富士山五合目まで24kmを走る「第11回 Mt.富士ヒルクライム」も、12kmを走って後半戦へ突入。ヒルクライムのコツを何となくつかみながら、三合目手前のつづら折りまでやってきました。だけど腰が痛くなってきたなあ。まだムダな力が入ってるのかな?
どうにも腰痛がひどくなってきたので、ダンシングを入れながら三合目のつづら折りを登坂。リアギアを2段ほど重くしてダンシングすると、登坂しやすいことに気づきます
四合目までは勾配が緩く、心肺に余裕が出てきました。平坦部で心肺を休める必要がなくなったので、下ハン&ギアを2~3段ほど重くしてペースアップ。まだ抜ける!
10:00過ぎ、第2給水所へ到達。ここまで100分弱かな? もっと速く走れてる気がしたのになあ。まだドリンクボトルに1/3くらい水が残ってるので、ここも通過します
ヒルクライムにおけるペダリング・呼吸法・ダンシングのコツをつかみはじめ、8%程度の勾配が苦ではなくなってきました。パスもできるし。ただ、ちょっと飽きてきました
慢心して集団後方でサボってるうちにスプリット賞区間へ突入。道端の「もがけ!」という看板にも、「最後の脚を温存する」と言い訳して淡々と走ります。メンタル弱っ
そして、スプリット賞区間でがんばって疲れちゃった人を、この区間が終わった直後にスコスコと追い抜くセコさ。卑怯者と罵られようが、最後の結果さえ出ればいいのさ
そんなことをしてたら20km地点を過ぎた先で、TARTARUGA Type Sportの人やGIANT IDIOM 0の人とミニベロ三つ巴のバトルが勃発。この戦い、絶対に負けられぬ!
バトルを(見た目上)制して長い坂へ。これが最後の坂と読んでペースアップ。続く長い平坦部でギアをインナートップに入れ、残る脚力・心肺を全開。このままゴールへ!
が、まさかゴール手前に勾配があるとは。もう何も出ません。それでも悪魔おじさんの「残り300m、ダンシングだ!」を受けて、最後に30mほどダンシングしてゴールイン
いや、もう肺が苦しい、腰が痛い、脚がガクガク。相方やSADAさんと合流後、FELUCAを担いで記念撮影したものの、腰痛でへっぴり腰になっちゃいました (;´Д`)
荷物受け渡しエリアの端で、しばし寝転がって休息。富士山めろんぱんを買いに行った相方を待つ間、速報リザルトをチェックすると……。んがーっ、2h13m37.687かよ! 絶対に2時間を切れてる気がしたのになあ ヽ(`Д´)ノ
途中でサボったくせに何だか納得できない腐れ根性を落ち着かせ、富士北麓公園までの下山を開始。その様子を動画で撮影したので、よかったらご視聴ください。
さて、下山後はチーム小輪爺のみんなと合流し、吉田うどんを食べつつリザルトを確認。今回のMt.富士ヒルクライムは、以下の結果に終わりました。
・yuzanさん@HARP AS-100
1h19m12.394(男子30~34歳 90位/639、男子総合 513位/5683)
・テルさん@GIANT IDIOM 1
1h43m59.664(男子40~44歳 673位/1165、男子総合 3065位/5683)
・まりぽさん@Pocket Rocket Pro
1h46m36.155(男子45~49歳 646位/1098、男子総合 3298位/5683)
・saruvera@GIOS FELUCA
2h13m37.687(男子40~44歳 1003位/1165、男子総合 4838位/5683)
・SADAさん@GIOS FELUCA
2h34m30.110(男子50~59歳 890位/976、男子総合 5280位/5683)
初めてMt.富士ヒルクライムを経験し、このコースの勝負所と自分の強化ポイントが見えてきた気がします。あ、強化ポイントは全般だろというツッコミは No Thank You ですから。次に走るときは、必ず2時間を切りたいですね(志が低い)。
Mt.富士ヒルクライム
早朝に起きた眠気のせいか、それとも家族サービス兼務の疲れが出たか。緊張感のないまま「第11回 Mt.富士ヒルクライム」のスタート時刻を迎えたミニベロオヤジたち。どろんとした眼でスタートゲート前に立ち、8:15のスタート合図を待ちます。
どこかの市長だかの挨拶が終わり、ようやくスタート。とはいえ、1.3km先の計測開始ラインまではパレードラン区間。森の空気を吸って、眠気を覚ますとしますか
計測開始ラインを越えた瞬間、ペースアップする人が続出。テルさんも先行します。この流れに乗りたいところだが先は長い。ケイデンス80rpmを目安にマイペースで進もう
ところが、料金所の手前は結構な勾配で、早くもズルズルとペースダウン。ここまで並走してたSADAさん(3年連続出走)に置いてかれ、あえなく単独走行に ( ;´Д`)
今回もこのパターンかと凹んでると、後方からHMX-12マルチさん登場。「結構いっぱいいっぱいです」と笑う彼(彼女?)のペダリングを見て、あることを思い出しました
それは引き脚。わざとらしいくらいの引き脚を使うと、脚が辛くならずにペダルを回せるではないか! これで走行ペースが上がり、最初のトイレ前でSADAさんをロックオン
SADAさんをパスしたことで自信を持ち、この引き脚を使ってケイデンス78rpm前後でスコスコと登坂。4.5km地点あたりで、ついに第14組の集団に追いついたぞ!
そして一合目を過ぎたあたりから、集団を1台ずつパスしていきます。これまで抜かれる一方だったヒルクライムで、前走者を抜くのは快感ですなあ!
その後、追い上げてきたTeam Skyジャージの人に「キツいのは二合目までだから!」とアドバイスをいただき、その言葉を支えに登坂。第1給水所には寄らず、先へ向かいます
10km地点あたりから降車して休む人が増えてきました。確かに心拍はキツくなってきたけど、酸素を吸入すればなんとかなる。二回吐いて二回吸う呼吸法でしのぐのだ
Mt.富士ヒルクライムのコースは勾配と平坦部が交互に続くので、勾配を高めのケイデンスで登り、平坦部では心拍を休める作戦に出ます。さあ、次の集団が見えてきたぞ
わざとらしいほどの引き脚を実行する中で、登坂になると肩と腕にムダな力が入るクセが解消されてることに気づきました。何度も指摘されてきた悪癖が消えたところで、ヒルクライムは後半戦へ突入。その結末は、次回の[昇天編]をどうぞ。
不毛な悪あがきをしてる間に、迎えちゃいました「第11回 Mt.富士ヒルクライム」開催日。出走受付を済ませるため、土曜の朝に相方とチーム小輪爺のyuzanさんをレンタカーに載せ、渋滞に巻き込まれながら大会本部のある富士北麓公園へ13:30頃に到着。
ところが、富士北麓公園の駐車場が満車ということで、3.2km離れた富士北麓駐車場へ回されることに。ようやく自転車(GIOS FELUCAとHARP AS-100)を降ろし、徒歩で大会本部へ向かいます。足のない相方は公園前で降ろしておけばよかった (;´Д`A
炎天下にGIOS FELUCAを押し歩き続け、14:30頃やっと富士北麓公園へ。メーカーやショップのブースが軒を連ね、いろいろなイベントも開催されてます。大きなレースらしいお祭りムードだなあ。おっと、まずは出走受付と応援バス乗車の手続きをせねば
手続きを済ませた後、ファンライドのブースで計量バイクコンテストに参加。いろいろと手を入れたFELUCAの車重が、どんなものなのか知っておきたかったのですよ。で、気になる計量結果は、9.30kg! 思ってた以上に重量級でした…orz
気を取り直して、今度はKUREのブースでチェーンメンテをしてもらうことに。たっぷりのチェーンクリーナーで洗浄した後、ドライチェーンルブを塗布してもらいました。他にもいろいろお世話になったので、今度「Made For Speedシリーズ」を買いますね
こんなことをやりながら、チーム小輪爺のSADAさんやテルさんと合流。出走車両を体育館へ預けることにしました。左がSADAさんの2011年型、右がsaruveraの2010年型。同じFELUCAでも年式が違うと相違点もいろいろあって、おもしろいものです
ショップのブースを回って、Camelbakドリンクボトルやら、塩熱サプリやら、アミノ酸サプリやらを購入。そして物産ブースの「富士宮やきそば」で遅い昼食をとった後、甲府市内のビジネスホテルへ向かいます。明日は早起きしなくちゃね
そしてレース当日。朝3:30にホテルを後にし、精進ブルーラインの峠道を走って会場入り。下山用荷物の預け締切6:00からスタート時刻の8:15まで、グダグダとしゃべりながらストレッチをして時間を潰します。HMX-12マルチさんと話せたのが収穫かな
いい加減、待ちくたびれた頃、我ら第14組(最終出走組)がスタート地点へ移動開始。エナジーゼリーを飲み、前日に買ったサプリをボリボリしながら富士北麓公園のトラックを歩いてスタートラインへ向かいます。今日も富士山がきれいだ!
この期に及んでも、グダグダおしゃべりをしながら、スマホで写真を撮り合うスイーツなオヤジたち。相変わらず、緊張感の欠片もありません。こんな調子で、まともに富士山五合目まで走りきれるのか? その行方は、次回の[開眼編]で。