秩父を目指して榎本牧場を後にした一行は、桶川市に入ったあたりで再び荒川左岸のサイクリングロードへ。吹きつける向かい風は強さを増し、さながら峠道を登坂しているようです。この“荒川峠”と呼ばれる状況に、saruveraの脚が悲鳴をあげはじめました。
4カ月ぶりのロングライドで、すっかり脚力が衰えてたことが発覚。みんなに強風を遮ってもらったり引いてもらったりと、“saruveraシフト”を組んでもらって先へ進む有様。ありがたいやら申し訳ないやら…orz
ギアをアウタートップ近くにして、やっとの思いで脚を回すsaruvera。脳裏に「熊谷駅で折り返そうかな」という弱音がよぎったけど、一行は熊谷駅付近を通過して走り続けます。這々の体で付いていき、埼玉県道385号へ。眼前は、秩父へ続く国道140号だ!
交通量の少ない国道140号旧道(秩父往還)を西走したものの、休憩できそうなコンビニも見当たらない。そこで相談した結果、国道140号バイパス道(彩甲斐街道)へ出ることに。畑の中の道を走ってバイパス道を目指します
バイパス道へ出た先にベイシアのショッピングモールがありました。時刻は12時過ぎ、走行距離は約84.4km。店内を探るとフードコートがあったので、ここで昼食を兼ねた休憩をとることにしました。やっと休める~ (;´Д`A
味噌バターコーンラーメンとマヨハム鯛焼を食べてカロリーを補充。ヘタレ脚でも食べるものは食べるのさ。40分ほどの昼食兼休憩を終えて屋外に出ると、赤城山がきれいに見えます。ここは深谷市。北関東特有の冷たい“からっ風”が凍みますなあ~
ベイシアを後にして国道140号のバイパス道を走る一行。はるか前方に見えるのは秩父の山々か。西走するので向かい風と戦うことはなくなったものの、この辺りから緩やかではあるけど登坂がはじまります
前方に連なる秩父の山々を目にして「目的地が見えてきた」という手応えを感じる一方、「あそこまで登るのかよ」というヘタレっぷりも顔を出す我が胸中。目指す秩父まで40km続く登坂を、この貧脚で走りきることができるのか。その顛末は[次回]で。
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