久しぶりの晴天に、ペダルを漕ぐ脚も軽く自転車通勤。ふとサイクルコンピュータを見たところ、最高速度が更新されていてビックリしました。特にスピードを出そうとしていたわけでもないのにナゼ? 思い返せば、日曜日にサドル位置を調整したのでした。
これまでの最高速度40.6km/hを大きく上回る43.9km/hを記録
サドル位置を見直すことになったのは、「SPECIALIZED ROMIN」の購入時、座骨幅を計測する際に「もっと後ろに座ってください」と言われたことを思い出したからです。そこで、計測器に座ったときのお尻のポジションを改めてイメージしたところ、これまでよりサドル後部へ座るポジションになりました。
このように意識的にサドル後部へ座るようになって1週間。当然、従来のサドル位置のまま後部に座ったのでは、脚が上手く回りません。そこで、後部に座っても脚がよく回るようにサドル位置を調整した結果、4mm前方に出す形となったのです。
サドル位置を4mm前進させたことが速度向上につながった模様
サドル位置を微調整するだけで最高速度が大幅に向上するなんて、自転車っておもしろい乗り物ですね。ますます深みにハマること必至です。
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ポジション沼
サドル「SPECIALIZED ROMIN Expert」使用2日目。昨日の調整で惜しいところまできたので、今朝はシートポストを微調整。3mmほど高くしました。
シートクランプと反射板クランプの間にできた隙間分、サドルが高くなりました
いいじゃないですか、このポジション。お尻が包まれるようにホールドされ、漕ぐ力が効率よくペダルに伝わっているように感じます。脚はよく回り、前傾姿勢を深く取っても窮屈に感じません。また、あえてサドル後部に座らなくても、お尻が痛まなくなりました。もちろん、股間への圧迫は皆無。
サドル高とあわせて前後位置と角度はこのポジションで確定
お尻をしっかりホールドして、力が分散するのを防いでくれます
どうやらROMINは、サドル前半部が水平になるように取り付ける設計らしいですね。かくいうsaruveraも調整しているうちに、その角度に落ち着いていました。これでサドルのポジション調整はひと段落。週末に中距離での使用感を確認したいと思います。
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嬉々として取り付けたサドル「SPECIALIZED ROMIN Expert」の使用1日目。まずは座面を水平(目測)、前後位置はゲージ中央にして、使い心地を試してみました。
水平・真ん中とオーソドックスな位置から調整を開始
お、初っ端から案外いい感じ。と思いきや次第に痛みが発生。センターに座面がない分、接している部分への負荷が強いのでしょう。尻肉にサドルが食い込んで痛い。ならばと腰をやや後方へずらし、せり上がっているテール部にお尻を押しつけるようにしたら、痛みは解消されました。ただし、脚をまっすぐ踏み下ろせなくなったので、前後の位置を調整する必要があります。
カチッとお尻をホールドする感じ
そして帰り道。サドルを5mm前に出して乗ってみました。あ、ダメだこりゃ。脚が窮屈で上手く回せなくなったので、道端で再度の調整。3mmほど後ろにずらし、中央から前へ+2mmの位置へ。さらに座面をわずかに前上がりにしてみました。これが正解。従来になく脚を軽く回せるようになりました。
とはいえ、前傾姿勢を深くとると微妙に脚が余る感じがするので、明日はシートポストをわずかに高くしてみようと思います。これでポジションが落ち着くかな。
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