3月初頭の日曜日、ツール・ド・うどん(TDU)stg.2[武蔵野きのこ汁うどん]決行日がやってきました。前日までの心配を覆す小春日和に安堵したのか、思いっきり寝坊をかますワタクシ。8:00集合なのに、目覚めたらジュウオウジャーが放送中でした…orz
慌てて参加者に連絡した後、急いで身支度をして家を飛び出すsaruvera(主催者)。定刻から1時間遅れの9:00に集合場所のみはらし茶屋へ到着。当然、誰もいないわな……
なあに、第2集合場所の彩湖トイレ前へ10:00までに到着すれば何とかなる。そんなに焦ることはないさ。この春めいた陽を浴びながら走ることを楽しもうじゃないか
9:50頃、彩湖トイレ前に到着、参加者のSADAさん・montaくんと合流しました。好天の週末とあってサイクリストがいっぱい。翌週はTOKYOエンデューロだもんなあ
ともあれ、3人で荒川左岸の遡上を開始。羽根倉橋を越え、うっすら春霞に覆われた麦畑地帯を進みます。南風を背に受けてるおかげで快調、快調。サイクリング日和だなあ
JR川越線を越えた先で国道16号の歩道へ。いつも荒川左岸を遡上するときに使うトンネルの頭上を通って、今日は上江橋で荒川と入間川を渡ります
古谷上交差点で国道16号を右折し、川越運動公園まで北上。休日ならではのゆる〜い空気に包まれた、のどかな風景が広がってきました。この先は、もう伊佐沼だ!
などと言ってる間に、目的地の「伊佐沼庵」に到着。江戸末〜明治初に建てられた農家住宅(旧戸田家住宅)を移築復元し、武蔵野うどん屋として利用してます
かつての面影が色濃く残る伊佐沼庵の店内。行事などに使ってた大部屋を、客間として利用してます。11:00に我々が入店した後、ほどなく満員になっちゃった人気店
お目当の「きのこ汁つけうどん(温)」を大盛りで。熱々のつけ汁は甘辛い濃口で、豚バラ肉とネギのほか、シイタケやシメジがたっぷり。湯気が立つ麺は、ゴワゴワ感こそ薄いものの、適度なコシがあって小麦の風味も豊かでした
伊佐沼庵の武蔵野うどんは、卯の花や漬物といった副菜も付いて “糧うどん” らしさ満点。それもそのはず。地元の農家の方々が、地場産の農作物で作ってるそうです。なるほど、一から十まですべてが昔から伝わる郷土食だったのですなあ。
さて、早々と目的を果たしてしまったミニベロおやじ一行は、腹ごなしを兼ねて川越市内へ向かいます。まだまだ、楽しみたいことがあるんだよね〜。次の目的は何なのか。それは次回[中編]のお楽しみ、ということで。
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