バーテープの要はグリップ性か耐久性か

saruvera

開幕戦のTOKYOエンデューロ2015で落車してから1カ月半。カサブタが小さくなりはじめたのを境に、ようやく自転車と対峙するモチベーションが戻ってきました。改めて直視すると、傷ついたGIOS FELUCAの無残な姿よ……。GWのロングライドまでに、修復してあげなくちゃ。
 
後部ダメージはディレイラーアームの傷だけで済んだ件の転倒落車はコーナリング中に前輪を滑らせてのスリップダウンだったので、ダメージはフロント周りに集中してました。車体後部のダメージは、ディレイラーアーム(ULTEGRA RD-6700-SS)の小さな傷だけ。幸い、フレームは傷ひとつない模様
 
STI基部が刃物のように削れてネームプレートは消失一方、ハンドル周りは派手なダメージ痕が盛りだくさん。STI(ULTEGRA ST-6700)の基部が削れて、刃物みたいになってます。ちょっと触ったら、指が切れちゃいましたよ。あと、ネームプレート(プラ製カバー)が消失してますね
 
バーテープ(SUPACAZ SUPER STICKY KUSH)は経年劣化バーテープのボロボロは、転倒ではなく経年劣化によるもの。SUPACAZ SUPER STICKY KUSHはグリップ性こそ高いけど、6カ月間に2レース使っただけでこの状態。レース毎の交換が前提のプロ向け製品なんでしょうね。もっと耐久性のあるバーテープに交換しよっと
 
ST-6700用のネームプレートを調達FELUCAちゃんの状態チェックが終わったので、アサゾーへ行ってリペア用パーツを漁ってきました。型落ちして久しいST-6700適合ネームプレートがあってよかった! せっかくなので、左右とも新品に交換しよう。こうしたスモールパーツを簡単に入手できることが、SHIMANOの美点ですね
 
新バーテープはfi'zi:k Performance Classic新バーテープはfi’zi:k Performance Classicをチョイス。厚さ3mm+裏面パッドでクッション性がよさそう。マイクロテックスという独自素材を使った表面はエンボス加工が施してあり、しっとり肌に馴染む革のような手触りです。しかも、全天候対応ウォッシャブル仕様なので、耐久性も期待できそう
 
fi'zi:k Performance ClassicをまとったGIOS FELUCAfi’zi:k Performance Classicは、肉厚だけど引っ張りに強いバーテープ。マニュアルに従って、薄い両端を重ねるように強く引っ張りながら巻いたら、見栄えよく仕上がりました。特筆するほどのグリップ性ではないけど、汗をかいた手でも滑ることはありません。握ったときのギュッという手応えも好み
 
レースダメージを修復したGIOS FELUCAの姿ハンドル周りに集中してたダメージを修復し、走れる姿を取り戻したGIOS FELUCAの御姿。以前より頼もしく見えるのは、所有者の欲目でしょうか。クリーニング&メンテナンスを終えた頃には、走りに出かけたい衝動を抑えられなくなってきました
 
ということで、チーム小輪爺の恒例行事 “GWロングライド” までにGIOS FELUCAのリペアが完了。残るは、己の左半身を覆うカサブタだけですな。行くぞ、渡良瀬遊水地! まずは体調を万全にするため、ビールを飲んで傷の消毒をしとかなくちゃ(何かおかしい)。
 
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