仕事の忙しさにかまけて過ごすうちに、2015年のレースシーズンが到来しちゃいました。例によって開幕戦として「TOKYOエンデューロ2015」にエントリーしたけど、昨年6月末の川崎エンデューロ以来、ほとんど走ってないよ。ともかく、彩湖で待つチーム小輪爺メンバーと合流せねば。
とはいえ、エースのtomoさんがレース1週間前に指を骨折して欠場、まりぽさんは過労状態で欠場。何やら不穏な空気が、チーム小輪爺を覆うのでありました。どうにもピリッとしないというか、みんな朝から空回りしてる感じ……。
チーム小輪爺TOKYOエンデューロ2015出走編成
チーム小輪爺 TT | yuzanさん | HARP AS-100 |
tomoさん(DNS) | GIANT IDIOM 2 | |
チーム小輪爺 TM | マグナムさん | DAHON VECTOR X10 |
テルさん | GIANT IDIOM 1 | |
チーム小輪爺 GG | saruvera | GIOS FELUCA |
sambeさん | BILLION LIONEL | |
SADAさん | GIOS FELUCA | |
まりぽさん(DNS) | Pocket Rocket Pro |
レース前夜に慌ててメンテナンスしたGIOS FELUCA。よく見ればバーテープが劣化して傷んでるし、タイヤも1年前から履きっぱなしでボロっちい。このズボラっぷりが、後の惨事を招くのでした
かたや、1年にわたってマジメに練習を続けてきたマグナムさんは、愛車のDAHON VECTOR X10も暗黒技研さんで大改修。人馬ともにパワーアップしてTOKYOエンデューロ2015に挑みます
マグナムさんのDAHON VECTOR X10で特に目を引くのは、異彩を放つクランク周り。79系DURA-ACEクランクにRIDEA非真円チェーンリングを装着し、パワー伝達の向上を図ってます
マグナム号が履く手組みホールのハブは、前後ともにAmerican Classic。かなり軽量で優れた回転性能を誇るハブだけど、これ高いんだよね。高頻度のメンテも要求されるし、saruveraには無理かな
ともあれ、saruveraとマグナムさんはスターティンググリッド中団に陣取り、スタートを待ちます。この時点では、周囲の方々を含め和気藹々としてたのだけど……
いざ走りはじめると、練習不足が祟って直線スピードが伸びません。それを補おうとリスキーにコーナーを攻めてしまい、1周目終盤の管理橋コーナーで痛恨のスリップダウン。使い古したタイヤのグリップ力も落ちてたようです。擦過傷だらけの血濡れた姿でピットへ戻り、sambeさんへバトンタッチ
救護室で応急手当を受け、血汚れを落としてチームの待機所へ帰ると、yuzanさんが頭から血を流しながら現れました。どうやら急ブレーキをかけた前走者に追突・落車したそうで、ヘルメットはパックリ割れて無残な状態。手の空いてるメンバーで血まみれ顔のyuzanさんを連れて、救護室へ向かいます
yuzanさんが手当を終えて戻ってきたので、走行メンバーの応援&ピット作業に専念することにしました。冬季トレーニングに励んだマグナムさんは、好ペースで周回を重ねます
マグナムさんとペアを組むテルさんは、チーム小輪爺を牽引する勢いで700Cと互角以上のレースを展開。上位への希望を一身に背負って走り続けます
おやじチームで1人気を吐くsambeさんは、何周にもわたって好タイムをキープ。saruveraが落車して大幅に落としたポジションを、着々と追い上げていきます
チーム小輪爺のムードメーカーであるSADAさんは、レースを楽しむ姿を通じてメンバーの雰囲気を盛り上げます。おかげで、沈滞気味だったチームの空気が回復してきました
TOKYOエンデューロ2015 in 彩湖 [リザルト]
男子4時間エンデューロ:彩湖周回コース(1周5km) | ||||
順位 | 周回数 | トップ差 | タイム | |
チーム小輪爺 TM | 191 | 27 | -6 | 3:55:40.319 |
チーム小輪爺 GG | 352 | 24 | -9 | 3:51:50.358 |
チーム小輪爺 TT | 454 | 5 | -28 | 0:49:30.553 |
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