見沼代用水東縁の終端から発端を目指す一行は、東縁と西縁が合流する瓦葺を後にし、再び緑のヘルシーロードを遡上します。のどかな田園風景を見ながら進んでいくと、やがて蓮田市に突入。ヘルシーロードの両脇に住宅が軒を連ねるようになってきました。
蓮田市の住宅地を通るヘルシーロードは、きれいに舗装されてました。周辺住民の散歩道になってるようで、歩行者がチラホラ。安全運転を心がけて走ります。ここは道端の花壇を見つつ、のんびりポタリングといきましょう
じきに家の数が少なくなって、東北新幹線の高架が見えてきました。いろいろな車両が往来するので、見てて楽しいですね。そろそろ時刻は8:00。いよいよ日差しが強くなってきました。う~ん暑い!
広大な水田を貫く圏央道。牧歌的な田畑と無機質な建造物のコントラストが妙に異質に感じられ、脚を止めて見入ってしまいました。稲穂が色づく秋に来たら、またおもしろい風景が見られるでしょうね
そして菖蒲総合支所(旧菖蒲町役場)に到着。ここでトイレ休憩にします。この日はイベントが催されたようで、屋台がいくつも出てました。お腹が空いてきたなあ。いやいや、もうちょっと上流に立ち寄る予定の飲食店があるので、そこまでがんばろう
菖蒲総合支所のすぐ上流で、見沼代用水は星川と分流。ここから上流は、星川が見沼代用水を兼ねる形になってるのです。どおりで川幅がぐんと広くなったわけだ。風景も、これまでの“水路が流れる田園”から“川端の集落”へと一変します
空腹をこらえながら、待望の「うどん屋ちどり」に到着。武蔵野うどんを食べるぞ~と意気込んだものの、準備中だって!? 時刻を確認したら、まだ9:00前。そりゃあ準備中で当然ですよね、ははは……orz
やむなくコンビニで空腹を満たし、見沼代用水(星川)の右岸を遡上。国道125号、国道125号バイパスを越えて進むと、迂回路を示す案内板に行き当たります。案内板に従って秩父鉄道の踏切を越え、その先の榛川橋を渡って左岸へ出ることに
やがて見沼代用水(右)と星川(左)の合流地点が見えてきました。利根大堰は近い! そう確信すると脚も軽くなり、見沼代用水のみの流れに戻った水路に沿った緑のヘルシーロードで先に向かいます
県道20号に掛かる荒木橋を渡って代用水の右岸に出て上流へ進むと、見沼元圦公園の展望台が見えてきました。かつては、ここが見沼代用水の元圦(用水の取り入れ口)だったそうです。目的地を目前にし、テンションが高くなってきました
ついに「緑のヘルシーロード起点の碑」に到達しました。感無量! 時刻は10:00を過ぎたところ、自宅からここまでの走行距離は約78.2km。碑の横に立てられた緑のヘルシーロード案内図を見て、これまでの道中を振り返る一同でありました
見沼代用水の発端である利根大堰は目と鼻の先。土手を登って利根川の端へ行くぞ! と鼻息の荒いミニベロオヤジ三人集の旅は、まだ終わりそうにありません。っていうか帰りのことを考えてません。迷わず行けよ、行けば分かるさと[次回]に続きます。
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