今春は花粉飛散量と気温変動が激しいですね。おかげで花粉症と風邪を併発し、目鼻のグショグショが癒えぬまま、開幕戦の「TOKYOエンデューロ2018 in 彩湖」を迎えちゃいました。そんな言い訳だけは完璧に準備し、チーム小輪爺の出走メンバーと現地合流。今年は大陣容ですぞ。
昨年、チーム小輪爺はオリジナルジャージ追加販売やツール・ド・うどんを縁にメンバーが大幅増員。レースに出てみたいという方も多くいて、結成から最多となる4チーム体制でTOKYOエンデューロに挑むことになったのです。それぞれ出走オーダーを協議し、下記の編成でスタートを待つのでありました。
チーム小輪爺 TOKYOエンデューロ2018 出走編成
チーム小輪爺S(ドS) | テルさん | GIANT IDIOM 1 |
sambeさん | BILLION LIONEL | |
tomoさん | GIANT IDIOM 2 | |
チーム小輪爺M(ドM) | みなみさん | GIOS FELUCA |
ペーターさん | KHS P-20R | |
チーム小輪爺F(Fun Ride) | yuugaさん | DAHON Visc. P20 |
くらたまごさん | TREK EMONDA SL6 | |
ろいろいさん | TREK MADONE 2.1 | |
チーム小輪爺K(亀) | saruvera | GIOS FELUCA |
montaくん | MICHEL 801 | |
SADAさん | GIOS FELUCA |
スタート時刻の9:40が近づいてきたので、チーム待機所の留守番を新メンバーのピースくん(ペーターさんの愛犬)に任せ、一同はスターティンググリッドへ移動。チーム小輪爺ドッグジャージをまとったピースくんは、通りすがる人々にも大人気。おとなしくて聞き分けの良い子です ← 番犬の適正は……
グリッドに着く時間が遅かったので、今回はかなり後方からスタートすることになっちゃいました。こりゃあ、渋滞に巻き込まれるなあ。ともあれ、ついに開幕戦の火蓋が切って落とされました。スタートからレース序盤の展開は、車載動画(6分40秒)でご覧ください
さて、我が陣営の各チームに目を向けてみると、チーム小輪爺Sは第1走者のテルさん@GIANT IDIOM 1が80分間の連続走行中。ピットインによるタイムロスを抑える作戦ながら、計9周45kmを8分台〜9分台前半で周回してます。相変わらずのタフガイぶりで、好位置に付けてる模様
チーム小輪爺Mの第1走者みなみさん@GIOS FELUCAは、コンスタントに7分台へ入れながら4周回。後方スタートながら混乱を上手にさばき、ハイペースなトレインに加わってスルスルとポジションを上げていきます。最強の助っ人ですな。キャノンボール・ジャージは伊達じゃない!
チーム小輪爺Fは第1走者のyuugaさん@DAHON Visc. P20が初レースながら8分台で3周回して、第2走者のくらたまごさん@TREK EMONDA SL6へ交代。そしてチーム小輪爺Kは、第1走者saruvera@GIOS FELUCAが4周回。すみません、姑息な戦術を使っても9分台がやっとです…orz
しかも4周目は延々トレインを曳かされて脚力を削られまくり。姑息なことばかりやってたので、しっぺ返しを喰らったようです。息も絶え絶えにピットへ帰還し、第2走者のmontaくん@MICHEL 801へ交代。彼を送り出す声掛けもできない醜態を晒しながら、因果応報という言葉を噛み締めます
そんなsaruveraから計測タグを受け取ったmontaくんは、上手くトレインに加わって暖機運転。9分台〜10分台で4周回しながら、久しぶりの走行を楽しんでる様子です。そうそう、レースはまだ長い。4時間を走り抜く脚力の確保も、エンデューロレースに欠かせない戦略なのだ
チーム小輪爺Sも走者交代。テルさんから替わった第2走者のsambeさん@BILLION LIONELが、700C集団に混じって奮闘します。8分台〜9分台前半で4周回し、ここまで稼いだマージンをキープ。コーナーからの立ち上がりの速さを武器に、じわりじわりと前走者を追い詰めます
2人体制のチーム小輪爺Mは、みなみさんからペーターさん@KHS P-20Rへライダー交代。9分台で4周回のルーティン走行をこなすものの、ちょっと苦しそう。いいトレインが見つからなかったようで、かえって他車に曳かされてる感じがします。これは辛い
そしてチーム小輪爺Fは、第2走者くらたまごさんから第3走者ろいろいさんへ交代。はじめてのレースでスタート前は緊張してたけど、安定したタイムで3周回をこなしてます。周囲にペースを乱されることなく走る様子に、事前練習会が役立ったかと一安心
そろそろチーム小輪爺Kも第3走者へ交代するタイミングです。妙にうれしそうな顔でピットへ戻ってきたmontaくんに替わって、SADAさん@GIOS FELUCAがコースイン。2年ぶりのレースを楽しんでる姿に、体調が回復してよかったなあと目頭が熱くなるのでありました
スタートから110分を過ぎたあたりで、チーム小輪爺Sのsambeさんがピットインして第3走者のtomoさん@GIANT IDIOM 2へ交代。満を持してコースインしたエースは、700Cをパスしながら8分台で4周回。深いリーンアングルから鋭く加速するコーナリングワークで、上位フィニッシュを目指します
気が付けば、TOKYOエンデューロ2018の4時間耐久レースは、折り返し時刻が迫ってました。もうSADAさんからsaruveraへ走者交代する頃合いじゃないか! 急いでピットへ戻り、日差しが戻ったコースを見渡します。うーむ、脚力が回復してない……。不安だらけの状態で[後編]へ続きます。
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