GIOA FELUCAを10速化して3週間。クランクまわりの剛性が増しているのは実感するけど、それが速度向上に直結していません。かえって速度が低下しているし、脚も以前より疲れる有り様。一体どうして?
そう思って変更したパーツを改めて見直すうちに、10速化するためにクランクセットをULTEGRA FC-6700(53/39T)に交換した際、クランクを従来より7.5mmも長いものにしたことを思い出しました。
クランクが長くなった分、従来のポジションでペダリングすると、脚を前に突き出す形になってしまっていたワケです。これでは脚が上手く回せるはずもなく、速度が伸びない上に疲れても当然ですね。ということで、ポジションを大幅に見直しました。
クランク長を165mmから172.5mmにしたことで、ぺダリングする脚が前に突き出るようになってしまいました
脚が効率よく回るポジションを探った結果、サドルポジションは“より前へ、より高く”なりました。これ以上はサドルを前に出せません(参考=以前のサドル位置)
まずは、脚が前に突き出ない体勢をとれるまで、サドルの位置を前進させました。すると、ペダルが上死点にきたときに脚が窮屈になるので、今度はシートポストを高くします。ただし、ペダルが下死点のときに脚が伸びきらないよう微妙な余裕は確保。
ところが、シートポストを高くするとサドル位置が後退してしまうので、またサドルを前進させます。こんなことを1週間ほど繰り返した末、ほぼポジションが確定。かなりぺダリングのロスが減ったようで、楽々と37~40km/hを維持できるようになりました。
ホント、ポジション出しって奥が深いなあ。
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