館林うどんを求めるロングライドに出かけたミニベロおやじ一行は、江戸川〜利根川〜渡良瀬川のサイクリングロードを遡上して渡良瀬遊水地へ到達。まだ午前中だというのに30℃を超える気温に辟易しつつ、館林市街地へ向かう準備を整えるのでした(前編を参照)。
これから走るグンマーの平野部は、熱風が吹く焼けた大地。熱中症にならないよう、クールダウンと水分補給に気を付けねば。水道水を全身に浴び、ハイポトニックCCDを入れたドリンクボトルに自販機のミネラルウォーターを給水。さあ、埼玉・栃木・群馬の三県境へ向かうとするか。
渡良瀬遊水地エントランスのモニュメント前で LIGHTCYCLE Ti451 の記念撮影を済ませ、11:30頃に走行を再開。道の駅かぞわたらせを経由して三県境へ向かいます。なお、このときSPEEDPLAYクリートカバーを脱落紛失した模様(後で気付いた)。
田畑の中にある埼玉・栃木・群馬の三県境。ボランティアのじいさまの長い説明(何度も聞いたことがある)は途中で離脱し、先を急ぐことにします。実は渡良瀬遊水地と道の駅で時間を費やしすぎて、予定時刻を40分以上もオーバーしてるのですよ。
ということで、東武日光線柳生駅の南側からわたらせ通りを西走。やがて国道354号の旧道へ入り、館林市方面へ向かって板倉町を横断します。その道すがら、2年半前のソロライドでDNFした群馬銀行前を通過。いやあ、懐かしいなあ。
その後はバイパス道を避けて住宅地を走ったりして、12:30頃につつじが岡公園へ到達。公園内のふれあい橋からこいのぼりの大群を眺めてると、第4の合流者・テルさん@DAHON K9Xが現れました。ひたち海浜公園でポタリングした後、ここまでクルマ輪行してきたそうな。
こうして本日の全参加者が合流を果たしました。何だろう、このクエスト感。ミニベロおやじ達は各自、こいのぼりを背景に愛車を撮影したりミニベロ談義をしたりして過ごした後、ついに目的地のうどん本丸へ。まあ、残り1km足らずの距離なんですけどね。
館林市の中心部にある食事処うどん本丸の店舗は、館林うどん本社を兼ねた建物のようです。子供の頃にときどき見たなあ、こういう重厚かつ未来感のあるコンクリート建造物。調べてみたら1983年(昭和58年)竣工とのこと。やっぱりね。
待望の冷たい館林うどんは滑らかな舌触りで、噛むともちっとした歯ごたえ。口内で上品に漂う小麦の風味が堪りませんな。2枚食べちゃったよ。天ぷらにしたナマズは、ふんわりとした身で淡白な味わい。これは暑い日に最高の組み合わせじゃないか。ロングライドの甲斐があったなあ。
うどん本丸で1時間待ちも許せる満足感を得た一行は、最後の立ち寄り場所である茂林寺へ向かって14:30頃に走行を再開。このとき、先導してくれたテルさんのDAHON K9Xが予想外に速くて驚きました。16インチタイヤなのに平気で30km/h巡航するんだもの。
こんな具合に20分ほど走って、茂林寺の総門へ到着しました。ここは文福茶釜ゆかりの禅寺だけあって、門前売店も境内もタヌキの像や置物だらけ。かわいいものから不気味なものまで、よくもこれほど集まったものだなあ。
最も心惹かれたのが、この茶釜タヌキ像。語りかけてるような姿が愛らしいですね。こうして20分ほど茂林寺を散策して解散。くらたまごさんは自走帰宅へ、テルさんは足利フラワーパークへ向かうのでした。アタクシ? イヤだよ、38℃もあるのにプラス100km走るなんて。
ということで、saruveraとくれよんレンジャーさんは館林駅から東武伊勢崎線で輪行。冷房が効いた特急で、うたた寝しながら浅草まで戻ります。2年半ぶりのグンマーライドは、楽しかった、旨かった、そしてやっぱり暑かった!
さて、17:30頃に浅草駅へ到着したsaruveraは、駅の隅っこで愛車を組み立てて18:00頃に帰宅。この日の走行距離は約105.2km、走行ルートは[コチラ]です。そして次回のツール・ド・うどんは、超苦手な山岳路(定峰峠)なんだよなあ……。
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