初挑戦の「第2回 榛名山ヒルクライム in 高崎」も終盤を迎え、急勾配が続く榛名湖コース区間へ。ハルヒル最大勾配の14%という榛名神社脇の坂を、「♪なんだ坂、こんな坂」と歌いながらリズムに合わせてペダルを踏み、ヨタヨタと登坂していきます。
その勾配っぷりに足を着く人が続出。危うく集団落車しそうな場面もありました。まあ、朝練で勾配25%を経験してるsaruveraには大したことはない……大したことはない……この坂、長過ぎだろ (;´Д`)
もう脚が回らない、腿が上がらない、腰まで痛くなってきました。いやいや、脚を着くもんか、脚を着くもんか……着いちゃいました…orz 振り返ると、まりぽさんも脚を着いて休憩中。二人で5分くらい坂道を歩いて、再スタートすることに (ノД`)
ひと休みして心拍が回復したまりぽさんは、するすると登坂を開始。一方、置き去りにされたsaruveraは、ダンシングとシッティングをヘコヘコ繰り返しながらヨタヨタ進むので精一杯。降車する人が増えてきたけど、もう脚は着くもんかと変な意地は張るのだ
榛名湖まで残り2kmを切り、道はつづら折りに。降車して脚を休めては登坂を繰り返す人と、抜きつ抜かれつの展開になってきました。こうなると、己は何のために脚を着かず走ってるのか分かりません。そんな自問自答をしながら、それでも走るのであります
道標が示す「榛名湖までの距離」が減ってくことをモチベーションの拠り所にして足掻き続け、ついに残り500m地点へ。スタッフさんの「最後の坂だよ!」を聞いてダンシングに入ろうとした刹那、まさかのマグナム氏@DAHON VECTOR X10登場!
これまで負けたことのないマグナムさんに先行されたことで、魂が抜けました。以後は記憶も定かではなくなった状態で、榛名湖コースの計測ラインを通過
何はともあれレースは終わり、榛名湖畔のゴールゲートが見えてきました。沿道からの声援に手を振って応えるうちに、抜け出てた魂も戻ってきたようです (゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
とにかく、初ヒルクライムレースを完走できました。先着してたチーム小輪爺の面々と合流し、相棒GIOS FELUCAと記念撮影(へそちらスマソ)。登る榛名のキャンプ村!
なお、チーム小輪爺メンバーのリザルトは下記の通りです。
・sambeさん 1:01:26.073(男子40代の部 439位/1211)
・tomoさん 1:05:34.531(男子30代の部 500位/922)
・まりぽさん 1:13:05.439(男子40代の部 874位/1211)
・マグナムさん 1:14:37.423(男子高校・20代の部 383位/490)
・saruvera 1:31:23.503(男子40代の部 1111位/1211)
成績はともかく、下山中も沿道から「お疲れさま~」の声援が絶えず、これまでで最も温かくて楽しいレースでした。大会本部で鍼灸サービスを受けながら、来年の成績向上を誓うのでありました(おケツを剥かれた姿で)。さあ、次はMt.富士ヒルクライムだ!
榛名山ヒルクライム
ついに迎えた「第2回 榛名山ヒルクライム in 高崎」。実家の社用車キャラバンにGIOS FELUCAを積み込み、朝4:00に高崎駅西口へ。チーム小輪爺の面々(sambeさん、まりぽさん、tomoさん、マグナムさん)と合流し、指定の駐車場へ向かいます。早朝の国道406号を走るのは、自転車を積んだクルマばかり。オラ、ワクワクしてきたぞ!
荷物預かり締切時間ギリギリの6:00に大会本部(榛名体育館)へ到着。待機所でグダグダとしゃべりながら1時間30分ほど過ごします。こんなに緊張感がなくていいのか?
7:30頃、saruveraを含む第8グループが移動を開始。榛名体育館の前を抜け、沿道のギャラリーからの声援を受けながらスタート地点へ向かいます。これは高揚しますね
そして7:35にスタート。前日に試走したみどりさんの「最後の急勾配に備えて脚力を温存し、序盤は淡々と脚を回すべし」というアドバイスを受け、自重しながら走ります
緩やかな勾配の初心者コース区間を、ケイデンス80rpm前後で登坂。すると、追い抜きざまに「blog読んでます。がんばってください」と声をかけてくれる方が。ありがたくて元気が出るけど、それと脚力は別問題。あっという間に置いてかれました (;´Д`)
一之鳥居を越えて榛名神社コース区間へ。道端に木々が茂る山中となり、勾配もキツくなってきました。体重をかけたダンシングとシッティングを交互に繰り返しながら、えっちらおっちらと登坂。ああ、もうハムストリングスが苦しくなってきた……
スネの筋肉も苦しくなり、ダンシングがキツくなってきた辺りで「がんばって!」と赤IDIOMを駆るtomoさん登場。なす術もなくブチ抜かれた数分後、後方からどよめきが聞こえてきました。ギニャ~、ほぼ最後尾スタートのキクミミさんに抜かれたあ!
恐ろしいスピードで駆け上がってくキクミミさんに唖然としてると、再びハッパをかける声。ヒルクライムではteamシモーネに魂を売ってオレンジ色のANCHOR RNC7に乗るsambeさんが、ガシガシと走り去っていきます。マ、マイペースで登っていこう……
とはいえ、もはやケイデンスで登れる状態ではないので、超前傾ダンシングをひょこひょこと繰り返しながら、榛名神社コース区間の計測ラインを通過します。いよいよ、榛名湖コース区間に突入。休む間もなく、榛名神社西側の勾配14%の坂に入っていきます
なあに、ハルヒル最大勾配といっても、所詮は14%じゃないか。先週の朝練で登らされた富士見坂(25%)と比べたら大したことはない。脚にキテる割に舐め腐った心持ちで坂へのアプローチを開始。へたれダンシングで挑んだ顛末は、次回の[後編]で。