まだまだ続く、神田川沿い低速サイクリング。主に遊歩道を使って河口から源流を目指し、24kmほど遡った高井戸駅前までやってきました。目的地まで残りわずか!
環八から上流の神田川は、ほぼ井の頭線と並行しています。富士見ヶ丘駅と久我山駅の間にある操車場にはカラフルな車両が並んでいました
久我山を過ぎると武蔵野市。三鷹台駅を通り越して進んでいくと、遊歩道と神田川が井の頭公園の奥へと続いています
FELUCAから降車して歩いた先に、神田川の源流・水門橋がありました。この橋の向こう側にある井の頭池から流れ出した水が、神田川となって隅田川に注いでいるのですなあ。そう思うと感慨もひとしおであります
水門橋のたもとには、神田川の源流を示す立て札がありました。河口からの走行距離は約26.5km、所要時間は約4時間15分。遊歩道を使った超低速ポタリングだったので、距離のわりに時間を要しました
井の頭公園まで来たら、いせや総本店は外せません。学生時代~20代の頃、さんざんお世話になったものです。saruveraは公園店に行くことが多かったですね
いせや総本店のやきとりは、1本80円と相変わらず良心的な価格でした。公園で味わっているうちにビールが飲みたくなったけど、飲酒運転になるのでガマンの子
約10年ぶりに訪れた井の頭公園。アートマーケッツを眺めながら、深まった秋と懐かしさを味わいました
帰りは人見街道―五日市街道―青梅街道を経て、中野のラーメン屋で夕食。中野サンプラザの前を通過したときには、すっかり日が暮れていました。その後、大久保通り―外堀通りを経由して浅草橋へ。この日の総走行距離は約56.5km。コース脇に見所が多く、なかなか楽しいサイクリングでありました。
※今回のルートマップを追記しました。
神田川ポタ
神田川に沿って断続的に整備された遊歩道を使い、河口から源流を目指す神田川遡上ポタリング。10kmほど遡った高田馬場で一旦、神田川から離れる羽目に。早稲田通りを西走し、ようやく小滝橋で神田川に再会できました。
小滝橋で神田川に再会。街中をちょこまか走ってきた労をねぎらうように美しい紅葉と出会えました。この上流は遊歩道が続くので、神田川沿いサイクリングを満喫できます
神田川に沿って新宿区と中野区の境界線を南下。区によって遊歩道の舗装が異なるのがおもしろい。青梅街道を越えると、左手に西新宿の高層ビル群が見えてきます
神田川は山手通り付近から南西へ。月見橋や花見橋など風流な名前の橋が続く中野区弥生町で、下流を振り返ると都庁が望めます
中野新橋の住宅街を通って富士見町へ。丸ノ内線操車場の裏手には神田川(左)と善福寺川(右)の合流地点があります。川べりの塀が高いので、見逃すところでした
杉並区に入り、環七にぶつかった先には神田川取水施設がありました。「環七の地下に調節池が完成するまでは神田川がよく氾濫したなあ」と、中野に住んでいた学生時代を思い出すsaruveraでありました
そして、和泉から井の頭通りを越えて永福へ。杉並区内は木々が茂っていて気分爽快。都内ということを忘れかけます
ついに環八までやってきました。井の頭線高井戸駅前のミスドで休憩して糖分を補給。
ゴール 折り返し地点は近い!
河口から高井戸駅前まで約24km。神田川の源流まであと少しですが、完結編は次回へ引っ張ります。ご容赦! 最後までお付き合いいただければ幸いです。
曇り空だけど雨は降りそうにない日曜日。サイクリングに出かけたいけど、左足に痛みを抱える体たらくなので、スローペースで流せるコースを思案。そこで着目したのが、東京都内を横断するように流れる「神田川」です。
神田川に沿って断続的に遊歩道が整備されていますが、歩行者中心の幅狭な道なので低速走行する限りは申し分ありません(速度を上げようがありません)。我が家のある浅草橋は神田川の最下流域なので、源流まで遡ってみることにしました。
神田川河口に架かる柳橋。欄干に施したかんざしのレリーフは、かつて花街だったこの界隈をイメージしているのでしょう。この橋の先(写真奥)で隅田川に注ぎます
秋葉原からしばらくの間、神田川とJR総武線に沿って外堀通りを走ります。お茶の水までは激坂を上らねばなりませんが、その先は水道橋まで急な下り坂で楽ちん
飯田橋の五差路で神田川は直角に折れ曲がって北上を開始。ここからは目白通り―新目白通りを走ることになります
早稲田から高戸橋(新目白通りと明治通りの交差点)まで、しばし都電荒川線と並走であります。のどかな風景とは裏腹に交通量が多いので要注意
高戸橋から上流は神田川に沿って遊歩道を走れます。といっても、わずか300m足らずなんですけどね
遊歩道を走るとすぐに西武新宿線の高架&フェンスと対面するので、左折して高田馬場駅前へ。しばらく神田川沿いを離れ、早稲田通りを小滝橋まで西走します
河口から高田馬場まで約10km。ここまで、ほとんど神田川の川面を拝まないサイクリングになっています。この先、ちゃんと神田川に沿って走れるのでしょうか? その顛末は次回でお伝えします。