庭のないマンションに住んでると、自転車をイジる場所の確保に苦労しますね。メンテナンスにはベランダを使用してるけど、下階への水漏れは厳禁。汚れた自転車を洗車するにも、水を使うわけにはいきません。そんなわけで、ケミカル用品を駆使して “水なし洗車” に努めてます。
水たまりが残る荒川CRを走って泥だらけになったGIOS FELUCA。そーっとベランダに運び出した後、車体を揺すったり手で軽く叩いたりして、カピカピに乾いた泥の欠片を落とします
乾いた泥をムリに取ろうとすると、塗装面に傷が付きます。大きな泥汚れにだけCRC 5-56を吹き、ふやかしてからウエスで拭き取ります。5-56はゴムやグリスを溶かすので、吹く場所と量に注意
大きな泥を落とし終わったら、WAKO’S フォーミングマルチクリーナーの出番。泡状になって汚れを浮かび上がらせ、やがて液状になりながら流れ落とす “水なし洗車の大本命ケミカル” です
裏返したGIOS FELUCAに向けて、フォーミングマルチクリーナーを噴射。泡で全体を覆うように、隈なく吹き付けます。1本1000円を惜しむ気持ちを振り払って、景気よく吹き付けます
このフォーミングマルチクリーナーは弱アルカリ性・ノンシリコンなので、樹脂パーツやタイヤに吹き付けても無問題。ブレーキも遠慮なく泡まみれにしちゃいます
泡が数分ほど持続するおかげで、コントロール性も良好。スプロケットを清掃する場合、液状になる前にウエスで拭き取れば、ハブ内部にクリーナーが浸透するのを防げます
スプロケットの裏面からフォーミングマルチクリーナーを吹き付け、8分ほど放置してからウエスで拭いてみました。メンテナンス時の清掃でこれだけキレイになれば、上出来ではないでしょうか
一方、チェーンはプレート内側の汚れも除去したいので、フォーミングマルチクリーナーが液状になって流れ出るまで放置します。ここの油切れは、最後にチェーンルブを塗布すれば済む話だもの
15分後、液状になったフォーミングマルチクリーナーが垂れてきたのを確認してから、チェーンを豚毛ブラシで軽くこすってウエスで拭きました。さすがにチェーンクリーナーには敵いません
泡を拭き取れば “水なし洗車” の完了なので、仕上げに新兵器を投入。WAKO’S バリアスコートでフレームをガラス系コーティングし、薄れたツヤを復活させつつ汚れからの保護を試みます
といっても、バリアスコートを付属のウエスに付けてフレームを拭くだけ。よく伸びるので少量で済みます。GIOS FELUCAにツヤが少し戻ったように見えるので、使い続けて経過観察しようっと
FELUCAは一気にコーティングしちゃったので、改めて相方のBRUNO SKIPPERでバリアスコートの効果を検証。未施工の部分と比べると、くっきり明るいツヤが出てるのを確認できます
2台のミニベロの洗車とコーティングに要した時間は、約3時間。バリアスコートの保護効果が発揮されれば、汚れが落ちやすくなって、洗車の手間と時間はさらに減るはず。いやあ、水を一滴も使わずに自転車を丸ごと洗車できちゃうなんて、イイ時代になりましたね。
2 コメント
自分は毎回走った後にすぐフレームとタイヤ周りは柔らかい布でササッと水拭きしちゃいます。
その後、落ちない油汚れはバイクウォッシュで拭いて、ワックスです。
1〜2時間ぐらいですかね。
チェーンやスプロケは走る前日に全部外してバラして、洗面所でシンプルグリーンで水洗い後、注油って感じです。黒い液と金属粉が排出されるのでクリーニング効果ありそうですよ。
こっちも慣れてるので1時間ぐらいかな。
>まりぽさん
ひゃ〜、まりぽさんはマメですね〜! どうりで、いつも自転車がキレイなわけだと感心します。それだけ手をかけてもらえる自転車は幸せですね。ズボラなsaruveraは、頭が下がるばかりです(あと洗面所でチェーンやスプロケを洗ったら殺されますw)。まりぽさんを見習って、もう少しFELUCAに手間を注ごうかなと反省中 (´・ω・`)