4月に入ると同時に、東京近郊は桜(ソメイヨシノ)が一斉に咲きましたね。せっかくなので、満開の桜に彩られた風景を見たい。そんな理由を付けて、換装したリアスプロケット(11-28T)のシェイクダウンを兼ね、荒サイを走ることにしました。
4月最初の土曜日、10:00前に浅草橋を出発。小台橋で隅田川を、江北橋で荒川を渡って荒サイ左岸へ。横風にあおられながら荒川に沿って遡上をはじめます。レストランさくらの前は、桜と菜の花が満開。う~ん、春だなあ!
荒サイ左岸は、戸田競艇の前と彩湖の手前が未だ工事中。彩湖の脇の土手でやっと舗装路に出たら、デュアスロン中の一団に混ざっちゃいました。みんな背中に「ドラフティング禁止」と書いてるので、必死こいて追い抜き、トイレ前で休憩。で~、疲れた~
トイレ前で「ミニベロとは奇特な」って感じで話しかけてきたオジサンと雑談しながら20分ほど休憩し、11:40過ぎに次の休憩ポイントの榎本牧場に向かって出発。一見、殺風景な秋ヶ瀬の畑も、春霞がかかって温もりを感じる光景になってきました
川越線の手前まで来ると、自転車道の両脇に満開の菜の花がびっしり! 甘い香りに包まれ、黄色い絨毯の上を走ってるような気分になります。ただ、羽虫もいっぱい飛んでて、ザザ~ッと顔やウインドブレーカーに当たる音が途絶えません (;´Д`)
彩湖から50分ほどで榎本牧場へ到着。春の陽気にブタくんも暁を覚えず。新スプロケは16Tのギアがないので走りにくいなあ。そう考えながらジェラートを食べてたら、SADAさんから「ぜひ吉見桜堤公園へ」との情報をいただきました。よし、行ってみよう!
13:00頃に榎本牧場を後にし、県道12号の太郎右衛門橋で荒川右岸へ。右岸の自転車道も菜の花でいっぱいです。向かい風がちょっと強くなってきたけど、満開の桜を求めて脚を回すっきゃない。これもヒルクライムのトレーニングだ?
かつて、秩父ライド中にmontaくんが落車したポイントを無事にクリアし、13:30頃に吉見桜堤公園の入口へ到達。約1.8kmにわたって、桜が自転車道を覆い尽くしてます。歩行者も多いので、ときどき降車しながら桜のトンネルを徐行。最高に気持ちいい!
吉見桜堤公園の桜のトンネルを通り抜ける感動は、写真だと十分に伝わらなそう。そう思ったので、iPhone5sで動画を撮影してみました。ぜひ、臨場感が高いHD画質で観てみてください(BGM付きなので音量にご注意ください)
自転車でしか味わえそうにない花見ができたことで、えもいわれぬ満足感と高揚感を覚えます。とはいえ、まだ14:00前。ならば次の桜スポットへ行ってみよう! 鼻息も荒くペダルを回し、今度は鴻巣市吹上町を目指します。ということで[後半]に続きます。
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