軽くて高剛性なカーボンフレーム。700Cではすっかり主流になったけど、ミニベロでは未だに数えるほどしかありません。そんなマイナーな存在のひとつに、浦和サイクルセンターが販売する「MICHEL フルカーボン ミニベロ」フレームセットがあります。
saruveraの身近なところでは、チーム小輪爺のmontaくんが去年「MINI LOVE ’12」に合わせて購入。ところが、翌月の秩父ロングライド中に転倒して破損し、わずか2カ月/走行距離160kmでお蔵入りになったものでした。
当のmontaくんは先日、浦和サイクルセンターでアルミ製ミニベロ「MICHEL 801」のフレームセットを新たに購入。この新車用に部品を取られた件のカーボンフレームが無惨な姿を晒してたので、彼を言葉巧みに誘導して格安で譲り受けたのであります。
montaくんから 騙し 譲り受けたカーボンモノコックのミニベロフレーム。フレームサイズ480mm/シート角72°なので、FELUCA(510mm/70°)より前乗りな感じ
トップチューブに、ほぼ1周にわたってクラックが入ってます。浦和サイクルセンターの店主さん曰く「試乗した印象では、カーボン繊維は切れてなさそう」
カーボンモノコックらしさがあふれる形状のシートステイ。クロモリのFELUCAとは大きく異なる形をしてます
カーボンのチェーンステイにアルミ製のエンド金具を接着したリアエンド周り。青梅ライドのときのような転倒をしたら、ポッキリ折れそうで怖い (((( ;゚Д゚)))
シートチューブには、montaくんが使ってた105(5700系)のフロントディレイラーが残ってました。そのまま使おうか、どうしようか
ヘッドセットはインテグレーテッド式で、外径は上下とも45mmとのこと。FSA製カーボントップカバーが付いてました。ちなみに、ヘッド角は72°です
もともとのカーボン製フロントフォークはmontaくんがMICHEL 801に流用したので、替わりにMICHEL 801のアルミ製フォークが取り付けられてます。これどうしよう
思わず手に入ったカーボンフレーム。どんなパーツを組もうか妄想は尽きないけど、まずはトップチューブのクラックを診断・補修するとしますか。せっかくだから、カーボンドライジャパンの提携店に持ち込んでみようかな。気長なプロジェクトの開始です。
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