ぎゃああ! とうとう、この日がやってきました。LEZYNE SUPER GPS の “マウント爪” が折れる日が。各所でマウント爪が折れた話は聞いてたけど、ついにワタクシもやっちゃいました。大晦日にRec-Mountsから外す際、モロッというイヤな手応えがありましてねえ……。
慌てて LEZYNE SUPER GPS の背面を確認したら、赤丸で囲った2箇所のマウント爪が折れてました。この爪は厚さ2mmの樹脂製で、本体と一体成形。つまり爪だけの交換補修はできず、購入店経由で正規代理店のダイアテックに修理してもらうことになります(日本正規品の場合)。
とはいえ購入から4年半も経ってるので、当然ながら保証期間切れ。年が明けるのを待って購入店の御徒町ハクセンに本機と個体情報(注文日・注文番号・ユーザー登録情報)を預け、2週間ほど待つことにしました。修理費はダイアテックで調査後に連絡をいただけるとのことで、もう成り行き任せ。
そして2週間後、御徒町ハクセンから修理完了の連絡が届きました。修理費を尋ねたところ、生産終了品の LEZYNE SUPER GPS は修理ラインも終了してるので請求できないとな。今回は別製品の残存部品を使って対応してくれたそうです。ただし残存部品も使い果たしたので、これがラスト修理だって。
ダイアテックと御徒町ハクセンの神対応に感謝しながら、手元に戻ってきた LEZYNE SUPER GPS の状態を確認。マウント爪は樹脂製で、破損前と同じように見えます。MEGA XL GPS では “破損対策が施された爪になって戻ってきた” という人もいるけど、SUPER GPS には該当部品がないのかな。
こうした事情があるので、次に LEZYNE SUPER GPS のマウント爪が折れたときは、別製品に買い換えるか魔改造するしかありません。どんな物事にも先駆者はいるもので、Garminサイコンのマウント爪を移植するツワモノもいます。ただし、Rec-MountsのマウントもGarmin対応に交換する必要あり。
そうそう、修理されて戻ってきた LEZYNE SUPER GPS は、液晶画面に保護フィルムが貼ってありました。よく見ると、過去に付けてしまった小傷がありません。どうやら、外装がまるまる新品になったようです。マウント爪が本体と一体式なので、このような対処になったのでしょうね。
一方、走行ログや設定は以前のまま残ってたので、内装部品は変わってないみたい。データが保持されてるということは、内蔵バッテリーも交換されてないでしょう。ともあれ、タイヤ周長や通信接続の設定は地味に面倒なので、saruveraにとってはありがたい処置です。
とはいえ、問題がすべて解決したわけではありません。ファームウェアのアップデートプログラムが、最新のmac OS(Monterey)に対応してないのですよ。ウンともスンともしません。困ったなあと確認すると、導入済みファームウェアはver.7.63で、最新ファームウェアはver.7.61……。どういうこと?
分かってる事実は、ファームウェアの前回アップデートが1年前ということだけ。もう細かいことを考えるのは止めよう。モヤモヤする頭を切り替えるため、秋葉原まで散歩がてら「川尻こだま展」へ。自分のことを棚に上げて、デンジャラスライフハッキングの世界観を楽しむのでありました。
で、結論。LEZYNE SUPER GPS のマウント爪が折れたら、まずは購入店に相談しましょう(日本正規品の場合)。それで解決しなかった場合や非正規品の場合は、
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