Sadamine, Saitama

登坂と酷暑に喘ぐ!ツール・ド・鬼うどん[後編]

saruvera

ツール・ド・うどん第4ステージ[定峰峠の鬼うどん]に挑むミニベロおやじ一行は、道の駅おがわまちから埼玉県道11号を登坂して東秩父村の山間部へ。名物 “からみきんぴら鬼うどん” を食した後、定峰峠の頂上を目指してヒルクライムを再開するのでした(前編を参照)
 
鬼うどんの店から定峰峠の頂上までの距離は4.5kmで、高度差は243m。ここまでのより斜度がキツくなり、辛さと苦しさが増すわけですな。くらたまごさんにキツくなるよと脅されつつ、12:00過ぎにアタックを再開。各自のペースで頂上へ向かいます。
 

 
定峰峠の頂上を目指して登坂を再開何となくヒルクライム時の引き足を思い出したsaruveraは、意外にも登っていける(当社比)。他の2人を先行させ、壁面の苔に描かれたトトロを探す余裕をかましながらトロトロと登坂するのでした。なお、トトロの絵は見つからず。経年劣化で消えちゃったみたい。
 
林道秩父高原線の終点で力尽きるまあ、余裕があったのは中盤までで、斜度がキツくなってきた終盤は青虫吐息。ついには体の各所から液体が漏れはじめ、林道秩父高原線との分岐点で地面に倒れ込む始末であります。呼吸が整うまで5分以上、道路にSiriを向けたまま両手両膝を地に着くおっさん……。
 
定峰峠の脇にある峠の茶屋そんな醜態を晒しながらも走行を再開し、12:45過ぎに定峰峠へ到達。最後の750mは本当にキツかった。またもや声を出せない有様になりながら、先着したメンバーが待つ駐輪場へ向かいます。ここにあるベンチと自販機が、どれほどありがたいことか。
 
峠の茶屋の駐車場で休憩さて、自我が回復したところで残りの走路の相談会。この駐輪場から見える林道を進めば白石峠だけど、ここまでとは比にならないほど斜度がキツいよと脅すくらたまごさん。その言葉に戦意を喪失し、折り返して下山することにしました。ゆ、夕立が来そうで危ないし(言い訳)。
 
昔話に出てきそうな佇まいの長慶寺ということで、ヒイコラと登ってきた県道11号を今度はダウンヒル。汗でびしょびしょのジャージは走行風ですっかり乾き、とても爽快です。途中、昔話に出てきそうな佇まいの長慶寺に旅情を感じつつ、30分弱で落合橋まで戻ってきちゃいました。下りは一瞬よなあ。
 
道の駅和紙の里ひがしちちぶに停車その後も30km/h以上で走行を続けるも、何なんだ下界のこの暑さは。定峰峠では34℃だった気温計が40℃になってるし! これは堪らんと道の駅ひがしちちぶへ退避。冷房の効いた館内に入って体を冷却し、水分を補給することにしました。
 
道の駅和紙の里ひがしちちぶで休憩と買物道の駅ひがしちちぶには農産物直売所があり、ここで涼みながらお土産を物色。新鮮な野菜や果物が笑っちゃうほど安く、積載量の少ないミニベロで寄ったことが惜しまれます。とりあえずアイスボックスをボリボリして落ち着こうか。
 
コンビニでガリガリ君を食べてクールダウンその後は再び県道11号を東進し、14:15頃に起点・道の駅おがわまちへ帰着。気温計は42℃を示し、呼吸をしても酸素が入ってこない感じ。車両をトランポに積載後、コンビニでガリガリ君をかじるうちにようやく体調が戻ってきました。危険だわ、この暑さ。
 
登坂と酷暑に苦しめられたこの日の走行距離は約45.8km、獲得標高は727mでした。本来の走行ルートは[コチラ]をご覧ください。走行距離は今回の折り返しでも本来ルートでも変わらなかったですね。定峰峠から白石峠までの2.5kmを登坂しなかったことが、今さらながら悔やまれますな。
 
ともあれ、これにて2024年のツール・ド・うどん全4ステージが終了。涼しくなったら、未消化の第2ステージ[溝の口カレーうどん]をリベンジ開催しますかね。それまで、みなさんどうぞお元気で。

今回のサイクリングをRelive動画で振り返る


 

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