Takaya JCT, Chiba

GAIKAN 東京外環をミニベロで走る[前編]

saruvera

処女地開拓は男のロマン。開通前の道路を走れるイベントが開催されると聞いたからには、尻でイスを磨いておられるものかよ。そんな脊髄反射で、東京外環の開通プレイベント「GAIKANサイクリング」にエントリー。チーム小輪爺のテルさんを巻き込んで、同イベントに参加してきました。
 
このGAIKANサイクリングは、東京外環の千葉県区間(松戸料金所〜高谷JCTの約10km)開通の認知拡大を狙ったファンライドイベント。浅草橋の自宅から マッドシティ 松戸市内のスタート地点まで15km強だし、ポタリング気分で行ってくるか。5月中旬の土曜日、GIOS FELUCAで千葉方面へ向かいます。


 
市川橋で江戸川を渡る GIOS FELUCA7:50頃に自宅を出発し、ひたすら蔵前橋通りを東進。トラス形状が美しい市川橋で江戸川を渡って千葉県に入り、千葉県道1号を北上して松戸へ向かいます。いかにも千葉の道路っぽい幅狭な渋滞路を進み、目的地300m手前の下矢切交差点を左折。ちょっと寄りたい場所があるのですよ
 
GIOS FELUCA と 野菊の墓 文学碑その場所とは、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の文学碑。県道1号を背にして、閑静な住宅街を通り抜けた先の高台に建ってます。いやあ、朝からGIOS FELUCAを担いで階段を上るとは思わなんだ。で、野菊の墓にピンときたあなたは、百恵ちゃん派? それとも聖子ちゃん派?
 
東京外環の松戸料金所前に GIOS FELUCA を停車改めて9:00過ぎに松戸料金所の前へ行ってみると、すでに参加者で芋洗い状態。主催者によると1,600人もいるそうな。そのうち65%がカテゴリーS(中〜上級者)エントリーという集中っぷり。saruveraもその1人なんですけどね。さて、GIOS FELUCAを停めて受付行列に並ぶとしますか
 
NINER RLT9 に装着された巨大スプロケット受付を済ませたところで、ポロシャツ&ジーンズ姿のテルさん登場。お供のNINER RLT9は、リアスプロケが大径11-46T(SLX CS-M7000)、フロントが42Tシングル(Race Face Narrow/Wide)へと変態的な進化を遂げてました。コレでどこを走るの?と聞けば、林道という返事。ここ高速道路だよ……
 
松戸料金所からトンネルに入ってGAIKANサイクリングそんな雑談を交わしながら自転車を押し歩き、松戸料金所ゲートを通過してトンネル内のスタート地点まで移動。外環千葉区間のほぼ全域がトンネルだそうで、ヘッドライト必須とのこと。えー、家に置いてきちゃったよ。急いで地上へ戻り、セオサイクルの出店でヘッドライトを購入。余計な出費だ
 
GAIKANサイクリング 東京外環を自転車で走るダラダラと長いあいさつが終わり、いよいよスタート。真新しく好コンディションな路面+雨風の影響を受けないトンネルのおかげで、驚くほど簡単にスピードが出ること! 先導の片山右京さんが25km/hに速度コントロールしてもなお、あっという間に京葉道と接続する京葉JCTを通過
 
GAIKANサイクリング 高谷JCTの手前で地上へ出るその中でブレーキを多用する前走者を避けるうち、先頭集団に入っちゃった。とはいえ、一番前に出るのは気が引ける。そこで右京さん(写真左)率いる最前列の直後で走ってると、数分で緩勾配へ。その先は首都高湾岸線・東関道と接続する高谷JCT。20分弱で10km走っちゃったぞ Σ(゚Д゚)
 
 

GAIKANサイクリングの往路(松戸料金所〜高谷JCT)の様子を、FELUCAに車載したアクションカムで動画撮影しました(9分40秒)。流れるようにスムーズな路面コンディションが気持ちいいハイウェイクルージングをお楽しみください。最終局面で登場する片山右京さんにも注目!
 
東京外環のキロポスト高谷JCTの700m手前で降車指示が出され、往路は終了。47.8kmのキロポスト付近に設けられたエイドステーションで、全参加者が強制参加の休憩タイムに入ります。提供される補給食は、ここ市川市に根を張るヤマパンのランチパック×2袋。これを食べるほどのカロリーを、まだ消費してない気がする
 
高谷JCT手前に駐輪して休憩高谷JCT手前に用意された駐輪スペースで、後続の参加者が集まるまで待機。テルさんと雑談したり写真を撮ったりしながら、復路の走行開始時間を待ちます。何時から走れるのか分からないので、ゴロゴロしながら時間を潰すしかないや。焦ることはない、これはファンライドだ、ポタリングだ
 
待機すること30分。11:45過ぎに走行再開の動きが見えてきました。復路は50〜100人ほどのグループに区切って順次スタートするみたい。スタッフに導かれてトンネル内まで愛車を押し歩き、スタートの合図を待ちます。まさかの展開が繰り広げられる復路10kmの様子は、次回の[後編]で。

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