開通前の高速道路を走るべく「東北中央自動車道マラソン&サイクリングin米沢2017」に愛車のGIOS FELUCAで出走したものの、延々と続く2.5%上り勾配に苦しめられて疲労困憊。次周回への脚力回復のため、米沢八幡原IC手前に設けられたエイドステーションへ駆け込むのでありました。
最初に手を出した補給食は、山形郷土料理「玉こん」。球状のコンニャクを醤油だけで煮るそうで、塩分補給に適してますね。しょっぱくてウマい! ただ、消化されにくいわりに空腹は満たされないわな
もっとグリコーゲンを! もっと炭水化物を! こらえきれずにオニギリ&キュウリも補給。驚いたのが、もろみ味噌のウマさ。濃いめの塩気と唐辛子の辛味が病みつきになります。おや、何やら騒がしいな?
振り返ると、すぐ後ろに大会ゲストの今中大介氏がいる! 爽やかなスマイルで参加者との握手や記念撮影に応じてました。オニギリで汚れた手を急いで拭き、ワタクシも握手&記念撮影してもらっちゃった
心身ともにエナジーチャージが完了したところで、エイドステーションを後にして周回点へ向けて走行を再開。約1kmの平坦路を進みます。次周回の登坂に備え、ここは脚力の温存に努めよう
米沢八幡原ICの1km北西に設けられた周回点で、通過証チェックを受けて次周回へ突入。2周走ったらコース特性がつかめてきたので、3周目はタイム短縮できそう。カメラを収納し、アタックを試みたところ……
1kmも走らないうちに雨が降ってきました。濡れた体に山間部からの風が吹き付け、みるみる体温を奪われる感じ。堪らず停車し、ウインドブレークジャケットを着ます。持ってきといて助かった
このくらいの雨なら耐えられるさと登坂を再開。ところが、水窪第一トンネルを抜けた先は土砂降りだった。この雨量にウインドブレークジャケットの撥水機能は限界突破。ずぶ濡れで折り返し地点を通過し、下り勾配での転倒に注意しながら周回点へ戻ってきました。指がかじかんで痛いよ (;´Д`)
どうにか3周回を走り終えて一安心してると、大会スタッフから「もう終わりにするよ」と無情な宣告。でも、通過締切まで1時間あるよ。その声は届かず、撤収作業が進むばかり。釈然としないけど、開通前の高速道路を走れたことで満足するか。雨上がりの東北中央道に佇むGIOS FELUCAを讃えよう
米沢北IC手前で一般道に出ると、案内板も誘導員も皆無。前走者を頼りに5kmほど走り、米沢市役所前のゴールゲートへ戻ってきました。出迎えてくれたのは、フォトサービスのカメラマンのみ (´;ω;`)
大会運営は難ありだったけど、征服欲が大いに満たされたので、不思議と腹は立たないんだな。いやあ、人間ってのは実にいい加減なものですな。この日の総走行距離は約83.8km。走行ルートはコチラです。今度は、もっと近場の道路開通イベントを見つけようっと。
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