ULTEGRAクランクを先祖返り[前編]

saruvera

もともと2×9速のGIOS FELUCAを2×10速化して、もう6年が経とうとしてます。コンポーネントを当時最新型の6700系ULTEGRA(一部は7900系DURA-ACE)に換装したFELUCAちゃんで、数々のレースやサイクリングを走ってきました。
 
乗るほどに愛着が増すFELUCAちゃん。やりすぎ感のある独特のたたずまいは、いまも気に入ってます。ただ一点、細身のクロモリフレームにちっとも馴染まないクランクセット(FC-6700)のスタイリングを除いては。もうね、気になりはじめると夜も眠れないほど癇に障ります。
 
愛車 GIOS FELUCA で BIKE TOKYO 2016 に参加性能的には文句のないFC-6700だけど、このカブトガニみたいな外観がGIOS FELUCAに似合わず、どうにも許せない。自転車の表情を大きく左右するパーツだから、デザインも重要なのよ
 
中古品のULTEGRA FC-6600 クランクセットあまりにも頭がカッとなって、つい買ってしまった中古のULTEGRA FC-6600(1年半ほど死蔵してました)。多少の傷や汚れはあるけど、7,000円台だったわりには美品ではないでしょうか
 
デッドストックのULTEGRA FC-6600チェーンリング(53T/39T)FC-6600純正チェーンリング(PCD130mm)は、新品が残ってるうちに入手しておきました。ちなみに歯数は、アウターが53T、インナーが39Tです
 
左クランクアームのキャップをクランク取付工具で外すそれではクランクセットをFC-6700からFC-6600へ、先祖返りさせる換装作業をはじめますか。まずは左クランクアームに仮止めされてたキャップを、クランク取付工具(TL-FC16)で外します
 
クランクアームの固定ボルトを外す次に左クランクアーム根元の固定ボルトを、5mmヘックスレンチで外します。本来は固定ボルトの次にキャップを外すのだけど、今回は仮止めされてただけのキャップを先に外しちゃいました
 
クランクアームの落下防止ツメが起き上がった固定ボルトを外すとフリー状態になる落下防止ツメを起こせば、クランクシャフトから左クランクアームを外せます。クランクアームをプラスチックハンマーで軽く叩いたら、簡単に抜けました
 
チェーンリングの固定ボルトを対角線の順に12Nmで締めるチェーンリングは新品に交換しちゃいます。チェーンリングの固定ボルトをある程度まで5mmヘックスレンチで締め、最後はトルクレンチで対角線の順に指定の12Nmで締めます
 
ボルト穴に詰まったDURA-ACEグリスは綿棒で除去固定ボルトや各部品の接面は、固着を防ぐためにDURA-ACEグリスを塗っておきます。が、不器用なのでパーツをグリスまみれにしちゃいました。はみ出たグリスはペーパーや綿棒で除去
 
以前のクランクからSPEED PLAYペダルだけ先に取り外すそうだ。クランクを換装する前に、FC-6700からSPEED PLAYペダルを先に外しとかなくちゃ。クランクを外してからだと、力を使うペダル外しは大変だもんね
 
FC-6600にSPPED PLAYペダルを移植SPEED PLAYペダルをFC-6600に移植(仮止め)し、クランクセットの取り付け準備は完了。いまとなってはちょっぴりクラシカルな外観が、GIOS FELUCAに似合いそうです
 
ああ、FC-6600クランクを装着したFELUCAの姿が楽しみだなあ。逸る気持ちを抑えて、今度はFC-6700の取り外し作業を行います。駆動力を最初に受ける肝心なパーツだから、迂闊なことを仕出かさないように気を付けなくちゃ。ということで[後編]へ続きます。
 
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