愛車のGIOS FELUCAに似合う外観のクランクセットを装着すべく、中古品のULTEGRA FC-6600を入手。1年半ごしで取り付け準備を終え、これまで装着してたFC-6700の取り外し作業に着手します。失敗することなくクランクセットを換装できるとイイのだけど……。
これまでFELUCAに装着してきたFC-6700の取り外しを開始。まずは左クランクアーム付け根の固定ボルトを5mmヘックスレンチで外します。固定ボルトのワッシャーを紛失しないように注意
固定ボルトを外したら、細いマイナスドライバーで落下防止ツメを起こします。うへっ、汚ねえ! グリスが呼んだ砂ぼこりにまみれてました。汚れをよく拭ってキレイにしておこう
次にクランクキャップをクランク取付工具(TL-FC16)で外します。ここはトルクレンチを使えないから、外すときのトルク感を記憶しとかなくちゃ(締めすぎるとクランクが渋くなるらしい)
左クランクアームをクランクシャフトから引き抜くと……。ギニャ〜、これまた汚ねえ! グリスに付着した小砂利やホコリで真っ黒! ときどき、ここも清掃しないとダメだなあ
続いて、右クランクアームを引き抜きます。なかなか手が届かないスパイダーの裏側を中心に、黒々ドロドロ。左右のクランクともWAKO’S フォーミングマルチクリーナーを吹いて清掃しとこう
その割にボトムブラケット(DURA-ACE SM-BB7900)はキレイ。分解清掃も覚悟してたけど、回避しよう(よかった)。フォーミングマルチクリーナーが染み込んだウエスで清掃しときます
いよいよ、FC-6600の装着作業。クランクシャフト全周にDURA-ACEグリスを薄く塗って、BBシェルに通します。次いで、シャフトの穴と左クランクアームの切り欠きを合わせ、正位置で仮組み
左クランクアームのキャップを、クランク取付工具(TL-FC16)で締めます。先ほど緩めたときのトルク感を頼りに、取付工具を時計回りにねじ込みます
続けて、左クランクアームの根元へ落下防止ツメを正しい向きで挿入し、固定ボルトを装着。2本の固定ボルトを交互に5mmヘックスレンチで締め、最後はトルクレンチを使って12Nmで締めます
以上でクランクセットの換装は完了。実はチェーンリング装着位置や落下防止ツメの向きを間違え、何度か手戻りを発生させちゃいました。それはさておき、いかがでしょう? このスタイリング
ULTEGRA FC-6600の形状は、思った以上にGIOS FELUCAとマッチング。惚れぼれする装いになったFELUCAちゃんを眺めてると、時間が経つのを忘れちゃいます。ああ、クランクセットを換装してよかった。そんなGIOS FELUCAの全容は、コチラをご覧ください。
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