雨ニモマケズ鳥越祭とVelo彩と

とうに梅雨入りしてるのでは？　5月の連休明けから毎週末のように雨が降り、気付けば6月も中旬になっちゃいました。我家のある地域では恒例行事の鳥越祭が催され、同日にcafeミニベロ空さん主催のポタリングイベント “Velo彩” も開催されることになりました。

地域行事にも顔を出したいけど、彩湖までポタリングしてピクニックを楽しむVelo彩にも参加したい。そこでスケジュールを組み立てたり、各所へネゴったり、GIOS FELUCA をポタキャン仕様にしたり……。あれこれ裏工作しながら当日を迎えたのでした。

そして当日の朝6:20。一緒にVelo彩へ参加する夜鷹眼さんと鳥越神社前で待ち合わせ。およそ4tある千貫神輿の宮出を見物した後、ポタリングへ出発するのでありました。断続的に霧雨が降ってるけど気にせず行こう。そのうちに雨は止むはずさ。

で、春日通りと新堀通りの交差点でhiroさんと合流。2台のbirdyと連なって合羽橋道具街を縦断し、三ノ輪から都電荒川線に沿うように走って町屋駅前へ。この界隈も祭のようですね。そんな町屋から尾竹橋通りを北上して足立区へ向かいます。

尾竹橋で隅田川を渡り、続く西新井橋で荒川を渡って足立区へ突入。その後は交通量の少ない本木新道で北上を続けます。この絶妙にクネクネした道路が、いかにも足立区っぽくて好きです。やがて見えてくる環七の手前を左折し、住宅街を迷走しながら江北バス通りへ。

こうして江北バス通り沿いにあるcafeミニベロ空へ到着。ところが、今回のVelo彩の集合場所はキッチンとれたて前だったそうで、こりゃあ失礼しました。勘違いを詫びてから、改めて荒川サイクリングロードへ向かうことになりました。

紆余曲折の末、8:40頃にキッチンとれたてへ着くと、すでにかなりの数の人が集まってました。そこで、10人程度のグループに分かれて走ることに決定。とりあえず25km/h維持で走りはじめたら、いつの間にか牽引役になってました。アタクシでイイのですかい？

途中に後続グループの合流を挟みながら、荒川の左岸CRを遡上。曇天ながら気温と湿度が高く、停車すると汗がじっとり出てきます。走行を再開したときに体へ当たる風が、この上なく気持ちいい！　上空の雲は徐々に薄くなり、雨の心配をせずにピクニックを楽しめそうです。

こんな調子で9:50過ぎに彩湖のバーベキュー広場へ到着。日差しが強くなってきたので、まずはDODサカナシェード2を設営して日除けを確保することにしました。5分もせずに組み立てられて、自立式なので移動も簡単。デイキャンプで重宝します。隣で見てたto-ruさんが購入を決意した模様。

さあ、次はフィールドコーヒーの支度をしますか。チタンマグポットに注いだ水を固形燃料で沸かし、たっぷりの粗挽きコーヒー粉とひとつまみの岩塩を投入。ときどきポットを揺らしてコーヒー粉の沈澱を促しつつ、30分ほど待てば完成です。これを持参した氷で冷やし、周りの方へお裾分け。

Velo彩の参加者は初見の方だけでなく、久しぶりに顔を合わせる方も多々。いずれもミニベロ沼の住人が多くて会話が弾みます。あと、夜鷹眼さんからカレーライスを、hiroさんからウインナーを、to-ruさんからナッツを、junさんからピザをいただきました。ごちそうさまです。

各自がピクニックやミニベロ談義に興じる間にも、参加者が続々と合流。最終的に91人も集まりながら、大きな混乱やトラブルもなかったのだからお見事。主催したcafeミニベロ空のてくてくさん＆リカさんへの拍手が止みません。ありがとうございました。

すっかり夏空になった13:30頃、Velo彩は大盛況のうちに散会。我々は最寄りのコンビニで帰路の水分とガリガリくんを補給するのでした。知覚過敏と戦いながらクールダウンを済ませ、夜鷹眼さん・hiroさんのbirdyペアにto-ruさん@Cannondale Hooliganを加えた4人で荒川CRを南下。

帰路の荒川CRは結構な向かい風が吹き、なかなかの手強さ。そこで、往路は牽引したからと屁理屈を並べてbirdyペアに牽いてもらうことにしました。巨大なバックパックを背負った夜鷹眼さんの後方は、全くの無風状態で楽だわ〜。などと戯れ合いながらキッチンとれたてへ。

で、キッチンとれたてで30分以上も雑談してから散会。扇大橋で荒川を渡ったsaruveraは、熊野前から町屋を経由して尾竹橋通りで入谷へ。その先の浅草通りから南側は、鳥越祭の真っ最中。行き交う人々を縫うように徐行しながら17:00頃に帰宅となりました。

この日の走行距離は約56.7km、走行ルートはコチラです。回を追うごとに盛況になるVelo彩は、次回を9月14日（日）に開催予定とのこと。キャンプの好適期だけに、楽しみ方の幅も広がりそう。いかに携行品を少数に絞り込めるか、それが問題ではありますな。