東京都内を巡るイベントのBIKE TOKYO 2016は、あっという間に折り返し地点。有明〜門前仲町〜両国の第1エイドステーションを経て、九段〜麹町〜四ツ谷〜青山を回って明治神宮外苑へやってきました。聖徳記念絵画館前の第2エイドステーションは目前です。
外苑西通りを南下した一行は、青山通り(国道246号)に出て神宮外苑いちょう並木へ。黄金色に染まった並木通りを抜けて、絵画館前へ向かいます
第1エイドからの走行距離は約13km。大会テントでお姉さま方が「お疲れさまね!」と声をかけながら、補給食のチョコレートケーキとバナナを手渡してくれました
神宮外苑を後にして外苑東通りを南下すると、そこはモデルっぽい外国人が闊歩する乃木坂。やたらファッショナブルな彼女たちの声援を受けながら、六本木方面へ進みます
六本木交差点を越えた先で、真正面に東京タワーが見えてきました。いかにも「東京の街を走ってる」と感じる風景は、ちょっとワクワクしますね
その後は東麻布の南側をぐるっと回って赤羽橋交差点へ。ここから皇居まで桜田通り(国道1号)を北上します。まずは東京タワーのふもとを飯倉交差点まで登坂だ
虎ノ門や霞ヶ関を抜けてお堀端に出た後は、岩田橋交差点を左折して内堀通りへ。パレスサイクリングでお馴染みの道を快走しようと思ったら、すぐUターンするルートでした (´・ω・`)
再び国道1号に戻ってみれば、目の前はもう日比谷。正面のペニンシュラホテルなどのビル群の先には、銀座のシンボル(?)不二家のネオン看板も見えます
そんな銀座はクルマだらけで走りにくいったらありゃしない。ほぼ押し歩き状態で進み、「何の大会?」と尋ねてきたオジさんと話しながら東銀座の歌舞伎座まできちゃいました
歌舞伎座の先は築地市場。大会ルートを外れ、オープンしたての築地魚河岸へ行ってみました。が、観光地らしさあふれる混雑と価格にうんざりし、ジャージ姿で場外市場の路地裏散策へ
路地裏を歩いて飛び込んだ築地虎杖(いたどり)で海鮮丼を注文。ぷりぷりの新鮮な刺身は美味ですな。聞けば、彦摩呂の名言「宝石箱や〜!」が生まれた店だそうな
さて、腹ごなしも兼ねて走行を再開しますか。築地四丁目交差点まで戻って大会ルートに復帰。晴海通り(都道304号)を東進すると、勝鬨橋の手前で熱血な外国人親子と合流しました
日本語と英語を織り交ぜて熱血な会話を続ける微笑ましい親子と一緒に走りながら、晴海運河に架かる晴海大橋へ。熱血息子を応援しながら、やや長めの坂道を登ります
晴海大橋を渡った先の晴海大橋南詰交差点を右折して、都道484号を道なりに直進。市場駅前で左折するゆりかもめの高架を見送りながら、なおも直進すると……
ワイドショー好みな腐敗話でお馴染みの豊洲市場が見えてきました。盛土問題の舞台になった管理施設棟と水産卸売場棟を左手に、富士見橋の登坂を開始
富士見橋を渡った先は、もう有明。正面に宇宙船みたいな姿をした有明スポーツセンターが見えてきました。この辺の建物は、やたらとSFっぽくて見ていて飽きません。すげえセンスだな
フェリーふ頭入口交差点を左折して、再びゆりかもめの高架に沿って走行。前方に見える国際展示場正門駅の先は、ゴールの東京臨海広域防災公園だ!
ゴールゲートに向かって最後の一漕ぎ。意外と見所が多く、短いようで長くも感じる約37kmの小旅行でありました(大会ルートはコチラです)
ありきたりな名所巡りと思いきや、自転車で走ってみると新しい発見があるものですね。初心者と走るには、内容も距離も妥当ではないでしょうか。特に、スタート直後の渋滞を防ぐコントロールができてたのは、大きな進歩ですね。来年は相方と一緒に参加しようかな。
ご感想をどうぞ