Omiya, Saitama

平坦路なのに峠だらけ!? ツール・ド・大宮地粉うどん[後編]

saruvera

絶品の武蔵野うどんを目指すツール・ド・うどん第1ステージに挑むミニベロおやじ達は、強烈な荒川峠に打ちのめされながら43.6kmほど走って目的地の “手打ちうどん 駕籠休み” へ。そこに現れたのは、まだ10:30過ぎにも関わらず30人待ちという入店峠でありました(前編を参照)
 
ここまで来ておいて、目的を果たさずに帰れるものか。行列の最後尾に加わり、冷たい北風に震えながら待つこと50分。換気扇から漂う出汁の匂いで空腹感が増すばかり。予定を変更して大盛り(700g)にしよう。そんなことを考えるうちに、ようやく入店の順番がやってきました。
 

 
駕籠休みの肉汁うどん(温盛りの大盛り)と人参の天ぷら着席するや肉汁うどん(温盛りの大盛り)と人参の天ぷらを注文。もちっとした食感と適度な歯ごたえのある地粉うどんは小麦の香りが高く、旨味が濃厚な肉汁に負けない骨太な味わいです。この旨さに大盛り峠は難なく突破。行列に並んだ甲斐があったなあ(我々の二組後で品切れ峠)。
 
帰路は見沼代用水西縁に沿って南下心と腹を満たした一行は、12:10頃に走行を再開。南大通東線を1kmほど東進し、そこから住宅地を抜けて見沼代用水西縁の河畔へ。この用水路に沿った細道をポタポタと走り、さいたま市を縦断します。信号がない道とはいえ、曲がりくねってるので方向感覚が狂って仕方ない。
 
見沼代用水西縁の端に佇む氷川女體神社道を間違えてないか不安になりながら進んでると、やがて道端に氷川女體神社が見えてきました。大宮の氷川神社(須佐之男命)の奥さんである奇稲田姫命が祀られてるそうですよ。そんな埼玉小噺をくらたまごさんから聞きながら小休憩。毒舌混じりの地元民話はおもしろいなあ。
 
見沼通船堀の通船差配役だった鈴木家の住宅こうして沼代用水西縁を南下し、道に迷いつつ東浦和駅南方で埼玉県道103号へ。その道端にある古風な屋敷は、見沼通船堀の差配役だった鈴木家の母屋(国指定史跡の一部)だそうです。江戸後期の文政年間に建てられた現役住宅で、くらたまごさん曰く “見沼の必見スポット” らしい。
 
見沼通船堀(国指定史跡)を望むその鈴木家住宅の裏手に回ると、我々が目指してきた見沼通船堀があります。見沼代用水西縁〜芝川〜見沼代用水東縁を結ぶ運河で、水位が異なる川に船を通すための閘門が設けられてます。芝川水系サイクリングのマイルストーンで、思い返したら11年ぶりの来訪でした。
 
芝川サイクリングロードでキッチンとれたてまで南下そんな見沼通船堀でくらたまごさんと別れ、ここからはyuugaさんと2人で芝川サイクリングロードを南下。おお、以前よりオーバーパスやアンダーパスが増えて走りやすくなってる! と思ったのは埼玉県内だけで、入谷大橋から下流は相変わらず一般道を越えるのに難儀する道でした……。
 
芝川マリーナの脇で満開の寒桜(アンギョウザクラ)と遭遇これだから芝川は敬遠しちゃうんだよなあと思いながら走ってると、芝川マリーナの脇で満開の寒桜(アンギョウザクラ)と遭遇。ああ、春は着実に近付いてるのですね。ポカポカと暖かい陽だまりで、写真を撮りながらホッと一息するミニベロおやじ2人。
 
キッチンとれたてに駐輪された LIGHTCYCLE Ti451 と DAHON Visc. P20こうして芝川に沿ってポタポタと南下し、14:15頃にキッチンとれたてへ帰着。ようやく汗がうっすら出てきたのにね。そうした会話を、まだ重いドリンクボトルを片手にyuugaさんと交わして解散。走行距離は短くとも、久しぶりのグループライドは楽しかったなあ。
 
この後は扇大橋北詰で荒川CRを離れ、尾久橋通りを南下して15:20頃に我家へ到着。この日の走行距離は約82.7km、本来(道を間違えない)の走行ルートは[コチラ]です。次戦の第2ステージ[溝の口カレーうどん]は、4月7日(日)開催予定。来たれ、参加希望者!

今回のサイクリングをRelive動画で振り返る


 

ご感想をどうぞ

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

SHARE

平坦路なのに峠だらけ!? ツール・ド・大宮地粉うどん[後編]