晩秋のびん沼キャンプに GIOS FELUCA キャンプ仕様 を本番投入した結果、いろいろと見直すべき点が見えました。大きくは、❶携行するキャンプ道具の見直しと、❷FELUCAの仕様の見直しですね。やはり経験で得られるものは偉大だなあ。
その経験を活かして、❶については “持っていったけど使わなかった道具” を省いて “あればよかった道具” を加えることにします。合わせて “これからも使い続けたい道具” を評価。❷については、より長距離でも走りやすくするためのプチカスタムを行います。
この記事の目次
1. 携行するキャンプ道具の見直し
携行するキャンプ道具の見直しにあたって、びん沼キャンプへ携行した道具をリストアップ(下表)。このうち、使わなかった道具・別のもので代用できる道具に打ち消し線を引きました。枕は服を詰めたドライバッグで代用できるので、エアポンプ共々省略。大した削減効果はないけどね。
SOTO フィールドホッパー ST630 はA4サイズに展開できる二つ折りテーブルで、総合的な使い勝手でコレに勝るものはないのでは?と思うほど気に入ってます。フレームバッグに収まってくれたときの感激たるや! 発売から10年経っても衰えない人気は伊達じゃないですね。
これまた今後も使い続けたい焚き火台 DOD 秘密のグリルちゃん。火床がメッシュなので巻いてコンパクトに収納できる一方、大きな薪も焚べられます。Amazonで見つけた焼き網を組み合わせたら、使い勝手が大幅に向上しました。長谷川プレス工業の練炭鋏も高精度でお気に入り。
で、秘密のグリルちゃんは大きな薪も割らずに焚べられるので、髙儀フルタング鉈の出番なし。カッコイイけど携行道具から省くことにします。ファイヤーライターズは予備も含めて4本を、キャンドゥのブリキ携帯灰皿に収納。ダイソーの着火剤を併用すれば火起こしは万全です。
愛用してたミドリ安全の耐火軍手は、焚き火の熱さに耐えられないので降板。次回から東和コーポレーション EXTRAGUARD TAKIBI(SP)を使うことにします。耐熱性のある牛革手袋で、縫製や補強もしっかり。内側がメッシュなので着脱しやすいです。これで1300円弱は破格!
ここまでキャンプ道具を省いたり代替したりしたけど、新たに加えたい道具もあります。それが焚き火台用の風防。で、MOONLENCE 風防板 を購入したのだけど、なかなか重いんだな。そこでプレートを3枚ほど抜いて軽量化。展開サイズも過不足ない感じになりました。
2. GIOS FELUCA の仕様の見直し
キャンプ道具の見直しが済んだので、今度は走行中に抱いた GIOS FELUCA の課題点を改善。びん沼キャンプは往復70kmだったけど、より走行距離が延びることを考えて快適性を向上させる試みです。まあ、チーム小輪爺のテルさんが助言してくれたことの受け売りなんですけどね。
まずは、ダウンチューブに装着したボトルを抜き差しできない問題。ボトルが普通より長い CAMELBAK PODIUM CHILL 710 ということもあり、フレームバッグに食い込んじゃってます。フレームを抑えながらボトルを抉らないと抜けないので、走行中の使用は100%無理。
そこで S.fields.inc ボトルケージアジャスター なるパーツを調達し、ダウンチューブのボトルケージ取り付け位置をBB寄りに下げることにしました。これで取り付け位置を最大50mmまで変更できるので、何とかなるかな(完全なる現物合わせ)。
こうしてボトルケージの位置を50mm後退させた結果、装着時はフレームバッグと少し干渉するものの、斜め左右からボトルを抜き差しできるようになりました。もちろん、走行中の抜き差しも無問題。これで夏場の走行中に、体へ冷水を浴びせることができます。
次はヘッドライトの位置。ハンドルのフラット部に装着したライトの光は、下半分がフロントバッグに遮られ、思ってた以上に郊外で頼りなかったです。また、フラット部を握るときの邪魔っぷりが絶妙で、そのストレスがどんどん積もりました。
この課題を解決するために、重量が増えるからと避けてた DAVOS フロントバッグサポーター FBS-2 を採用することにしました。フロントバックが垂れ下がることを防ぐためのパーツで、キャリア下面にライト装着用のネジ孔が設けられてます。
一旦 GIOS FELUCA のステムとコラムスペーサーを外し、DAVOS フロントバッグサポーター FBS-2 を差し込んでからスペーサーとステムを再装着(サポーターの厚み分を調整するため5mmスペーサーを1枚抜きました)。ブルベマウントの位置が変わった理由は後述します。
そして DAVOS フロントバッグサポーター FBS-2 の下面に、Rec-Mountsの下部アダプターGP-K400Aとライト用アダプターGP-CATHL2を装着。そこにヘッドライト(CATEYE VOLT)を取り付けます。シンプルな見た目とは裏腹に、なかなか複雑だなあ。
ところが、ライト装着アダプターのボルトを覆うスポンジがすぐに剥がれちゃったので、ヘッドライトの位置を再考。結局、ブルベマウントにCATEYE純正マウントで固定することにしました。これならライトが手の邪魔にならず、また光が荷物に遮られることもありません。
準備が整ったので ORTLIEB HANDLEBAR PACK を装着。DAVOS フロントバッグサポーター FBS-2 でフロントバッグを下支えできるようになったので、ハンドルバーではなくブルベマウントに固定しました。結果、ハンドルのフラット部だけでなくSTIの操作性も向上。やったね!
このように反省点を改善する工夫を凝らしてみたけど、狙いどおりハマるかは距離を走ってみないと未知数なところがあります。ということで、また自転車キャンプを計画せねば。今度はサンアメニティ北本にしようか、それともRECAMPしょうなんにしようかな。
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