Zushi, Kanagawa

なんちゃってホノルルセンチュリーライド[後編]

saruvera

ブルベ出走の脚慣らしも兼ねて参加した Hawai’i Ride of the Century(HIROC)でありますが、スタートから4時間で52km程度しか走れてない体たらく。横浜で空腹を満たし、笹下釜利谷道路で三浦半島の中央部を南下します(前編を参照)。目指す逗子マリーナは、まだ遠い!
 
笹下釜利谷道路から白山道方面へ笹下釜利谷道路に入ると、間もなく上り勾配がはじまります。まさか5kmも登坂させられるとは思わなんだ。そんな苦行も氷取沢で終わり、ここから一気にダウンヒル。二本松隧道を駆け抜け、金沢文庫へ。釜利谷交番前を右折し、白山道方面へ向かいます。


 
千と千尋に出てきそうな白山道トンネルやがて住宅地の生活道路になった道を進むうち、何だか「千と千尋の神隠し」に出てきそうな白山道トンネルが現れました。トンネルを抜けた先も住宅地だったんですけどね。そのまま南下を続け、環状4号を横断して県道205号を進むうちに京急六浦駅前に出ました。
 
横浜横須賀道路の下を登坂そして、六浦駅の西側から再び苦行のはじまり。三浦半島を南北に貫く三浦丘陵を越えるヒルクライムであります。横浜横須賀道路を頭上に、嫌な予感しかしない風景。案の定、この先に約3.8%の勾配が待ってました。歴史的な交通難所・朝比奈切通のすぐ近くだもんなあ(泣)。
 
逗子駅の北側を進む三浦丘陵を越えれば、相模湾岸まで下り基調。乳酸が溜まった脚を労りながら、逗子駅の北側を線路に沿って進みます。もう海は近い。小さな踏切で横須賀線を横切り、県道311号から伸びる山間の路地を進みます(ここで再び登坂の洗礼)。
 
逗子マリーナのヤシの木並木そして12:50頃、逗子マリーナに到達。ヤシの木の並木道が縦横に走る逗子のハワイは、フェラーリやマセラッティが闊歩する高級リゾート地でありました。ここまでの走行距離は約70.5km。19:00までに帰宅することを考えると、江ノ島へ周るのは断念せざるを得ないかなあ。
 
由比ヶ浜で潮風を浴びる GIOS FELUCA逗子マリーナを後にしたsaruveraは、潮の香りが漂う生活道路で材木座を通り抜けて由比ヶ浜海岸へ。湘南へ来たからには海を見とかないとね。晩秋の海原を見ながらセンチュリーライド達成を諦め、鎌倉を抜ける帰途に着くことにしました。ああ、朝寝坊さえしなければ……。
 
鶴岡八幡宮の西側を登坂していく県道21号を北上して混雑する鎌倉駅前を通過し、鶴岡八幡宮の西側に沿って進みます。これまた歴史的な交通難所の巨福呂坂をヒイヒイ言いながら登り、北鎌倉駅の北で右折。鎌倉街道となった県道21号で横浜方面へ北上します。鎌倉は山に囲まれてるので出入りがキツイ!
 
鎌倉街道は登り基調古都・鎌倉を脱出しても登坂路は終わりません。鎌倉街道は港南台まで延々と登り基調。ときどき急勾配を織り交ぜながら、じわじわと脚を削ります。おまけに向かい風は吹いてくるわ、変速はバラつくわ。試練だらけで走行速度が伸びません。はあ、ツライ。
 
港南台から下り基調にそれでも港南台を過ぎると、鎌倉街道は下り基調に一変。環状3号との立体交差を過ぎたあたりから走行速度が増し、37km/h前後で関内まで一気走であります。まるで、マリオがスターを獲ったときのような無敵感。これなら15:00までに横浜中心街を抜けられるぞ!
 
伊勢佐木町の入口に佇む GIOS FELUCA14:50頃に鎌倉街道の終端、関内のイセザキモール入口へ到達。伊勢佐木町ブルースであります、青江三奈であります。ドゥドゥビドゥビドゥビドゥビドゥバー。ここまでの走行距離は約92.8km。スポーツようかんMag-onで空腹をしのぎ、走行を再開します。
 
大黒で第一京浜から産業道路へ関内からは国道16号〜国道1号を進み、金港町で第一京浜(国道15号)に出て北上を続けます。ただ、どうにも交通量が多いので、大黒町入口を右折して産業道路へ出ることにしました。頭上に見えるは、首都高横羽線の生麦JCTか。あ、ドリンクが切れた。
 
大師橋で多摩川を渡って東京へ産業道路を走って川崎市に突入し、コンビニで給水がてらの小休憩。再びスポーツようかんMag-onを食した後、一気に川崎市を駆け抜けて大師橋の南詰へやってきました。この橋で多摩川を渡り、すぐ北の羽田二丁目を右折。弁天橋から多摩川左岸CRへアプローチします。
 
多摩川左岸CRは狭くて混雑時刻はそろそろ16:30。夕日に染まる多摩川左岸CRを進みます。が、狭いわ歩行者は多いわで、とてもじゃないけど車速を上げられません。いつ歩行者が飛び出してくるかハラハラしながら低速走行。うーむ、こりゃあルート設定をミスったなあ。後悔しきり。
 
ガス橋の東詰から川崎市を望むようやく17:00頃にガス橋へ。自宅へ電話をしながら、対岸の川崎市を望みます。さて、どうやって帰ろうかな。しばし思案した末、丸子橋から中原街道で五反田まで北東に進み、国道1号〜麻布通り(都道415号)で六本木へ出ることにしました。
 
夜の帳が下りた桜田門そして六本木通りを北上して、首相官邸の南側を本日最後の登坂。夜の帳が下りた桜田門まで戻ってきました。ここまでくれば自宅は近い。お堀端の内堀通りを、駿河台下までスプリント走行であります。平地とはいえ、138km以上を走ってなお35km/h以上で走れたのはMag-onの恩恵か。
 
クア・アイナ神田駿河台店でGIOS FELUCA快調なラストスプリントの果てに、クア・アイナ神田駿河台店へ到達。本日最後のスポットである駿河台のハワイは、毒々しくも耽美なネオンに彩られてました。時刻は18:30。早く自宅に帰らなくては。靖国通りへ出て浅草橋に向かいます。
 
そんなこんなで、18:50頃に我家へ到着。この日の総走行距離は約143.8kmでした。江ノ島まで周れていれば、確実にセンチュリーライドを達成できたなあ。朝寝坊が悔やまれます。とはいえ、この距離に11時間も使うようでは、ブルベ完走なんて無理(BRM200の制限時間は13時間30分)。
 
次のロングライドは、もっと所要時間を意識して走らないとなあ。あと、コンビニ休憩の時間短縮に努めねば。とりあえず Audax Japan 会員登録は済ませたので、来年中にBRM200を完走できるように脚と頭を鍛えていきますかな。うむ、新しい目標ができてよかった!

今回のサイクリングをRelive動画で振り返る


 

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