリアです。
今回のルートは、博多うどんチェーンのウエスト八千代台店(八千代市)を目的地としつつ、その東隣の佐倉市まで足を伸ばす計画。というのも、北総まで行くなら「弱虫ペダル」の主人公・小野田坂道くんらが通う総北高校がある(という設定の)街まで行ってみようと思ったからです。
小野田くんは放課後、佐倉市から秋葉原までママチャリで通ってたというので、そのルートを推測してTDUルートに織り込んでみました。この試みに、sambeさん、montaくん、yuzanさん、くらたまごさん、トーゴさんが参加表明。saruveraを含めた6人で決行日を迎えたはずが……。
6:50頃、秋葉原駅電気街口広場へ。yuzanさんが急用DNSになったので、ここに来るのはsambeさんとmontaくんか。ところが、sambeさんがパンクDNS、montaくんが寝坊DNS。一方、小松川大橋で合流予定だったトーゴさんが秋葉原まで輪行してきたので、2人で7:30頃スタートしました
秋葉原駅を後にした2人は、中央通りを横切ってAKIBAカルチャーズZONEの裏手へ。何の変哲もない路地裏と思いきや、小野田くんがママチャリを駐輪してた場所に見えませんか? そう、小野田くんと鳴子くんがはじめて出会った場所ですよ!
それでは、小野田くん&鳴子くんに倣って千葉方面へ向かうとしますか。彼らがトレインした橋は、隅田川に架かる厩橋に見えます。ということで、我々も春日通りを東進。でも、千葉まで行くのに使う道じゃないよな、亀戸で行き止まりだもの。鳴子くん主導でアサゾーに寄ったと解釈しとこう
春日通りの行き止まりから横十間川に沿って南下し、京葉道路を東進。荒川CRと交差する小松川大橋の西詰で、くらたまごさんと合流を果たします。これで今回の参加メンバーは全員集合。ひとしきり雑談した後、予定から30分遅れの8:10分頃に再出発します
途中でコンビニへ寄ったりしつつ、8:40頃に江戸川水閘門へ。まだツボミが多い二分咲きの桜を眺めてから、旧江戸川を渡ります。計画では満開の桜の中を走る想定だったけど、3月末の寒波の影響で開花が1週間ズレちゃったなあ (´・ω・`)
続けて、行徳可動堰で江戸川を渡河。振り返ると、大学生の3人組が付いてきてる。聞けば、九十九里まで行く予定が道に迷ったそうで、船橋駅南の千葉街道(国道14号)まで彼らも連れてくことにしました。かくして、ミニベロで700Cロード5台を曳く珍集団の形成であります
さて、9:20頃に船橋駅南で大学生を見送った一行は、本町1丁目交差点から成田街道(市道〜国道296号)で東進を再開。津田沼で国道296号と別れ、そのまま県道69号を直進してると、前方に巨大な塔が見えてきました。謎の宗教施設かと思ったら、日大生産工学部の給水塔だとさ
でも、ここまで来れば目的地は近いはず。長作交差点から県道262号を北上し、八千代市へ突入。そのまま北上を続け、習志野駐屯地の東側にあるウエスト八千代台店へ到着。秋葉原駅前からの走行距離は37.4km。時刻は10:15と予定から45分遅れだけど、食事に適した頃合いになったわい
ウエストは素うどん+トッピングを選ぶ方式だそうで、”This is 博多うどん” な具というゴボウ天と丸天をチョイス(頼みすぎた)。汁は薄口ながら骨太なアゴだしで、じんわり沁みる味わい。ふんわりもちもち食感の麺は、噛むと中心部に細いけど確かなコシがある。これ、うまいなあ!
雑談を交わしながら食休みしたオヤジ3人は、11:00頃に佐倉市へ向けて走行を再開。八千代市役所入口交差点を右折して、国道296号を東へ。少し走ってから勝田台駅の手前を右折し、国道と平行するこぶし通りに出て、この道で佐倉市方面へ東進を続けます
こぶし通りは、蛇行する国道296号をショートカットするように北総台地を横断するバイパス道。おかげで、いくつもの丘陵を上ったり下ったりする羽目になり、脚を削られまくるのでありました。ポジションを見直して以前より登坂できるようになったものの、こう連続すると泣きが入ります
それでもオヤジたちは王子台〜生谷〜吉見台と、地名どおりの地形をえっちらおっちら。すると前方に、田畑の広がる平地が見えてきました。ついにダラダラ続くヒルクライムの終わりか! 意気揚々と坂を下る一行。でも、すんなり事が運ぶわけないんだよね。その顛末は次回[後編]で。
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